Windows
バージョン 2003.06.13
リリース日付: 2004 年 9 月
最終更新: 08/03/2004
マテリアル ID/パーツ番号: GI11-5988-00
© Copyright IBM Corporation. 1996, 2004. All Rights Reserved.
本ソフトウェア (「本著作物」) は、アメリカ合衆国その他の国々の著作権法及び種々の条約により保護されています。 IBM Corporation の文書による事前の同意を得ることなく本著作物を複製し又は頒布することは、禁じられています。
このリリース ノートは、この製品のリリースが準備された時点で正確なものです。 このファイルの最新バージョンは IBM Publications (www.ibm.com/shop/publications/order) から入手可能です。 IBM Publications Center で GI11-5988-00 (日本語版) GI11-5905-03 (英語版) を検索して、このリリース ノートの最新バージョンを見つけてください。 (IBM Publications Center を検索するには、www.ibm.com にアクセスして、[Search] フィールドで「IBM Publications Center」と入力してください。)
この IBM Rational SoDA リリース ノートは、以下の情報を提供します。
このリリース ノートの更新バージョンは、WWWで定期的に通知されます。 IBM Rational Web サイト (http://www-6.ibm.com/jp/software/rational/support/) をチェックして、この資料の最新バージョンを使用していることを確認してください。
サービスのリリース ノート情報を更新する場合は、Rational SoDA Service Release Notes にアクセスしてください。
IBM Rational SoDA for Word をインストールする準備ができている場合は、以下の Web に入手可能な最新のダウンロードがあるかを必ずチェックしてください。
1. http://www-6.ibm.com/jp/software/rational/support/ にアクセスします。
2. 次に、[ダウンロード] にアクセスし、[修正プログラム] に進みます。
重要なお知らせ (インストール前にお読みください)
このリリースの新機能
製品資料
ハードウェア/ソフトウェア情報
SoDA for Word を以前のバージョンからアップグレードする
Rational SoDA for Word 使用時の制限事項とガイドライン
IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ
この章にはバージョン 2003.06.00、2003.06.12、および 2003.06.13 の Rational SoDA for Word に含まれる新機能と更新された機能に関する情報が含まれます。
MS Project 2003 と、使用可能な場合 Rational XDE Tester を除く Rational XDE バージョン 2003.06.00 に対するレポート機能。
ドメインのヘルプ
SoDA のヘルプ システムからドメインの情報が削除されました。 各ドメインはその PDF ファイルに記述されています。 各ドメインの PDF ファイルは SoDA メニューから [SoDA]、[Help on Domains] の順にクリックし、該当するドメインをクリックすることにより使用できます。
[Refresh] コマンド
SoDA メニューにあるこの新規の [Refresh] コマンドは SoDA を最後に開いた時点からのポイント製品に対する動的スキーマの変更を再ロードします。
Microsoft Windows XP SP2 のサポート
IBM Rational のマニュアルは、オンラインで http://www-6.ibm.com/jp/software/rational/download/ から入手できます。
このセクションでは、IBM Rational SoDA for Word をインストールして実行するためのシステムおよびソフトウェア要件を説明しています。
以下の表は、IBM Rational SoDA の追加のシステムおよびソフトウェア要件を記述しています。
Rational Setup Wizard は以前のバージョンの Rational SoDA for Word と関連するライセンスを削除します。
レポートを生成する対象の Rational 製品と同じ場所に SoDA for Word をインストールする必要があります。
LEAD Technologies, Inc.が提供する以下のファイルがこのリリースに組み込まれています。
特定の状況において、Rational Version 2003 製品を、Windows 2000 上で Windows "Change Journal" (ログ) が使用可能になっている NTFS パーティションにインストールすると、ファイル システムの破損が発生する可能性があります。 この破損は Windows 2000 の障害が原因です。Rational Version 2003 製品を Windows 2000 が稼働するコンピュータにインストールする前に、以下を実行してください。
SoDA for Word をフランス語版の Windows NT4 SP6a オペレーティング システムに正しくインストールするには、Internet Explorer (IE) 6.0 と Microsoft Security Roll-Up Patch (SRP) (Windows NT 4.0 Service Pack 6a (SP6a) Hotfix) を先にインストールしておく必要があります。 SoDA for Word のインストール時に以下のメッセージが表示される場合があります。
"This product to restrict installs to NT4SP6a and up, W2K SP2 and up, and WinXP (この製品はNT4SP6a以上、W2K SP2以上、および WinXP へのインストールは制限されています)"
この場合はインストールを取り消し、IE 6.0 と Microsoft SRP をインストールしてから SoDA for Word をインストールしてください。
この製品のアップグレードに関する既知の問題はありません。
しかし、ユーザー定義されたテンプレートを Rational インストール ディレクトリに保存する場合は、他のディレクトリに同じテンプレートのバックアップ コピーを保存することが推奨されます。
SoDA for Word のバージョン 2003.06.13 は、バージョン 2003.06.00 の使用許諾が必要です。 それ以前のリリースのライセンスは無効です。
この章では、SoDA for Word を Rational 製品とサードパーティ ソフトウェア製品を含む他社の製品と併用する場合の、特別な注意事項について説明します。
SoDA for Word バージョン 2003.06.xx は、同じバージョン 2003.06.xx の Rational 製品について報告することができます。 SoDA は、他の Rational ポイント製品と同様に後方互換性があります (つまり、個々の Rational 製品のバージョン 2003.06.xx は、それ以前のバージョンの製品からのデータを読み取ることができるので、SoDA もそのデータを読み取ってそれについて報告することができます)。
以前のバージョンの Rational XDE と異なり、Rational XDE Tester を除く 2003.06.00 の Rational XDE は Rational SoDA for Word に対応します。 Rational XDE に関する詳細情報は Rational サポート Web サイトでご覧ください。
対応するほかの Windows NT/2000 Server システムと同様に、Windows Terminal Server コンソール システムでも SoDA for Word をインストールし、実行することができます。
Terminal Server の構成は、Terminal Server のリソースによって制限されています。 SoDA は、Word に依存しているため、メモリ集中型アプリケーションです。 最良のパフォーマンスにするには、Terminal Server 上の実メモリ (RAM) を可能な限り増やし、仮想メモリを制限なしのままにしてください。
Terminal Server クライアントで Rational 製品を使用する場合は、フローティング ライセンスを使用するようにコンソール システムを構成する必要があります。
この製品に関する既知の制限はありません。
以下ではこのリリースにおける既知の障害と制限について説明します。
RATLC00009488 |
SoDA for Word を英語版以外の Microsoft Word と併用すると、Word のドメインから見出しを選択して復元することができません。これはソース コードが、日本語で定義された見出しでなく英語で定義された見出しを使用するスタイルの段落として定義するためです。 回避対策:SoDA テンプレートで、REPEAT Paragraph コマンドを変更し、[Advanced] チェックボックスを選択し、次いで And Where ステートメントを以下のように作成します。 |
RATLC00016147 |
Rational RequisitePro と Word の統合がインストールされており、そのコンピュータで Word を起動したことがない場合には SoDA for Word が正しく起動しません。 回避対策: Word が起動されていないマシン上で以下のようにします。 |
RATLC00019981 |
組み込みテンプレート "Data Dictionary of Classes with Attributes and Operations" (ClassesAttrsOps.doc) は、Rose RealTime からは使用できません。 Rose RealTime を起動した場合は、サンプルの Rose RealTime モデルを開き、[レポート] > [SoDA Report] をクリックしても、[Generate Rose RealTime Report] ダイアログ ボックスにはこの組み込みテンプレートはリストされません。 回避対策:この問題を回避するには次の手順に従います。
|
RATLC00020353 |
[Template Builder] を起動して [ProjectConsole]、[Template View] の順にクリックし、SoDA for Word を起動して [SoDA]、[Template View] の順にクリックすると Template Builder の [Template View] のダイアログ ボックスが表示されます。 回避対策:SoDA for Word を使用する前に Template Builder を終了します。 |
RATLC00046972 |
英語以外のオペレーティング システムでは、Word の測定単位がセンチメートルに設定されていると Rose RealTime から抽出されたダイアグラムのイメージがない、切り取られている、サイズが間違っているという問題が生じます。 回避対策:[ツール] メニューから [オプション] を選択し [全般] タブをクリックして、Word の [使用する単位] を [インチ] から [ミリメートル] に変換します。 |
RATLC00248424 |
Internet Explorer 6.0 で SoDA ヘルプを開いて目次を表示すると、フォーカスを制御に移動することができない、という内容のエラーメッセージが表示されることがあります。 回避対策:ヘルプ システムをこれ以上の妨げなく使用するには [OK] か [No] をクリック (環境により異なる) してメッセージ ボックスを閉じます。 |
RATLC00027119 |
メッセージの一部がシーケンス ダイアグラムで表示されません。 回避対策:Rose で該当するダイアグラムを表示して、[書式] > [すべてのアイテムの自動サイズ調整] の順にクリックします。 |
RATLC00364847 |
統合された SoDA を背景で実行し、最小化した状態では、予期せぬ振舞いが起こります。 回避対策:統合された SoDA を使用する場合には最小化しないでください。 |
RATLC00367282 |
SoDA レポートが XDE モデルに対して実行されても SoDA データ アクセス レイヤにより背景でモデルが開いているため、モデルを変更できません。 回避対策:SoDA セッションが終了するまで待ち、その後モデルを更新する前に SoDA を閉じます。 |
RATLC00368817 |
SoDA 経由ではデータはすべて文字列として返されます。 したがって数値でなく文字列値が比較されるため、100 の値が 99 未満になります。 |
RATLC00370610 |
XDE データのレポートを実行するには XDE を実行する必要があります。 回避対策:レポートを作成する前に XDE を実行します。 |
RATLC00370695 |
Word 2002 にアップグレードされた Word 2000 のテンプレートは不正にサイズの変更されたグラフィックを作成することがあります。 これはグラフィック表示で希望するデフォルト サイズを過小にリセットする可能性があるという、Word のアップグレード手順により生じる問題です。 回避対策:サイズを修正するためにグラフィックを手動でリセットします。 |
RATLC00370976 |
Word 2002 のテンプレートを Rose との統合から開き、その後 SoDA のコマンドが表示された状態で保存すると、Word の内部エラーが発生します。 回避対策:このように開いたテンプレートを保存する前に SoDA コマンドを非表示にします。 |
RATLC00959454 / IC41721 | すべての設定が program files\rational\sodaword\ ディレクトリ内の soda.ini ファイル 1 箇所に保存されているため、Teminal Server 環境では複数のユーザが SoDA 密統合を使用することができません。 |
SoDA は Word のコメント機能を使用して SoDA レポートの情報を抽出し表示するために必要な引数を保存します。
Word 2002 と Word 2000 におけるコメント機能の表示と振舞いは異なるため、これらの使用方法も異なります。
SoDA ヘルプには Word 2002 の手順が含まれていません。 したがって Word 2002 を SoDA と併用する場合は、Rational’s Solutions Knowledge Base の Word 2002 に関する情報で、以下の情報を確認してください。
Word 2003 を使用したバージョン 2003.06.12 の SoDA for Word におけるコメント機能の振舞いは Word 2002 のそれと微妙に異なりますが、Word 2000 に似ています。この相違点はヘルプには記述されていませんが、ここで提供されています。
Word 2002 のように、Word 2003 も Word のコメント (および SoDA コマンド) を表示するには、マークアップをオンにする必要があります。 ただし、このバージョンの SoDA では、デフォルトのマークアップ設定はオンですが色が白なので、マークアップはユーザには見えません。これは通常の Word の使用におけるコメント機能には影響ありません。 SoDA でコメントの機能は常時有効となっているため、Word の表示/非表示アイコンを使用して SoDA のコマンドの表示/非表示を切り替えることができます。 変更箇所の表示機能とカーソルの位置は、このバージョンでは無関係です。(これは Word 2002 とは異なります)
現在ドキュメントに関する既知の問題はありません。
ドメイン名 TeamTest は TestManager に変更しました。 これに関する一部の情報がマニュアルやソフトウェアで変更されていない可能性があります。 2 つのドメイン名は同じドメインを指します。
サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。 詳しくは、http://www-6.ibm.com/jp/software/support/ を参照してください。
IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、ユーザが自分でサポート情報を検索することができます。 国別の電話番号については、「IBM Software Support Handbook」の『Appendix B』を参照してください。 連絡先情報は、http://www-6.ibm.com/jp/software/support/ にあります。