IBM® Rational™ PurifyPlus for Windows リリース ノート v2003.06.13

バージョン 2003.06.13 2004 年 9 月

最終更新日: 07/30/2004

資料 ID:Gl23-7202-03


(C) Copyright IBM Corporation.1992, 2004. All Rights Reserved.

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このリリース ノートには、この製品のリリース準備中の時点での正確な情報が含まれています。最新ファイルは IBM Publications Center で入手可能です。GI23-7202-03 (日本語版)GI23-7201-03 (英語版) で最新バージョンを検索してください。IBM Publications Center を検索するには www.ibm.com に移動して、検索フィールドに "IBM Publications Center" と入力してください。


範囲

本書で説明され、このサービス リリースに含まれる製品の変更は、以下の製品が対象となります。

以下のバージョンから更新する場合は、pplus_readme_sr.html を参照してください。

サービス リリース ノートには以下が含まれます。

メモ:Rational サービス リリース v2003.06.01 は英語版の Rational 製品 (v2003.06.00) のみを対象とします。このサービス リリース (v2003.06.13) は、Rational 製品 v2003.06.10 の日本語版に対する 2 番目のサービス リリースです。これには v2003.06.01 に対する修正が含まれます。このドキュメントに含まれる一部の情報は最初のサービス リリースを指すもので、特別な記述がない限り Rational 製品 v2003.06.00 と v2003.06.10 を対象とします。

このリリース ノートでは、このリリースでサポートされるプラットフォームと既知の問題を含む PurifyPlus インストールと使用法に関する重要な情報を示します。

PurifyPlus のコンポートネントには以下が含まれます。

このリリース ノートでの 「PurifyPlus」 に対する記述は、Purify、Quantify、PureCoverage のすべてに該当します。

目次

このリリースにおける新機能
サービス リリース 2003.06.13 における新機能
サービス リリース 2003 06.12 における新機能
サービス リリース 2003.06.01 における新機能
サービス リリース 2003.06.00 における新機能
製品マニュアル
ハードウェア/ソフトウェアに関する情報
インストール、アップグレード、使用許諾
インストール情報
インストールに関する問題
アップグレード
使用許諾
互換性に関する問題
Rational 製品との互換性
サード パーティー製品との互換性
制限とガイドライン
既知の問題と解決済みの問題
このリリースでの既知の問題
各サービス リリースで解決された問題
サービス リリース 2003.06.13 で解決された問題
サービス リリース 2003.06.12 で解決された問題
サービス リリース 2003.06.01 で解決された問題
ドキュメントの更新
追加情報
IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

このリリースにおける新機能

サービス リリース 2003.06.13 における新機能

サービス リリース 2003 06.12 における新機能

サービス リリース 2003.06.01 における新機能

サービス リリース 2003.06.00 における新機能

製品マニュアル

PurifyPlus 製品に関する追加の説明書を以下の場所から取得できます。

ハードウェア/ソフトウェアに関する情報

以下の項では、このバージョンの PurifyPlus でサポートされているプラットフォームとインストール要件の概要を示します。

デスクトップの要件と推奨事項
項目
ハードウェアの要件と推奨事項
オペレーティング システム
  • Microsoft Windows XP Professional、Service Pack なし、Service Pack 1、2
  • Microsoft Windows 2000 Professional Service Pack 2、3
  • Microsoft Windows 2000 Server Service Pack 2、3
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server Service Pack 2、3
  • Microsoft Server 2003 Standard Edition、Service Pack なし、Service Pack 1
  • Microsoft Server 2003 Enterprise Edition、Service Pack なし、Service Pack 1
  • Microsoft Windows NT 4.0 Workstation Service Pack 6a と SRP (Security Rollup Package、Q299444)
ハードウェア
  • Pentium III、Pentium 4、Xeon、Opteron
  • 500 MHz 以上
  • 必須容量 256 MB RAM、推奨容量 512 MB RAM;
    通常メモリが大きいほど、パフォーマンスは良い
  • スワップ スペース: 物理メモリの 2 倍
  • 解像度 600 X 800 X 256 色以上。High Color か True Color 推奨
  • Microsoft Mouse か Microsoft 互換ポインティング デバイス
インストールに必要なディスク容量
  • Rational PurifyPlus - 140 MB
  • Rational Purify - 100 MB
  • Rational Quantify - 100 MB
  • Rational PureCoverage - 100 MB
追加のディスク容量

(インストゥルメンテーション キャッシュを許容するために必要)
  • インストゥルメントする .exe と .dll ファイルの数とサイズに依存します。概算としてインストゥルメントしたモジュールは最初のモジュールの 1.5 倍と見積もります。
項目
ソフトウェアの要件と推奨事項
サード パーティのアプリケーションとの統合
コンパイラ
  • Microsoft Visual C++ 6.0 (Visual Studio 6.0 Service Packs 3, 4, 5 搭載)
  • Microsoft Visual C++ 6.0 Processor Pack
  • Microsoft Visual Basic 6.0 (Visual Studio 6.0 Service Packs 3, 4, 5 搭載)
  • Microsoft Visual C++ .NET (非管理)
  • Microsoft ASP.NET、Visual Basic、C++、C#、J# .NET (管理)
  • Microsoft Visual C++ .NET 2003 (非管理)
  • Microsoft ASP.NET、Visual Basic、C++、C#、J# .NET 2003 (管理)
デバッガ
  • Microsoft Visual Studio 6.0 Service Pack 3、4、5 (デバッグ形式: COFF、CV4) (デバッグ ファイル: .exe、.pdb、.dbg、.map)
  • Microsoft Visual Studio .NET (デバッグ形式: COFF、CV4、CLR) (デバッグ ファイル: .exe、.pdb)
  • Microsoft Visual Studio .NET 2003(デバッグ形式: COFF、CV4、CLR) (デバッグ ファイル: .exe、.pdb)
IDE とアプリケーション サーバー
統合開発環境
  • IBM WebSphere Application Developer 5.0、5.1.1、5.1.2
  • IBM WebSphere Studio WorkBench 2.0、2.1.2、2.1.3
  • Microsoft Visual Studio 6.0 Service Pack 3、4、5
  • Microsoft Visual Studio .NET
  • Microsoft Visual Studio .NET 2003
展開アプリケーション サーバー
  • IBM WebSphere 4.x、5.1
  • Apache Jakarta Tomcat 4.x
  • BEA WebLogic 6.x
  • Microsoft IIS 5.0、6.0
ランタイム環境
  • IBM JVM 1.3.0、1.4.0、1.4.1
  • Sun JVM 1.2.2、1.3.0 Classic、1.3.0 HotSpot (Quantify と Coverage のみ) 1.3.1 Classic、1.3.1 HotSpot、1.4.0 Client、1.4.0 Server、1.4.1 Client、1.4.1 Server
  • Microsoft JVM 3310, 3805
  • Microsoft .NET Framework、No Service Pack、Service Pack 1
Rational のマニュアル
オンライン PDF ファイルを表示するには、Adobe Acrobat Reader 4.x 以上が必要です。Adobe Acrobat Reader は、http://www.adobe.co.jp/ から無料でダウンロードできます。
言語サポート
PurifyPlus は、英語版以外の以下のオペレーティング システム上にインストールできます。
  • 中国語 (簡体字または繁体字)
  • オランダ語、フランス語
  • ドイツ語
  • ヘブライ語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • スウェーデン語
日本語以外のすべての画面、メニュー、コントロール、ウィザード、レポート、ユーザー向け文書は、英語 (US) で記述されています。
  • 中国語 (繁体字)、オランダ語、ヘブライ語、韓国語版のオペレーティング システムを使用する場合、データ (パス名など) は英語 (US) または ASCII 文字セットで入力してください。
  • 中国語 (簡体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スウェーデン語版のオペレーティング システムを使用する場合、データは英語 (US) またはネイティブ言語の文字セットで入力してください。地域の日付、時間、通貨、数字の表記規則は、入出力ともサポートされています。

インストール、アップグレード、使用許諾

インストール情報

注意 - インストール前に必要な作業

Rational セットアップ ウィザードを実行すると、デスクトップから古いバージョンの Rational 製品 (Rational ライセンスを含む) を削除するためのプロンプトが表示されます。ユーザーまたはそのシステムの管理者は、Rational 製品をアップグレードする前に必ず Rational Upgrade Center をご覧ください。

PurifyPlus を IBM WebSphere Application Developer 5.1に統合するには、PurifyPlus と IBM シェルを同じドライブにインストールする必要があります。

インストールに関する問題

サイレント インストールの設定

古いバージョンの Rational 製品がコンピュータにインストールされている場合は、インストール中に警告ページが表示されます。サイレント インストールを設定するときはこのメッセージに得に注意し、ユーザーがすべての Rational 製品をアップグレードする手順を実行することを確認してください。サイレント インストールを実行するユーザーに対しては、この警告メッセージは表示されません。このメッセージは、ユーザーのインストール ログ ファイルに表示されますが、インストール完了後にユーザーがログ ファイルの確認を忘れる可能性があります。

Eclipse シェルへの PurifyPlus のインストール

デフォルトでは PurifyPlus は Eclipse シェルを有効なインストール環境として認識しません。これを有効と認識させるには新規のレジストリ キーと関連値を作成する必要があります。

Eclipse シェルへの PurifyPlus の企業展開が必要な場合、ターゲットの Eclipse シェルに関する情報を、PurifyPlus の製品 CD-ROM の \DISK1\SITEPREP にある .dat ファイルに最初に登録する必要があります。ターゲットを登録するには、以下の形式でカンマと新規値を .dat ファイルの IDE_SHELL_DYNAMIC_OPTIONS= 行に追加します。

Eclipse:2.0:<Eclipse シェルのレジストリ キー>:<ユーザーに対して表示されるテキスト>:<使用可能なホスト シェルのリストに表示される名前>

メモ:上記の例は Eclipse のバージョンが 2.0 であることを前提としています。2.0 以外のバージョンに対しては単にバージョン番号を適切な値に変更します。

Rational 製品のインストールが失敗した後の Microsoft Office 製品へのアクセス

PurifyPlus や PurifyPlus の個々のコンポーネントのインストールに失敗すると、Microsoft Office 製品が起動しなくなることがあります。そのような場合には、以下のエラー メッセージを受け取ることがあります。「使用しようとしている機能は、利用できないネットワーク リソース上にあります。」

この問題を解決するためにはコンピュータを再起動します。

アップグレード

IBM Rational 製品をアップグレードする前に Rational Upgrade Center へ行き、製品を選択します。

メモ:2002.05.20 以前のバージョンからアップグレードを行う場合は、IBM Publications Center[upgrade] を検索し、以前のリリース情報のアップグレード情報を確認します。

使用許諾

フローティング ライセンスを使用している場合は、デスクトップ コンピュータで Rational License Key Administrator を起動する前にライセンス サーバー システムが実行されていることを確認してください。License Key Administrator が実行されていないと、ライセンス取得時にエラーが返されます。

互換性に関する問題

この項では、PurifyPlus を、Rational 製品とサードパーティ ソフトウェア製品を含む他社の製品と併用する場合の、特別な注意事項について説明します。

Rational 製品との互換性

すべての Rational 製品はリリース間で同期がとられています。複数の Rational 製品を 1 台のコンピュータにインストールする場合や、同じネットワーク環境内の複数のコンピュータにインストールする場合は、すべての製品のバージョン番号を一致させる必要があります。これは、Rational 製品が製品間で密接に統合されているためです。

IDE 統合

Rational は Websphere Studio Application Developer や Microsoft Visual Studio などの IDE 内に PurfyPlus 統合を構成するための軽量ツールを提供しています。このインストール後構成ツール (PICT) は PurifyPlusのインストール後に IDE をインストールし、統合を構成する場合に便利です。このインストール構成ツールの詳細とツール自体へのアクセスは http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24006555 を参照してください。

Rational XDE

PurifyPlus の現在のバージョン (v2003.06.00 - v2003.06.13) には、XDE バージョン 1.0 または XDE バージョン 1.1 との互換性がありません。これらの製品がシステムにインストールされている場合は、PurifyPlus Visual Studio .NET 統合をインストールしないでください。

サードパーティ製品との互換性

Windows Terminal Server 環境での Rational ソフトウェアのインストール

サポートされているほかの Windows NT/2000 Server システムと同様に、Windows Terminal Server コンソール システムでも PurifyPlus をインストールし、実行することができます。

Terminal Server クライアントで Rational 製品を使用する場合は、フローティング ライセンスを使用するようにコンソール システムを構成する必要があります。

Sun JVM 1.3.0 HotSpot

Purify は Sun JVM 1.3.0 HotSpot をサポートしていません。JVM 内でプロファイリング インターフェイスを実装すると、安定したメモリ割り当ての通知は生成されず、プロファイリング情報の信頼性が損なわれます。Quantify と PureCoverage はこの問題による影響を受けず、この JVM を完全にサポートします。

Sun JVM 1.3.1

この JVM には、Purify とのメモリ プロファイリングに影響する安定性の問題があります。これらの問題は JVM 1.3.1_01 で解決済みです。

Visual Studio .NET 2003

デフォルトでは PurifyPlus ヘルプ システムは Visual Studio .NET 2003 IDE 内に統合されません。PurifyPlus ヘルプを統合するには、以下の手順に従います。

  1. Visual Studio .NET 2003 を実行します。
  2. ヘルプ メニューの検索機能を使用して、「連結ヘルプ コレクション マネージャ」を検索します。
  3. 結果一覧から、[Visual Studio .NET 連結ヘルプ コレクション マネージャ] を選択します。
  4. トピックの文書の最後に、[VSCC に含めることのできるコレクション :] が表示されます。[Rational PurifyPlus] の横にあるボックスを選択してください。
  5. [VSCC の更新] をクリックします。
  6. Visual Studio .NET 2003 と Microsoft Document Explorer のすべてのインスタンスを閉じます。Visual Studio .NET 2003 の再スタート時に、選択したヘルプのコレクションが含まれ、選択しなかったものが除外されるように VSCC ヘルプのコレクションが更新されます。
  7. Visual Studio .NET 2003. Visual Studio を再スタートします。これには、VSCC ヘルプを更新するために数分かかります。

この時点で Rational PurifyPlus ヘルプは Visual Studio .NET 2003 Combined Help Collection の一部となります。
メモ:上記の指示は 2003 年よりも前の Visual Studio .NET リリース バージョンに該当しません。

制限とガイドライン

制限とガイドライン
項目
対象製品
制限
AppInit_DLLs PurifyPlus dll が the AppInit_DLLs レジストリ キー経由で挿入されると、挿入されたライブラリのインストゥルメントに失敗するため PurifyPlus は正しく機能しません。PurifyPlus が正しく機能するには、キーを使用するアプリケーションをアンインストールし、システムを再起動する必要があります。ユーティリティ ComSpyNT はこのレジストリ キーを使用することが知られています。
Visual C++ PurifyPlus Visual C++ で [エディット コンティニュ] を使用した、実行中のインストゥルメントされているプログラムへの変更の適用はサポートされていません。
SetWindowsHook PurifyPlus PurifyPlus と、SetWindowsHook() と SetWindowsHookEx() を使用するアプリケーション間では互換性の問題があります。通常これらの互換性の問題は、フック DLL の最小インストゥルメンテーションを使用して解決することができます。

SetWindowsHookEx() API はインストゥルメントされたプログラムで無効になっています。これはインストゥルメントされたアプリケーション内のインストゥルメントされていないコードによるフックを回避するためです。この問題の回避方法については Rational Software の技術サポートに連絡してください。

Stdin PurifyPlus [プログラムの実行] ダイアログ ボックスを使用してプログラムのインストゥルメントと実行を行う場合は test.exe < test.txt のような stdin リダイレクト要求を使用できません。このため、代わりにコマンド ライン インターフェイスを使用します。
argv[0] PurifyPlus ネイティブでインストゥルメントされたアプリケーションでは、argv[0] はインストゥルメントされたファイル名に設定されています。アプリケーションが argv[0] の固有値に依存する場合は、[設定] メニューの [実行可能プログラムの設定] から [ファイル] タブを選択して、[インストゥルメントしたファイルの名前] でインストゥルメントしたファイルの名前を指定することができます。
デバッグ データ PurifyPlus PurifyPlus はモジュールで NB05 デバッグ データ形式の使用をサポートしていません。PurifyPlus で使用するデバッグ情報を更新するには、Microsoft Visual Studio に含まれる cvpack ユーティリティ プログラムを使用することができます。これを行うにはモジュールのバックアップ コピーを作成してから、モジュールで cvpack を実行します。これにより新規デバッグ情報によりモジュールが上書きされます。
Instrumentation PurifyPlus 以下の場合にはファイルのインストゥルメンテーションが失敗します。
  • .pdb ファイルが .dll か .exe ファイルのインストゥルメント後に提供された場合。アプリケーションが再実行されると .pdb ファイルは再インストゥルメントされません。
  • デバッグ バージョンと製品バージョンなどの同じ名前と作成日を持つ 2 つの .dll が入れ替わった場合。cache ディレクトリに同じ名前と日付を持つファイルがあるため、"新規の" .dll はインストゥルメントされません。
  • cashe ディレクトリ外にあるインストゥルメントされた .dll と .exe ファイルは、新規バージョンの PurifyPlus のインストール時に削除されません。これらのファイルの 1 つを使用しているアプリケーションが実行されると、既存のインストゥルメントされたバージョンが使用されます。
これらの場合、インストゥルメントされたファイルを削除して再インストゥルメンテーションを強制することにより、問題を解決することができます。
cache ディレクトリ PurifyPlus PurifyPlus は cache ディレクトリの設定に対する汎用名前付け規則 (UNC) をサポートしません。ネットワーク ドライブをリモート コンピュータで cache ディレクトリを指定するように割り当てる必要があります。
VirtualAlloc PurifyPlus PurifyPlus は実行可能なコードを含む VirtualAlloc の領域をサポートしません。コードはデータ セクションの一部と解釈され、インストゥルメントされません。
再配置 PurifyPlus インストゥルメントしたアプリケーションに対するソース ライン情報を提供するために PurifyPlus は再配置のデータを必要とします。アプリケーションに必要な最配置が含まれていることを確証するには、実行可能ファイルをビルドする際に Visual C++ リンカ オプション [/FIXED:NO] を使う必要があります。
ハード コードされたアセンブリ PurifyPlus PurifyPlus はハード コードされたアセンブリを含むモジュールをサポートしません。正常な動作を確証するには、これらのモジュールを [除外] モードでインストゥルメントする必要があります。
日本語版パック PurifyPlus Windows XP の日本語パック内における同期の問題があるため、PurifyPlus はインストゥルメントされたプログラムデフォルトのキーボード設定を日本語から英語に変更する必要があります。変更する前にこの変更の確認を求めるダイアログ ボックスが表示されます。
WebSphere と日本語のファイル名 PurifyPlus WebSphere Studio Workbench 2.0 と WebSphere Studio Application Developer 5.0 内にある日本語を含むファイル名が正しく表示されない場合があるという問題があります。日本語を名前に含むファイルを .zip ファイルにエクスポートすると、.zip ファイル名が破壊されます。名前に日本語が含まれた状態で Java クラスを作成すると、ファイルは作成されますがファイルにクラス名は追加されません。

この問題を回避する既知の解決方法はありません。これらのシナリオでの日本語の使用を避けてください。

Eclipse シェルへの PurifyPlus のインストール PurifyPlus デフォルトでは PurifyPlus は Eclipse シェルを有効なインストール環境として認識しません。これを有効と認識させるには、Eclipse シェルへの PurifyPlus のインストールを参照してください。
非管理者としての実行 PurifyPlus PurifyPlus のデフォルト cache ディレクトリは通常 c:\Program Files\Rational\PurifyPlus ディレクトリのインストール フォルダにあります。管理者権限を持たないユーザーは Program Files フォルダに対する書き込みアクセス権を持たないため、cash ディレクトリを作成できない、または cash ディレクトリに書き込めないという内容のエラー メッセージが PurifyPlus により表示されることがあります。この問題を解決するには非管理者のユーザーは、PurifyPlus が cache ディレクトリを書き込み可能なフォルダにポイントするように、次のように環境変数を定義することが推奨されます。
RATL_PQC_PROFILE_DIR=<書き込み可能なフォルダ> と設定 - 例: ユーザーのプロファイル ディレクトリ
詳細情報は PurifyPlus オンライン ヘルプの 「ファイルとファイルの場所」の項目を参照してください。
SetErrorMode Purify SetErrorMode() は、Windows アプリケーションのエラー メッセージ ボックスを含むすべてのシステム レベルのメッセージ ボックスを無効にします。 Purify のツールバーにある SetErrorMode() を呼び出す [エラー発見時に中断] ボタンを有効にすると、[エラー表示] ウィンドウにあるアクセス エラーが表示されますが、アプリケーション エラーのメッセージ ボックスは表示されずプログラムは継続して実行されます。
デバッグ Purify Purify はレジストリにおけるデフォルトの AeDebug Debugger エントリに基づきデフォルトのデバッガを割り当てます。Microsoft Visual Studio がインストールされていないと、登録されたプログラムは完全なデバッグをサポートしない可能性があります。
リストにないソース ファイル PureCoverage Visual Basic 6.0 プロジェクトと p-code に対して、PureCoverage はどのプロシージャも実行されないソース ファイル (0% プロシージャのカバレッジのソース ファイル) をリストに表示しません。これらのファイルは VB6 のネイティブでコンパイルされた実行可能ファイルとしてリストされています。

既知の問題と解決済みの問題

このリリースでの既知の問題

以下の表には、2003.06.10 バージョンの PurifyPlus に関する既知の問題が一覧表示されています。2003.06.10 以降のサービス リリースで解決済みの問題は、灰色で表示されています。

表 3: 既知の問題
項目
製品
変更依頼
説明
デバッグ PurifyPlus RATLC00031747 Visual Studio .NET 内から管理アプリケーションをデバッグする際に PurifyPlus を使用中の場合、ブレークポイントや単独ステッピングの設定は失敗します。この問題は Visual Studio .NET 固有のものです。Visual Studio .NET 2003 ではデバッグは正常に行われます。
WebSphere 統合 PurifyPlus RATLC00374316 PurifyPlus が WebSphere Studio Application Developer (WSAD) 5.1 か関連する開発環境に統合されており、プロジェクトがデバッグ モードで WebSphere version 5.0 Server か Test Environment を使用している場合、PurifyPlus 統合機能コマンドのいずれも影響を受けません。これは WSAD がデバッグ モードでサーバーを実行するために使用する JVM での非互換性が理由です。ここに記述されている問題と回避方法は WSAD 5.1 が WebSphere Application Server 5.0 か WebSphere Test Environment 5.0 をデバッグ モードで実行している際に該当しますが、これらのコンポーネントのそれ以前のバージョンには該当しません。

この問題を解決するには、影響を受けるすべてのサーバーの設定を開き、[デバッグ・モードでのホット・メソッド置換を可能にする] オプションを無効(選択を解除)にします。ワークスペースのサーバー設定の一覧は J2EE パースペクティブの J2EE 階層ペインにある [サーバー] の項目として表示されます。この変更の結果、WSAD は WebSphere Application Server か WebSphere Test Environment を、互換性のない JVM を使用しないように実行します。

WSAD から Java プログラムを実行する他の方法 (非デバッグ モード、プロファイリング モード、プラグイン開発、独立型アプリケーション) は、回避対策が必要でないように互換性のない JVM を使用しないというものです。この JVM の非互換性は、WSAD バージョン 5.1.1 で解決済みです。

デバッグ PurifyPlus RATLC00369792 Visual Studio .NET と Visual Studio .NET 2003 内では PurifyPlus の有効化ボタンは非管理アプリケーションに対して無効です。PurifyPlus が有効な状態で非管理アプリケーションを実行するには、PurifyPlus コンポーネントの 1 つに対して [実行] メニューの項目を選択する必要があります。例えば、Purify が使用される状態で非管理アプリケーションを実行するには、[PurifyPlus] の [Purify] で [実行] を選択します。Purify を使用している状態で非管理アプリケーションをデバッグするには、[実行] ダイアログで [デバッガを使用して実行する] が選択された状態の独立型 Purify GUI からアプリケーションを実行する必要があります。現在 PureCoverage や Quantify が有効な状態で非管理アプリケーションをデバッグすることはできません。
java.exe と javaw.exe のインストゥルメント PurifyPlus RATLC00512789
2003.06.13 にて修正済み
ネイティブ コードでランタイム データを収集するために java.exe や javaw.exe をインストゥルメントすると PurifyPlus は jvm.dll の検出に失敗します。この問題を解消するには PurifyPlus cache ディレクトリと jvm.dll を含むディレクトリを、ユーザーの PATH 環境変数に追加します。
java.exe と javaw.exe のインストゥルメント PurifyPlus RATLC00515516 ネイティブ コードでのランタイム データを収集するために java.exe または javaw.exe をインストゥルメントする場合、エラー メッセージ entry point _resetstkoflw is not found in Pmvrt.dll が生成されます。これは Windows Server 2003 システムで発生しています。この問題を回避するために、java.exe と javaw.exe があるディレクトリで msvcrt.dll ファイルを除去 (またはリネーム) します。その後、Purify (または Quantify、PureCoverage) のキャッシュをクリアし、再実行します。
選択インストゥルメンテーションと ASP.NET PurifyPlus RATLC00370331 PurifyPlus を使用して ASP.NET アプリケーションを選択的にインストゥルメントすることはできません。この機能を有効にするために必要なオプションは実行中のアプリケーションに正しく渡されません。この問題はシステムの環境変数を設定することにより解決することができます。Purify では、この問題を以下により解決することができます。

PURIFYOPTIONS=sys_ini_filename="<User Profile>\Application Data\Rational\Purify\purifyw_pure.ini"

この場合の <User Profile> はシステムが返した Windows のユーザー プロファイル ディレクトリの場所です。

XDE の使用不可機能 PurifyPlus RATLC00239418
2003.06.01 にて修正ずみ
PurifyPlus をアンインストールすると Rational XDE の機能が破損する可能性があります。PurifyPlus のアンインストール後に XDE のエラー メッセージ [Modeler エラー] が表示される場合やモデルを公開できない場合には、機能を復元するために次の手順に従います。
  1. コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
  2. RatShellps.dll がインストールされているフォルダにディレクトリ(通常は C:\Program Files\Rational\RCSI\1.x\bin)を変更します。
  3. dll を以下のコマンドで登録します。
    regsvr32 RatShellps.dll
XDE Tester を使用した PurifyPlus の追加セッション PurifyPlus RATLCC00371993
2003.06.01 にて修正ずみ
PurifyPlus を XDE Tester と併用すると、ブラウザに XDE Tester ログを表示する PurifyPlus の追加セッションが開始します。このセッションを開始しないためには PurifyPlus ディレクトリ (通常 C:\Program Files\Rational\PurifyPlus) にある profile.ini を変更します。CommandLineStopList セクションに以下の行を追加します。
XDETesterPat=log.htm
サービスとして実行している .NET アプリケーションのプロファイリング PurifyPlus RATLC00031871 Windows Service として実行している .NET アプリケーションを正しくプロファイルするには、以下の手順に従います。
  1. COR_ENABLE_PROFILING=1 を設定します
  2. COR_PROFILER={679367E3-FC39-11D3-8A11-00105A2A1490} を設定します
  3. PURE_MONITOR_ENABLE=<製品> を設定します
    この場合 <製品> は、Purify、Quantify、PureCoverage のいずれかです
  4. PURE_MONITOR_TARGET_PATTERN=<EXE のベース名> を設定します
    この場合 <EXE のベース名> は、サービス実行可能ファイルのベース名です(例: foo は foo.exe のベース名)
  5. コンピュータを再起動します
アンインストールにより .NET 統合は削除されない PurifyPlus RATLC00372000
2003.06.12 にて修正済み
PurifyPlus をアンインストールしても .NET 統合は完全に削除されません。残りの PurifyPlus メニューとツールバーのエントリを削除するには devenv /setup を実行します。
ASPNetMon を ASP.NET 2003 と共用することができない PurifyPlus RATLC00446505
2003.06.01 にて修正済み
PurifyPlus は Microsoft ASP.NET 2003 の ASPNetMon ユーティリティ経由でプロファイリング情報を収集することができません。この回避対策として以下の手順に従います。
  1. COR_ENABLE_PROFILING=1 を設定します
  2. COR_PROFILER={679367E3-FC39-11D3-8A11-00105A2A1490} を設定します
  3. PURE_MONITOR_ENABLE=<製品> を設定します
    この場合 <製品> は、Purify、Quantify、PureCoverage のいずれかです
  4. PURE_MONITOR_TARGET_PATTERN=aspnet_wp を設定します
  5. コンピュータを再起動します
JNI Quantify RATLC00369104 Java の JNI インターフェイス経由で起動したネイティブ コードをプロファイルする際に Java のランタイムは例外を提示して中断することがあります。これはネイティブ コードを インストゥルメントする際に Quantify のオプションで [profiler-runtime-flags=4] を指定することにより回避することができる既知の問題です。これにより JNI 経由で返される機能に対して通常よりも長い下位関数時間が表示される可能性がありますが、これは正しい機能時間です。
データ設定操作 Quantify RATLC00369110 サブツリー データのフォーカスや消去などのデータ設定操作により、 F や F+D 時間が変更されるのみでなく、コメント付きのソースを持つ特有の機能が削除される可能性もあります。現在、行レベルで収集されたいずれのデータも、データ設定操作中に変更されません (これはデータセット全体の合計を反映します)。
PurifyPlus ファミリ製品を 日本語版の Windows NT4 SP6a 環境で実行できない PurifyPlus RATLC00374253
2003.06.12 にて修正済み
Purify、Quantify、PureCoverage を日本語版の Windows NT4 環境でご利用の場合、 システムがハングすることがあります。この問題を回避するには、英語キーボードのレイアウトを設定してください。Windows NT でこれを行うには、以下の手順に従います。
  1. Windows NT4 のコントロール パネルで、[キーボードのプロパティ] をダブルクリックします。
  2. [キーボードのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[言語] タブを選択します。
  3. 選択肢から [英語 (U.S.)] を選択し、[標準に設定] をクリックします。
  4. [適用] をクリックします。
この時点で Rational PurifyPlus ファミリ製品を実行することができます。

各サービス リリースで解決された問題

次の表で、PurifyPlus ファミリー製品について、各サービス リリースで解決済みの問題について説明します。

サービス リリース 2003.06.13 で解決された問題
製品
変更依頼
説明
PurifyPlus RATLC00365016 Intel Prescott プロセッサの新しい命令に関するサポートの追加
PurifyPlus RATLC00512789 javaw.exe の実行中に jvm.dll リソースが見つからない
Purify RATLC00369375 ネストされた例外に関して Purify が誤ったレポートを出す
Purify RATLC00372193 C++ アプリケーションで Java JVM を呼び出すときに、「user32.dll がメモリ内で移動されています」というメッセージが生成されます。
Purify RATLC00374092 VS.NET 2003 で、/FIXED:NO を指定するとアプリケーションがクラッシュするが /FIXED を指定するとクラッシュしない
Purify RATLC00374939 非管理モードで、インストゥルメントされた Internet Explorer C# プラグインがクラッシュする
Purify RATLC00375129 Windows XP で VC++7.1 を使用すると、PdhAddCounter() で 1BSR エラーが報告される
Purify RATLC00456806 インストゥルメントされた NutCracker アプリケーションによって一貫性のないメモリ リークが報告される
Quantify RATLC00373853 実行が取り消されると、正しくないタイムスタンプが生成される
Quantify RATLC00374640 マップ ファイルがテスト実行ファイルと同期していない場合、「アキュムレータ テーブルの作成中にエラーが発生しました」というメッセージが生成される
PureCoverage RATLC00366204 Java インターフェースと抽象クラスを Coverage で登録するべきではない
PureCoverage RATLC00368928 Coverage を IDE に統合するときに、Visual Basic 6 で IDE でアプリケーション エラーが発生する
PureCoverage RATLC00376638 PureCoverage が予期しないメッセージ「フィルタ ファイルを開けません」を生成する

サービス リリース 2003.06.12 で解決された問題
製品
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説明
PurifyPlus RATLC00372000 PurifyPlus をアンインストールしても Visual Studio .NET 統合が削除されない
PurifyPlus RATLC00373114 .pfy ファイルの保存と再ロード時に Purify のユーザーインターフェイスが引数を失う
PurifyPlus RATLC00373211 Microsoft Excel XP を PurifyPlus でインストゥルメントすると正しく実行さない
PurifyPlus RATLC00374092 Visual Studio .NET 2003 の /FIXED:NO リンカ オプションでビルドするとアプリケーションがクラッシュする
PurifyPlus RATLC00374093 選択インストゥルメント リストの内の最初のモジュールのみがインストゥルメントされる
PurifyPlus RATLC00374765 Windows 2003 Server で実行される際に PurifyPlus により Visual Studio .NET 2003 がクラッシュする
PurifyPlus RATLC00374799 システム上の JVM の数が 16 を超えると PurifyPlus GUI がクラッシュする
Purify RATLC00372551 Windows 2003 Server でインストゥルメントされたアプリケーションがクラッシュする
Purify RATLC00373005 Visual C++ .NET でアプリケーションをビルドすると Purify により不正な FMM エラーが発生する
Purify RATLC00373098 Purify により不正な EXU メッセージが発生する
Purify RATLC00373121 Purify は Visual Studio .NET 2003 デバッガを起動できない
Purify RATLC00373350 Purify メモリ プロファイリングが、選択的なインストゥルメント手順経由を指定せずにオブジェクトを追跡するためにパフォーマンスが低下する
Purify RATLC00374075 Purify メモリのプロファイリングにより、Windows Terminal Server 環境で実行中にアプリケーションがクラッシュする
Quantify RATLC00374424 スナップショット データを含む .qfy ファイルを開いた後に コール グラフでノードをクリックすると Quantify の GUI がクラッシュする
Quantify RATLC00373468 Quantify スレッドのビューがハングする

サービス リリース 2003.06.01 で解決された問題
製品
変更依頼
説明
PurifyPlus RATLC00051688 XDE Tester は、2 つの JDK がインストールされていると、インストゥルメント済みアプリケーションに対するユーザーのアクションを記録しない。
PurifyPlus RATLC00370380 Purify で処理したアプリケーションが Outlook XP でクラッシュする。
PurifyPlus RATLC00371246 Microsoft Visual Studio .NET で、PurifyPlus Navigator のコンテキスト メニューで欠落している項目がある。
PurifyPlus RATLC00371516 PurifyPlus は Microsoft Windows XP SP1 のネイティブ アプリケーションにリンクされている管理モジュールを処理できない。
PurifyPlus RATLC00371993 PurifyPlus が XDE Tester のブラウザ セッションを正しくモニターしない。
PurifyPlus RATLC00372422 PurifyPlus のプルダウン メニューのアクセラレータが既存の Microsoft Visual Studio .NET のアクセラレータと競合する。
PurifyPlus RATLC00372495 PurifyPlus は Application Server モードで Microsoft Terminal Services をサポートしない。
PurifyPlus RATLC00372701 Windows 2003 Enterprise Server を実行しているアプリケーションで Purify は "重複する挿入" メッセージを表示してエラーを生じる。
PurifyPlus RATLC00372707 スレッドをサスペンドするアプリケーションは、PurifyPlus でのインストゥルメント時にロックすることがある。
PurifyPlus RATLC00372775 WebSphere の基本設定のダイアログ ボックスを選択すると PurifyPlus の基本設定のダイアログ ボックスの前面に表示される。
PurifyPlus RATLC00513290 PurifyPlus Navigator ノードはコンテキスト メニューの [すべて閉じる] を使用しても閉じない。
PurifyPlus RATLC00514239 128 文字を超えるソース ファイル パス名を含む Microsoft Windows .NET アプリケーションを PurifyPlus でインストゥルメントするとクラッシュする。
Purify RATLC00368467 CAD アプリケーションを Purify でインストゥルメントすると致命的なエラーが発生して終了する。
Purify RATLC00371507 ガーベッジ収集とスナップショットのメニュー項目は、Java や管理アプリケーションが [プログラムの実行] ダイアログ ボックスで実行されていると WebSphere と Microsoft Visual Studio .NET で無効になる。
Purify RATLC00371532 ネストされた例外を使用しているアプリケーションを Purify でインストゥルメントするとクラッシュする。
Purify RATLC00371753 ガーベッジ収集メニュー項目は WebSphere や Microsoft Visual Studio .NET 内でガーベッジ収集後に無効のままとなる。
Purify RATLC00371782 コメント付きソース メニュー項目のオン/オフ状態はビューのコンテキスト メニューとすぐに同期されない。
Purify RATLC00371908 Purify に ExitOnError オプションに対するサポートを追加する必要がある。
Purify RATLC00371924 VirtualAlloc() と VirtualFree() を多く使うマルチスレッド アプリケーションを Purify でインストゥルメントするとクラッシュする。
Purify RATLC00372552 Purify では、該当アドレスに以前割り当てられていた領域よりも小さい領域の MapViewOfFile() を起動するアプリケーションで [Trap bits found in live chunk] メッセージが表示されエラーが発生する。
Quantify RATLC00372068 Quantify でインストゥルメントするとアプリケーションがハングする。

ドキュメントの更新

現在ドキュメントに関する既知の問題はありません。

追加情報

製品メモ
項目
対象製品
メモ
デバッグ データ PurifyPlus 該当のモードに対する関連のデバッグデータが検出できない場合にシンボリック レベルと行レベルの情報を表示する Purify の能力は限られたものです。作業ディレクトリ内にインストゥルメントする DLL をコピーする際に、関連するすべての .pdb、.dbg、.map ファイルもコピーします。これによりメッセージとプロファイリングの詳細が、最大限の情報を含むことを確証します。デバッグ データが検出されインストゥルメントされたことを確認するには、モジュール インストゥルメンテーション ダイアログ ([設定] メニューから [実行可能プログラムの設定] をクリックし、[PowerCheck] タブを選択して [ インストゥルメントするモジュール] の [構成] ボタンをクリック) を確認してください。
カスタム アロケータ Purify Purify は一部のカスタム メモリ アロケータをサポートします。カスタム バージョンの new と malloc はメモリを初期化するか、割り当てのサイズを増加する可能性があります。それ自体の細分割り当てを行うカスタムの割り当て方式もサポートされています。オーバーロードされた new、malloc、calloc、realloc、delete、free すべての機能プロトタイプと名前付けの範例は独立型のアロケータに一致する必要があります。さらに、new/delete と malloc/free の呼び出しが一致することが重要です。
例外処理 (初回) Purify Purify のデバッガでインストゥルメントされたアプリケーションを実行すると、「例外処理 (初回)」 か、アクセス違反のメッセージが表示されます。これらのメッセージを無視しても支障はありません。
オブジェクト参照データ Purify [データ ブラウザ] ウィンドウ (Java コード対象) の [オブジェクト リスト表示] タブの [オブジェクト + 参照先 (O+R)] 欄にはデフォルトで データはリストされません。O+R の計算には長時間かかる可能性があるため、この計算はオプションです。システムによりこの計算を強制するには [オブジェクト詳細] ウィンドウを表示し、[コールグラフ ペイン] を右クリックして [ライン スケール ファクタ] をポイントし [リニア] または [ライン スケール ファクタ]、[対数] の順にメニュー項目を選択します。
ストック サンプル Purify Purify はサンプル プログラムをビルドするソース ファイルであるストック プログラムを提供します。ストック プログラムには意図的なエラーが含まれます。Purify や デバッガ外でプログラムを実行しようとすると、プログラムがクラッシュする可能性があります。

製品の詳細は IBM Publications Center を参照してください。

IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。詳しくは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ をご参照ください。

IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、ご自分でサポート情報を検索することができます。詳しくは www.ibm.com/planetwide をご参照ください。