IBM(R) Rational(R) Rose(R) サービス リリース 2003.06.13 リリース ノート

Windows


バージョン: 2003.06.13

リリース日: 2004 年 9 月

最終更新日: 08/03/2004

P/N: GI11-5925-03


(C)Copyright IBM Corporation. 1992, 2004. All Rights Reserved.

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法的通知情報


これらのリリース ノートの情報は、製品リリース時のものです。リリース ノートの最新バージョンは、IBM Publications のサイト http://www-6.ibm.com/jp/support/pubcenter/ からご利用になれます。IBM Publications Center の資料番号欄に GI11-5925-03 と入力し、リリース ノートの最新バージョンをご確認ください IBM Publications Center を検索するには、www.ibm.com にアクセスし、検索フィールドに「IBM Publications Center」と入力してください。


適用範囲

このリリース ノートに記載されている、このサービス リリースに含まれる製品変更内容は、次のバージョンに適用します。

このサービス リリースのリリース ノートには、以下が含まれてます。

はじめに

インストール情報

IBM Rational Rose のインストール準備が整ったら、最新のダウンロード情報を弊社 Web サイトでチェックしてください。

1.  http://www.ibm.com/software/rational/support/ にアクセスします。

2.      次に Download Center に移動し、Rational patches and service releases までナビゲートします (英語)。日本語版については次の URL、または技術サポートまでお問い合わせください: http://www.ibm.com/jp/software/rational/ (日本語)。

インストール時の注意

IBM Rational 製品をインストール後、このサービスリリースを適用する前にシステムを再起動します

Rational 製品をインストールした後、このサービス リリースを適用する前にシステムを再起動する必要があります。Rational 製品のインストール後にシステムを再起動するまで、このサービス リリースは適用しないでください。以下に示す RATLC516372 を参照してください。

RATLC00516372 - このサービス リリースを適用する際に Rational セットアップ ウィザードが表示されない場合、Windows タスク マネージャを使用して msiexec.exe プロセスの 1 つを終了します。これにより、Rational セットアップ ウィザードが表示されます。表示されない場合は、次の msiexec.exe をキャンセルします。これで、このサービス リリースのインストールが正常に行われます。回避策:このサービス リリースを適用する前にシステムを再起動します。

Microsoft Windows 2000 NTFS「Change Journal」の障害によって、Rational 製品のインストール中にファイル システムが破損する可能性があります

ある状況のもとでは、Windows 2000 上で、Windows の「Change Journal」(ログ) を有効にする NTFS レーンに Rational Version 2003 製品をインストールすることで、ファイル システムが破損する場合があります。この破損は、Windows 2000 の障害が原因です。任意の Rational Version 2003 製品を Windows 2000 搭載のコンピュータにインストールする前に、以下を行ってください。

  1. すべてのウイルス検索ソフトウェアを無効にする
  2. IBM サポート技術情報 1135295 を確認する。次に、http://www-1.ibm.com/support/us/search/index.html にアクセスし、「Rational Installer Change Journal」を検索する。
  3. http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;[LN];820888 にアクセスし、Microsoft Knowledge Base article 820888 を確認する。このアーティクルには、この障害を修正するために必要な Microsoft の更新情報が含まれています。

Rose Data Modeler と Rose Web Modeler アドインをインストールするために必要な Microsoft .NET Framework (v.1.1 以上)

Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドインをインストールするには、Microsoft .NET Framework (v.1.1 以上) が必要です。必要な .NET Framework がインストールされていない場合にインストールを続けても、これらのアドインはインストールされません。また、以前インストールしたこれらのアドインの前のバージョンも使用できなくなります。.NET Framework のインストール後、コントロール パネル内の [アプリケーションの追加と削除] から Rose を選択して [変更] をクリックすると、いつでもインストールすることができます。

Microsoft .NET Framework のインストールの詳細については、以下を参照してください。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=262d25e3-f589-4842-8157-034d1e7cf3a3&displaylang=ja

Rose Enterprise Edition のインストール

以下は、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドインに関連する Rose Enterprise インストール時の動作について説明しています。

Microsoft .NET Framework のインストール状況 インストール結果 必要なユーザー アクション

新規のインストール

Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework v.1.1 以上がインストールされている。 Rose Data Modeler と Rose Web Modeler が正しくインストールされる。 なし
Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework v.1.1 以上がインストールされていない。 基本的なインストールは続行されるが、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドインはインストールされない。 .NET Framework をインストールしたら、コントロール パネル内の [アプリケーションの追加と削除] から Rose を選択して [変更] をクリックすると、いつでもこれらのアドインをインストール可能 (以下の RATLC 247844 も参照)。

アップグレード バージョンのインストール

Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework version 1.1 以上がインストールされている。 新規の v2003.06.13 の Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドインがインストールされ、これらのアドインの前のバージョンが使用できなくなる。 なし
Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework v.1.1 以上がインストールされていない。 新規の v2003.06.13 の Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドインがインストールされない。これらのアドインの前のバージョンも非アクティブになる。 .NET Framework をインストールしたら、コントロール パネル内の [アプリケーションの追加と削除] から Rose を選択して [変更] をクリックすると、いつでもこれらのアドインをインストール可能 (以下の RATLC 247844 も参照)。

RATLC00247844: .NET Framework v.1.1 以上がインストールされていないマシンに Rational Suite Enterprise をインストールすると、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドインのインストールが試行された後、これらのアドインをインストールできないことが警告されます。これらのアドインは、アドイン マネージャにリストされますが、アクティブにすることはできません。.NET Framework v.1.1 またはそれ以降をインストールしたら、これらのアドインを再インストールすることができます (上記「必要なユーザー アクション」参照)。

Rose Data Modeler Edition のインストール

以下は、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドインに関連する Rose Data Modeler インストール時の動作について説明しています。

Microsoft .NET Framework の利用可能性 インストール結果 必要なユーザー アクション

新規のインストール

Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework v.1.1 以上がインストールされている。 Rose Data Modeler と Rose Web Modeler が正しくインストールされる。 なし
Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework v.1.1 以上がインストールされていない。 エラーが起こり、インストールが中止される。 .NET Framework version 1.1 以上をインストールしたら、いつでも Rose Data Modeler Edition v2003.06.13 をインストール可能。

アップグレード バージョンのインストール

Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework version 1.1 以上がインストールされている。 新規の v2003.06.13 の Rose Data Modeler が正しくインストールされ、前のバージョンが使用できなくなる。 なし
Rose v2003.06.13 をインストールするマシンに .NET Framework v.1.1 以上がインストールされていない。 エラーが起こり、インストールが中止される。 .NET Framework version 1.1 以上をインストールしたら、いつでも Rose Data Modeler Edition v2003.06.13 をインストールできる。

AnalystStudio のアップグレードにおけるインストールの注意点

AnalystStudio に含まれる一部の機能に重複したコンポーネント ID があるため、この製品へのアップグレードで問題が発生します。そのため、IBM Rational Suite AnalystStudio v2003.06.01 または v2003.06.12 をこのサービス リリースにアップグレードする場合、AnalystStudio v2003.06.13 をインストールする前に既存のリリースをアンインストールする必要があります。

IBM Rational Suite AnalystStudio v2003.06.01 または v2003.06.12 からこのリリースへのアップグレードを試行すると、リリースに含まれるファイルが正しく更新されない場合があるため、予期しないランタイム結果を引き起こします。


既知の問題:
RATLC000245279
- 次に示す AnalystStudio Rose Data Modeler Edition のファイルが、v2003.06.01 からこのサービス リリースにアップグレードする際に正しく更新されません。

[Release_Location]\Rational\Rose\modelint.exe
[Release_Location]\Rational\Rose\modelinit.dll
[Release_Location]\Rational\Rose\Rose.exe
[Release_Location]\Rational\Rose\roseres.dll
[Release_Location]\Rational\Rose\datamodeler\RoseDataModeler.dll
[Release_Location]\Rational\Rose\datamodeler\RoseDataModelerResources.Dll
[Release_Location]\Rational\Rose\rosewebpub.dll
[Release_Location]\Rational\Rose\rosewebpubres.dll
[Release_Location]\Rational\Rose\rsssourcectl.dll

回避策:
このリリースをインストールする前に、IBM Rational Suite AnalystStudio をすべてアンインストールします。

Rose RQA アドインでは、「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」サービスを利用する必要がある

Rose RQA アドインでは、LAN ローカル エリア接続を使って [Microsoft Networks 用ファイルとプリンタ共有] サービスを利用する必要があります。Rose RQA アドインは、標準インストールに含まれています。このサービスを利用できない状態で Rose RQA アドインをインストールすると、次のエラーが発生します。

Error 1920. Service NuTCRACKERService (NuTCRACKERService) failed to start.Verify that you have sufficient privileges to start system services

および(または)

Could not start the NuTCRACKERService service on Local Computer.Error 1075:依存関係のサービスが存在しないか、またはこのサービスを削除するよう設定されているようです。

利用可能なサービスを確認するには、次のように選択してください。

[スタート] をポイントして [設定] をクリックし、[ネットワークとダイアルアップ接続] を開いて [ローカル エリア接続] の [プロパティ] を選択します。[Microsoft Networks 用ファイルとプリンタ共有] がリストされ、[チェック マークがオンになっているコンポーネントがこの接続で使用されています] リストボックスがチェックされているかどうかを確認します。

リストされていない場合は、[インストール] をクリックし、[サービス] を選択して [追加] をクリックします。[Microsoft Networks 用ファイルとプリンタ共有] を選択し、[OK] をクリックします。

製品マニュアル

IBM Rational のオンライン マニュアルは、以下のサイトでご利用いただけます。http://www.ibm.com/software/rational/support/documentation/ (英語版)。http://www-6.ibm.com/jp/software/rational/download/ (日本語版)。

Rose を使用する場合の制限事項とガイドライン

このリリースで修正された障害

コンポーネント

RATLC ID

説明

Rose Ada

RATLC00041562

不明な判別式により、Ada95 Private タイプをサポートする機能拡張が宣言される。
Rose Ada RATLC00043017 コンポーネントのマッピング問題に関連する複数の継承
Rose Ada RATLC00213208

Use 句で Ada パッケージを生成

Additional Uses プロパティ によって、パッケージの context 句に入れる use 句が指定されます。たとえば、Quadratic_Equation という名前のサブプログラム モジュール用 Ada. Text_lo に Additional Uses プロパティを設定すると、Ada ジェネレータに次のように出力されます。

-- Additional Withs:

with Ada.Text_Io;

-- Additional Uses:

use Ada.Text_Io;

procedure Quadratic_Equation;

Additional Uses プロパティにリストされるのは、1 行につき 1 つのライブラリ ユニット名となります。

Ada95 の場合、subtype を「type」にプレフィックス交換することで、use type 句を指定できます。

Rose Ada

RATLC00237874

TypeImplementation=Mixin の場合、IsLimited=True が正しく機能しない。

Rose ANSI C++ RATLC00047676 / IC40241 新しい例外状態ダイアログで生成された、例外状態に対するタイプの限定条件が正しくない。
Rose ANSI C++ RATLC00049551 / IC38618 操作の戻り値の型がネスト クラスの場合、本体ファイルのソース コードが正しく生成されない。

Rose ANSI C++

RATLC00059410

長い単一行のイニシャライザのリバース エンジニアリングでは、新規属性が正しく生成されない場合がある。

Rose ANSI C++

RATLC00245080 / IC38420

ネストされた匿名の構造のリバース エンジニアリング (複数の変数宣言子がこれに続く) において、アサーション エラーが発生する場合がある。

Rose ANSI C++

RATLC00245182 / IC38572

BodyReferenceOnly=True で、本体ファイルが既に一度生成されていると、#include が依存関係に対して正しく生成されない。

既知の問題:
  • メソッドの戻り値の型がネスト クラスの場合、ヘッダーファイルでも完全名が出力されます。ただし、これにより、コードのコンパイル、意味、または使用に問題が発生することはありません。
  • 一度コードを生成した後に bodyFileReference が間違って設定されると、#include 文がヘッダーファイルで生成され、本体ファイルからも削除されません。
  • bodyFileReference が間違って設定された状態でコードが生成された後、bodyFileReference プロパティが正しく設定された場合、#include 文はヘッダー ファイルから本体ファイルに移動しません。
Rose ANSI C++ RATLC00245452 / IC38770 Rose Windows から Rose UNIX / Linux への Rose ANSI C++ Models の移植性を拡張

Rose ANSI C++

RATLC00372374

列挙タイプの定義が正しく上書きされず、追加される。
Rose ANSI C++ RATLC00451571 Rose ANSI C++ は、操作の戻り値の型および操作パラメータで「const」修飾子をサポートしない。
Rose ANSI C++ RATLC00455350 / IC39979 Rose ANSI C++ (日本語版) でモデルからクラスを削除すると、ヘッダーファイルでクラスの宣言が正しく削除されない。
Rose ANSI C++ RATLC00455372 / IC40011 Rose ANSI C+ (日本語版) で、リバース エンジニアリングとフォワード エンジニアリングのコンポーネントが正しく動作しない。

Rose ANSI C++

RATLC00455562 / IC40170

パラメータ化したクラスのリバース エンジニアリングにおいて、コード損失が発生する場合がある。

Rose ANSI C++ RATLC0049551 操作の戻り値の型がネスト クラスの場合、本体ファイルのソース コードが正しく生成されない。
Rose C++ RATLC00243618 / IC37433 既存のクラスが戻り値の型に属する場合、間違ったエラー コードが生成される場合がある。
Rose C++ RATLC00243968 間違った名前空間がパラメータに生成される。
Rose C++ RATLC00245350 C++ 名前空間が正しく生成されない。サンプル クラス、ネストされた列挙内部クラスを含む外部クラスなどで発生します。これは、次のように生成する必要があります。

Outer(Inner in = enum1)
Rose C++ RATLC00245437 / IC38741 属性に特定の初期値を設定すると、コピー コンストラクターが間違って初期化する場合がある。
Rose C++ RATLC00246091 Rose C++ Code Generator が __packed__ の代わりに #pragma pack() を生成する。
Rose C++ RATLC00457489 依存関係とネスト クラスにより間違った C++ コードが生成される。

Rose CORBA

RATLC00053118 CORBA アドインで、操作パラメータの定義から改行がすべて削除される。
Rose CORBA RATLC00213825 Rose CORBA アドインは、Corba IDLs のリバース エンジニアリングとフォワード エンジニアリングを繰り返し行えるよう拡張された。ただし、依存性が高い順に IDL ファイルがリバース エンジニアリングされるようにすることが重要です。つまり、最も依存性の高いファイルが最初にリバース エンジニアリングされ、最も依存性の少ないファイルが最後になるように指定します。

Rose CORBA

RATLC00239717

モデルが読み取り専用であるか、またはソース管理にチェックインする場合、CORBA Specification 管理を使用できない。
Rose CORBA RATLC00241590 Rose Professional C++ リリースで Rose CORA アドインが見つからない。
Core Rose RATLC00212520 ステートチャート図を選択して移動すると、ステートチャート図内のイベント名が正しく配置されない。
Core Rose RATLC00213696 オブジェクト用に存在しない「Name」プロパティへのアクセスを (外部ドキュメントを使用して) 試行するスクリプトを実行すると、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00227925 一部の図で、特定のオブジェクトに対して自動サイズ調整を無効にできない。

[自動サイズ調整] オプションが、シーケンス図のオブジェクトに追加されています。この場合、オブジェクトの自動サイズ調整は、オブジェクトの設定に依存することになります。コラボレーションとアクティビティの図では、ダイアログまたは直接図で名前を編集する際、自動サイズ調整が一貫して実行されます。自動サイズ調整は、オプションの設定に依存します。

パッケージを除くすべての図のアイコンは、[ツール] をポイントして [オプション] を選択し、さらに [図] から [自動サイズ調整] を開いて行った設定に従って同じように動作します。これにより、アイコンのテキストに合わせてアイコンを自動サイズ調整するかどうかが制御されます。

Core Rose

RATLC00229074

制御フォーカスを正しく分割および結合できない。

Core Rose RATLC00238597 マルチバイト文字のダイアログが表示されない。これにより機能が変更されることはありませんが、警告ダイアログは表示されません。

Core Rose

RATLC00243971 / IC37617

オーバーロードされた操作に関連するメッセージを含むシーケンス図をコピー アンド ペーストし、モデルを保存および再ロードすると、最初の操作を参照して図上に両方のメッセージが表示される。
Core Rose RATLC00245329 自己およびネスト アクティビティに対する未解決の遷移の削除を取り消すと、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00245330 アクティビティにおける自己遷移の名前を変更し、コピーや貼り付けを実行すると、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00245331 自己遷移でアクティビティを貼り付けると、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00245332 モデルで削除を取り消した後に貼り付けると、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00245333 コンテキストでオブジェクト フローを貼り付けられない場合でも、間違ったオブジェクト フローが作成されている。
Core Rose RATLC00245334 決定する際、自己遷移を許可すべきではない。
Core Rose RATLC00245335 状態マシンを元の場所に戻すことができない。
Core Rose RATLC00245337 クラス参照がないと、ステレオタイプのアイコンが正しく表示されない。この場合、オブジェクトは非常に小さくなり、クラス参照がないためにアクター アイコンが表示されません。
Core Rose RATLC00245351 上部のオブジェクト メッセージを削除すると、下部のリターン メッセージの制御フォーカスが失われる場合がある。
Core Rose RATLC00245352 オブジェクトに対してメッセージの作成を行うことで、誤ったシーケンス番号が生成される。
Core Rose RATLC00245353 コピーと貼り付けを実行した後、オブジェクトの作成がシフト ダウンされない。
Core Rose RATLC00245354 コピーと貼り付けを実行した後、コラボレーション図のリンク メッセージ番号が正しくリフレッシュされない。この場合、リンク メッセージ番号上にほかの文字がオーバーラップしている場合があります。
Core Rose RATLC00245355 リンク メッセージによってデータ トークンと接続されたネスト オブジェクトを削除すると、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00245356 [X] ボタンを使って変更をキャンセルすると、[名前があいまいです。] ダイアログ ボックスが表示される。
Core Rose RATLC00245357 仕様ダイアログで変更を適用し、[OK] をクリックした後は、[名前があいまいです。] ダイアログが再び表示されることはない。このダイアログが 2 回表示された場合、最後に選択したものがその前に選択したものに上書きされます。
Core Rose RATLC00245358 ブラウザから遷移をドラッグして、ステートチャート図のダイアグラムに戻すことができない。
回避策:メニュー項目クエリーとフィルタのリレーションシップを利用して、これらの遷移のビューを図に戻します。
Core Rose RATLC00245359 オブジェクトの制御フォーカス上にメッセージを移動すると、制御フォーカスが二重になることになる。
Core Rose RATLC00245360 作成メッセージをオブジェクト メッセージ上に移動すると、制御フォーカスが失われ、誤った番号になる原因となる。
Core Rose RATLC00245362 ステートチャート図でネスト状態を貼り付けると、エラーが発生して Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00245572 EJB 操作を削除すると、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00245585 / IC37532 Rose 2003 で障害 RBU 66331 を修正したことで、副作用が発生した。
[自動サイズ調整] オプション付きのクラスは、幅が広くなりすぎます。
Core Rose RATLC 00245586, 247001 / IC37981 制御されたチェックイン ユニットをアップデートできない。フォント サイズが大きすぎるため、クラス内の改行が削除されます。クラスと関係が正しく表示されません (フォント サイズが原因)。これらの問題が Rose (日本語版)で発生します。

Core Rose

RATLC00245588, RATLC00245600 / IC38816

編集されたモデル プロパティでは、モデルの開閉が持続しない。

Core Rose RATLC00245593 仕様ファイル タブでエントリーを削除できない。
Core Rose RATLC00245607 アクティビティの名前を変更して貼り付けると、二重の遷移が作成される。
Core Rose RATLC00245608 名前のないネスト決定ビューは、コピーと貼り付けの実行後に解決されない場合がある。
Core Rose RATLC00245660 ブラウザから図にネスト遷移をドラッグ アンド ドロップできない。
Core Rose RATLC00245663 Rose Data Modeler ステレオタイプを使用する場合、手動で管理ユニットをロードすると Rose がクラッシュすることがある。
Core Rose RATLC00245758 リンク メッセージで新規操作をすると、その代わりに新規リンク メッセージが作成される。
Core Rose RATLC00245764 Rose v2003.06.00 と以前のバージョンの Rose では、デフォルトのフォント サイズが異なる。以前のバージョンのデフォルト フォント サイズは 10 であったが、Rose v2003.06.00 では 12 となっています。より大きなフォントを設定することで、以前のモデルにひずみを発生させる可能性がある。

回避策:[ツール] をポイントして [オプション] を開き、[基本] タブを選択して、フォントのサイズを変更します。

Core Rose

RATLC00246320

REI を介してモデルを再ロードすると、モデル プロパティの値が持続しない。

Core Rose RATLC00246453 コンテキスト メニューを開閉した後、Windows XP で USER オブジェクトが正しくリリースされない。
Core Rose RATLC00247001 制御されたチェックイン ユニットをアップデートできない。フォント サイズが大きすぎるため、クラス内の改行が削除されます。
Core Rose RATLC00248516 初期バージョンの Rose(v2003.06.12 以前)で作成されたモデルを Rose v2003.06.12 にインポートすると、以下のシーケンス図の警告が一部表示された後、クラッシュする場合がある。

「Warning:  Self message <name> relocated in diagram <name>」
「Warning:  Source updated for message <name> in Diagram <name>」
「Warning:  Destination updated for message <name> in Diagram <name>」
Core Rose RATLC00248586 / IC41849 ワークスペース (*.wsp)、または Framework Wizard の新しいタブからモデルをロードすると、モデル プロパティ (制御ユニット *.prp に格納されている) が持続しない。
Core Rose RATLC00365509 状態には詳細な履歴のサブ状態 H* を指定可能であるにもかかわらず、H* から別の状態への遷移を指定できない。
Core Rose RATLC00365885 図オブジェクトの Update() メソッドを呼び出した後、REI を介してノートのテキストを変更すると、正しくリフレッシュされない。

Core Rose

RATLC00367188

Rose セッション間で、ページ レイアウトの設定 (左右マージンおよび向き) が持続しない。

Core Rose

RATLC00370484

Rose 内のスクリプトを介してパス マップに値を挿入すると、エラーが発生する場合がある。

Core Rose RATLC00372346 ユースケースをあるパッケージから別のパッケージに移動する際、[ユースケース] ビューに属する関連性がブラウザー内で正しくリフレッシュされない。
Core Rose RATLC00372539 モデルを開くと要素のプロパティが変更される。

Core Rose

RATLC00372790

[Specification] ウィンドウを閉じると、[ブラウザ] ビューが正しく更新されない。

Core Rose RATLC00375776 / IC41683 自動モードで実行している際、Rose でエラーのダイアログ ボックスが表示されるシナリオがある。これは、Rose ログにメッセージをリダイレクトすることによって解決できます。

Core Rose

RATLC00438127

RemoveItemView を使用してクラス図から関連性の削除を試行しても、多重度のサブビューが削除されない。多重度「dangling」を選択すると Rose がクラッシュする場合があります。

Core Rose RATLC00448955 モデルと *.cat ファイルが ClearCase 管理下にあり、モデル上でのスクリプト実行時にそのファイルが読み取り専用であると、Rose がクラッシュする場合がある。

回避策: モデルが ClearCase 管理下ではない場合、またはモデルとサブユニットがチェックアウトされている (書き込み可能である) 場合、あるいはその両方の場合、Rose はクラッシュしません。

Core Rose RATLC00449542 図をズーム アウトするか、あるいはページ数の計測のために図を印刷すると (縦向きおよび横向き)、テキスト ボックス内のテキストが図の境界を超えてオーバーフローする。

Core Rose

RATLC00452964 / IC38788

レーンの Specification 内に変更を加えた場合、Rose がクラッシュする場合がある。
Core Rose RATLC00453921 / IC39110 & IC39419 ユースケース図からパッケージをコピーすると、Rose が図を破損させる場合がある。この場合、一部のオブジェクトは、モデル内にあるにもかかわらず「circle-M's」を取得する。これを再現可能な例を以下に示します。

1. 空のモデルにユニットをロードします。
2. パッケージ package_example 内の使用する図 Use_Case_Digram_Name を開きます。
3. 図上のパッケージ package_example を選択します。
4. [CTRL] を押しながら [C] を押して、そのパッケージをコピーします。
5. フォーカスを別の実行中のプログラムに切り替えます (たとえば、パッケージを MS Word に貼り付けます)。
6. Rose に戻ります。

結果:一部のユースケースおよび選択したパッケージが即時に図から消失されます。

Core Rose RATLC00717022 / IC39550 複数の関連ビューを使用するモデルをロードすると、Rose がクラッシュする場合がある。
Rose ClearCase RATLC00245440 / IC38702 Rose/ClearCase インテグレーションを使用して [チェックアウトの取り消し] の実行を試行すると、正しく機能しない。これは、ビューの構成仕様にブランチ メカニズムがある場合に発生する。この場合、Rose/ClearCase インテグレーションから [チェックアウトの取り消し] を実行すると、オブジェクトは Rose/ClearCase を介した構成管理下にないように表示される ([ClearCase] メニュー オプションがグレー アウトする)。ClearCase はオブジェクトの構成管理情報を正しく表示する。
Rose ClearCase RATLC00442547 パッケージが同じ名前の場合、*.cat ファイルを Visual Source Safe バージョン管理に追加できない。
Rose Data Modeler RATLC00018337 データベース名にスペースが含まれていると、リバース エンジニアリング ウィザードを正常に完了できず、Rose ログにメッセージが記録されない。
Rose Data Modeler RATLC00245342 Rose Data Modeler は、フォワード エンジニアリング時に間違った列名を生成する場合がある。
Rose Data Modeler RATLC00245591 仕様から主キーを削除しても外部キーが依存テープルから削除されず、Rose がクラッシュする場合がある。
Rose Data Modeler RATLC00245631 コンテキスト メニュー オプションを追加して、Rose Data Modeler の名前短縮の機能を各スキーマごとに有効または無効にできる (次の「Rose Data Modeler の名前短縮の機能を無効にする」を参照)。Rose Data Modeler の名前短縮の機能を使用している際に、フォワード エンジニアリングの後でビューが破損する場合があります。

Rose Data Modeler の名前短縮の機能を無効にする

新しいメニュー オプション [Shorten Name Engine] が、Schema Data Modeler コンテキスト メニューからブラウザ内で利用可能になります。デフォルトにより、[Shorten Name Engine] が利用可能であることがわかります (コンテキスト メニューで、「√」マークが [Shorten Name Engine] の前に直接表示される)。[Shorten Name Engine] オプションをスキーマごとに有効または無効にすることができます。

同じモデルで作業しているすべてのユーザーは、コード生成が異なるというリスクを避けるために、スキーマに適用された同じ [Shorten Name Engine] オプションを利用できます。

[Data Modeler] をポイントし、[Shorten Name Engine] を選択します (特定のスキーマに対しては、ブラウザ コンテキスト メニューから選択)。これにより、このコンテキスト メニューから √ が消失し、[Shorten Name Engine] が無効になります。

[Shorten Name Engine] を再び有効にするには、適切なスキーマを右クリックして、[Data Modeler] をポイントし、[Shorten Name Engine] を選択します。

このコンテキスト メニューで、「√」が [Shorten Name Engine] の前に表示されると、この機能が有効になります。

Rose Data Modeler RATLC00245632 Rose v2003 にアップグレードした後、Rose Data Modeler を使ってフォワード エンジニアリングを実行すると、ビューが破損した。
Rose Data Modeler RATLC00374432 親と子のロールが関連の仕様に表示される。ただし、SQL DDL ファイルをリバース エンジニアリングすると、その関連が作成されるが、親と子のロールはその関連で白紙になる。
Rose Data Modeler RATLC00444486 以下のようにデータ モデル図上で列のタイプを指定すると、図上の列の長さ指定が「0」(Rose では使用不可) に戻る。

1. データ モデル図にテーブルを置き、列を追加します。
2. 図上で列を 2 回クリックし (ダブルクリックではない)、カーソルが列タイプの横に表示されるようにします。
3. デフォルトの列タイプとタイプ VARCHAR(5) を削除します。
4. テーブルの横の図のスペースをクリックします。

これにより、列が VARCHAR(0) になります。
回避策: 列の [Specification] ダイアログで、正しく入力します。

Rose Data Modeler RATLC00450614 テーブルとクラスに 2 つの同一の関係がある場合、テーブルをクラスに変換できない。
Rose Data Modeler RATLC00453176 / PQ82034 オブジェクト モデルをデータ モデルに変換すると、空のスキーマが作成される。
Rose J RATLC00040767 現在、コンポーネント ビュー内に名前空間を作成できる。新規クラスを作成する場合、Java パッケージ構造に従って新規クラスにコンポーネントを割り当てるパッケージ下のコンポーネント ビュー内に、コンポーネントを作成する必要があります。フォワード エンジニアリングを行う場合、Java クラスが正しいパッケージ内に適切な名前空間と共に生成されます。以下の説明を参照してください。

1. Java クラス foo.bar を生成すると仮定します。
2. 自社の企業ポリシーのため、論理ビューではなくパッケージ USERCODE の下にすべてのユーザー パッケージを置く必要があると仮定します。
3. パッケージ USERCODE の下にパッケージ foo を追加します。
4. クラス c を追加します。
5. パッケージ foo をコンポーネント ビューに追加します。
6. コンポーネント c をパッケージ「コンポーネント ビュー::foo」に追加します。
7. コンポーネント c をクラス c に指定します。
8. クラス c 用のコードを生成します。

Java ファイル内のパッケージ ステートメントはパッケージ foo; です。

Rose J RATLC00052724 EJB 用に生成された Javadoc 内のライン ターミネーションが誤っている。
Rose J RATLC00053178 リバース エンジニアリングされたモデルの ClearCase へのチェックインを試行すると、エラーが発生する場合がある。エラーが示すフィールド (java AllExceptions - 論理モデルにおけるプロパティ) が 8000 文字を超えます。リバース エンジニアリングを行うごとにモデル内で AllExceptions が繰り返されました。
Rose J RATLC00212086 以前のリリースでは、Java ファイルにおける冗長なインポート ステートメントを回避するために、Rose J はインポート ステートメントを Java ファイルに書き込む前にインポート リストを確認する。パッケージがインポートされた場合、パッケージ内のクラスは Java ファイルのインポート ステートメントに組み込まれません。ただし、あいまいさを解決するためにこの冗長情報が必要な場合があります。この問題を解決するために Rose J は更新され、フォワード エンジニアリング コンポーネントが依存関係を持つコンポーネントを書き出し、コンポーネント リストが追加されます。フォワード エンジニアリング コンポーネント仕様のインポート リストにリストされたすべてのコンポーネントが、そのリストに追加されます。コンポーネントがリストにある場合、そのパッケージがインポートされる場合もされない場合もインポート リストに書き込まれます。
Rose J RATLC00213245 Java コードを Rose にリバース エンジニアリングすると、インポート ステートメントが誤って削除される。
Rose J RATLC00213488 EJB に変換すると、Private クラス メソッドが xxLocalInterface 内で Public として表示される。Rose J は、元のメソッドが Public であるかどうかの確認は行わず、クラス内に既存のすべてのメソッドをビジネス メソッド (つまり Public) に変換します。
Rose J RATLC00232876 静的初期化ブロックを持つ静的クラス (静的内部クラス) のコードの生成を試行すると、警告が発生する。Java Language Specification Document によると、内部クラスには静的イニシャライザを指定できません。ただし、内部クラスはネストされたクラスであり、暗黙的または明示的に静的と宣言されません。ネストされたクラスが明示的に静的と宣言された場合、またはネストされたクラスがインターフェイスである場合は、静的イニシャライザを指定できます。
Rose J RATLC00240540 Rose J クラス用のコードを同じ名前で生成しようとすると、それらが異なるパッケージに配置されている場合でも、誤ったコードが生成される。
Rose J RATLC00242008 コンポーネント用の Rose J Specification がデフォルト値をオーバーライドして空白にする。Rose J Specification を開くとデフォルト値が空白になります。
Rose J RATLC00245340 ローカル インターフェイスをリモート インターフェイスに変更すると、無効な *CMR が検出されない。Rose ログには、警告メッセージは書き込まれません。
Rose J RATLC00245341 CMR 関連の復活時に、複数の Getter と Setter の操作が作成されることがある。
Rose J RATLC00245343 ロール名が指定されていない XML ファイルをリバース エンジニアリングすることはできない。Rose でのロール名は、XML ファイルの CMR フィールド名に従う必要があります。
Rose J RATLC00245347 Bean 上の複数の CMR は、リバース エンジニアリング時にインポートされない。
Rose J RATLC00245348 Getter および Setter メソッドが、リモート インターフェイスで作成されない。
Rose J RATLC00245349 CMR で誘導可能を削除すると、Getter および Setter メソッドが正しく削除されない。
Rose J RATLC00245431 「無効な CMR」に関連したメッセージはポップアップ ダイアログに表示されず、Rose ログに書き込まれる。
Rose J RATLC00245572 EJB 操作を削除すると、Rose がクラッシュする。
Rose J RATLC00245587 日本語のコメントが文字化けする場合がある。
Rose J RATLC00245592 戻り値の型 (または属性) を「boolean」に設定すると、自動的に「Boolean」に変更される。「long」や「byte」などに設定した場合も同様の問題が発生します。
Rose J RATLC00245600 モデルの再ロード時に、EJB の名前変換の設定が混乱する。
Rose J RATLC00374984 / IC37699 IC38570 Rose J は Java 操作の定義のコピーに失敗した。Rose J は「OnNewModelElement」イベントを受信し、コピー対象アイテムの定義を置き換えます。現在、定義が既に存在する場合はそのまま残ります。
Rose J RATLC00453853 / IC39064 リバース エンジニアリング エラー (限定名の解決エラー) により変数がローカル範囲に再書き込みされる。
Rose Model Integrator RATLC00246867
RATLC00453324 / IC38763
同じ名前の状態を持つ状態図がモデルに存在する場合、マージの実行時に Add-Add 競合が発生する。2 つの「状態」ノードが同じ祖先ノードのセットを持つかどうかを判別する条件が追加され、同じ祖先ノードを持つ場合は不一致を示します。
Rose Model Integrator RATLC00456599 / IC40629 モデルが異なるパッケージ内で同じクラス名を持つ場合、Add-Add 競合が発生する。クラス図に対する親のサポートが追加されたため、異なる親の下の 2 つの同じクラス図は一致しません。
Rose SCC RATLC00245361 LpAuxProjPath がソース コード管理プロバイダに戻らない。このため、Rose とソース コード管理プロバイダは、正しく通信することができません。
Rose SCC RATLC00039528 / IC38992
RATLC00444958
[最新の情報を取得] オプションが Rose バージョン管理アドインに追加され、サブユニット (ファイル) が別のユーザーのマシン上にある場合でも、ユーザーはロード済みユニットのすべてのサブユニットにアクセスできる。この Rose バージョン管理アドインの拡張の詳細については、『Rational Rose リリース ノート』を参照してください。
Rose VC RATLC00211743 継承関係の追加時に、リバース エンジニアリングが間違って行われる場合がある。
Rose VC RATLC00244694 リバース エンジニアリング時に各フィールドに組み込むために、CodeFileName プロパティおよび HeaderFileName プロパティの利用を拡張した。この拡張機能は、仮想パス マップ $MY_FILES_PATH を設定することで使用できます。$MY_FILES_PATH が仮想パス マップに含まれるよう設定されていない場合、仮想パスではなく、絶対パスに CodeFileName および HeaderFileName が組み込まれます。
Rose VC RATLC00245339 / IC37751 属性「m_First」を作成した後、同じクラスに「:m_<string>First」のフォーマットで属性を追加すると、モデル アシスタントがクラッシュする場合がある。
Rose VC RATLC00247331 VC++ ファイルをリバース エンジニアリングすると、Rose がクラッシュする場合がある。

また、RATLC0024733 に関連した以下の問題が修正されました。

  • 関数呼び出しにおいてパラメータとパラメータの間に区切り記号がない場合 (以下の例を参照)、Rose がハングする場合があります。たとえば、以下の CRegistryAccess 呼出しにおけるコンテキストでは、パラメータ key ="\\" と COM_COMPONENT_NAME の間に「.」(カンマ) が使用されていません。

 

CRegistryAccess(LPCSTR key="\\"COM_COMPONENT_NAME, HKEY
registrySection=HKEY_LOCAL_MACHINE,LPCSTR keybase=REG_KEY_BASE);

  • 多数のテンプレート クラスのセットにおけるリバース エンジニアリングでは IDispatch ポインタが破損し、これが原因で Rose はテンプレート クラスの依存関係を正しく設定できない場合がある。以下に例を示します。

template <class T, BYTE c>

class __declspec(novtable) CS7Stack : public CS7StaQueBase<T, c>

{

}

大規模モデルのリバース エンジニアリング中に依存関係を設定する際、テンプレート クラス用の IDispatch ポインタがポイントする、破損した COM データを検出するためのチェックが追加されました。

  • 複数レーンのコメントの間に「*」があると、Rose はクラッシュまたはハングする場合があります (「/* text * text */」の場合など)。
  • 内部関数にテンプレート クラスがある場合に NULL ポインタを渡すと、Rose がクラッシュする場合があります。
  • 以下の例のように、グローバル コンテキストにおいて a = b のようなステートメントが大カッコ内に記述されていると、Rose がハングする場合があります。

 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SomeRegistryString=SomeRegistryValue]

Rose VC RATLC00369411 Rose VC モデル アシスタントでは、オーバーライドされた操作のプロパティ変更オプションが提供されない (チェック ボックスがグレー アウトされる)。基底クラスのメソッドが派生クラスによってオーバーライドされた場合、仮想メソッドとインライン メソッドに対してチェック ボックスがグレー アウトされることはない。
Rose VC RATLC00439535 操作を定義せずに宣言するための拡張。
Rose Web Publisher RATLC00370436 Rose Web Publisher で作成された Web ページの root.html ページに無効なメール アドレスがある。
Rose Web Publisher RATLC00441783 Rose Web Publisher では、ネットワークに発行する際、名前のないファイルがエラー メッセージの原因となる可能性がある。モデルと外部のドキュメントがローカル マシンにあり、発行されたドキュメントがネットワーク UNC アドレスにある場合にも、同じエラーが発生する可能性があります。

回避策:モデルをローカルで発行します。

このリリースで追加または変更されたファイル

コア Rose
[Release_Location]\rose\rose.exe
[Release_Location]\rose\roseres.dll

Rose Ada
[Release_Location]\rose\ada95\roseada95.pty
[Release_Location]\rose\ada95\roseada95.cx
[Release_Location]\rose\ada95\roseada83.pty
[Release_Location]\rose\ada95\roseada83.cx

Rose ANSI C++
[Release_Location]\rose\ansi c++\cppcvtk2.dll
[Release_Location]\rose\ansi c++\cppcvtk2res.dll
[Release_Location]\rose\ansi c++\cppdll.dll
[Release_Location]\rose\ansi c++\cppevent.dll
[Release_Location]\rose\ansi c++\cppres.dll
[Release_Location]\rose\ansi c++\resources.dll

Rose C++
[Release_Location]\rose\c++\rosecpp.cx

Rose CORBA
[Release_Location]\rose\corba\corba_addin.dll
[Release_Location]\rose\corba\corba_addinres.dll

Rose Data Modeler
[Release_Location]\rose\datamodeler\DMNET.dll
[Release_Location]\rose\datamodeler\Resource.dll

Rose J
[Release_Location]\rose\java\rjava_addin.dll
[Release_Location]\rose\java\rjava_addinres.dll
[Release_Location]\rose\java\ideLinkComponents\RJBuilderLink\RJBuilderReceiver.dll
[Release_Location]\rose\java\ideLinkComponents\RJBuilderLink\RJBuilderXLink.jar

Rose Model Integrator
[Release_Location]\rose\modelint.exe
[Release_Location]\rose\modelintres.dll

Rose VC++
[Release Location]\Rose\vc\dlls\resources.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvc.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcapplicationstarter.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcatlassist.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcatltools.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvccodeview.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvccompprops.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvccontrols.ocx
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcdsputil.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcideaddin.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvciface.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcimportmergemfc.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcimportmfc.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvclangprops.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvclangsupport.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcmdcnv.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcmdcnvres.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcmodelassist.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcprogress.exe
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcres.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcrte.dll
[Release Location]\Rose\vc\dlls\rvcvs7addin.dll

Rose VS 
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvs.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsappstarter.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvscac.ocx
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvscat.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvscdlg.ocx
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsclwiz.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvscodeview.tlb
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvscomselect.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvscut.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvscwres.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsdlg.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsexplorercontrol.ocx
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsim.exe
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvslangsupport.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsmut.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsprogressdialog.exe
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsreporter.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsres.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsrichtextformat.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsrte.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvsrtecontrols.ocx
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvssync.dll
[Release Location]\Rose\vs\dlls\rvstemplates.dll

Rose Version Control
[Release_Location]\rose\version control\dlls\rsssourcectl.dll

Rose Web Modeler
[Release_Location]\rose\web modeler\wm-xml.dll

Rose Web Publisher
[Release_Location]\rose\rosewp\rosewebpub.dll
[Release_Location]\rose\rosewp\rosewebpubres.dll

Release Notes
[Release_Location]\rose\doc\rose_readme.html
[Release_Location]\rose\doc\rose_readme_sr.html
[Release_Location]\rose\ja\doc\rose_readme.html
[Release_Location]\rose\ja\doc\rose_readme_sr.html

メモ:
[Release_Location] とは、IBM Rational 製品がインストールされているディレクトリを指します。通常は「C:\Program Files\Rational」がリリース ロケーションです。

IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。詳しくは、http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ を参照してください。

IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、ユーザーが自分でサポート情報を検索することができます。各国の電話番号については、http://www.ibm.com/software/support からアクセスできる IBM Software Support Handbook の Contact Information に関する箇所を参照してください。