Windows
バージョン: 2003.06.13
リリース日: 2004 年 9 月
最終更新日: 08/03/2004
P/N: GI11-5911-03
(C)Copyright IBM Corporation. 1992, 2004. All Rights Reserved.
IBM Corporation の事前の文書による許可なく本著作物を複製しまたは配布することは固く禁じられています。
これらのリリース ノートの情報は、製品リリース時のものです。リリース ノートの最新バージョンは、IBM Publications のサイト www.ibm.com/shop/publications/order からご利用になれます。IBM Publications Center の資料番号欄に GI11-5911-03 と入力し、リリース ノートの最新バージョンをご確認ください IBM Publications Center を検索するには、www.ibm.com にアクセスし、検索フィールドに「IBM Publications Center」と入力してください。
IBM Rational Rose リリース ノートは次の情報を提供します。
サービス リリースにアップグレードする場合のリリース ノートは『Rational Rose サービス リリース ノート』を参照してください。
IBM Rational Rose のインストール準備が整ったら、最新のダウンロード情報を弊社 Web サイトでチェックしてください。
1. http://www.ibm.com/software/rational/support/ にアクセスします。
2. 次に Download Center に移動し、Rational patches and service releases までナビゲートします (英語)。 日本語版については次の URL、または技術サポートまでお問い合わせください: http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ (日本語)。
『Rational Rose インストレーション ガイド』と『Rational Software ライセンス管理ガイド』も使用してください。これらのマニュアルには、インストールを完了するために必要な情報が提供されています。
IBM Rational Rose helps customers design and develop software in an Internet-connected, global economy.インターネットは、ビジネスと技術の両面に関わる決定を左右するまでに成長したため、現在多くの組織がソフトウェア開発におけるパラドックスに直面しています。開発組織はこれまで、時間をかけて高品質なソフトウェアを開発するか、あるいは製品化までの時間の短縮を優先するかを選択するだけでした。最近のネット経済においては、組織はより短時間でより高品質のソフトウェア開発を余儀なくされています。IBM Rational Rose は、このようなソフトウェア開発におけるパラドックスの克服を支援します。堅固で自己回復力のあるアーキテクチャを備えた、柔軟なアプリケーションの開発を促進する共通ビジュアル言語を使用し、ソフトウェア開発を行うコミュニティを統合することで、それを実現します。
重要: (インストール前にお読みください)
Rose Data Modeler と Rose Web Modeler をインストールするのに必要な Microsoft .NET v.1.1 以上
このリリースの新機能
製品マニュアル
ハードウェア情報/ソフトウェア情報
システム要件およびソフトウェア要件
そのほかのシステム要件およびソフトウェア要件
はじめに
コア Rose と Rose 拡張インターフェイス
Rose C++ アドイン (ANSI C++、Rose C++、Rose Visual C++)
Rose Ada アドイン
Rose ClearCase アドイン
Rose CORBA アドイン Rose Data Modeler アドイン
Rose フレームワーク ウィザード
Rose J アドイン
Rose Oracle8 アドイン
Rose Model Integrator アドイン
Rose Quality Architect
Rose Webgain TOPLink ウィザード
Rose Type Library Importer アドイン
Rose バージョン管理アドイン
Rose Visual Basic アドイン
Rose WebModeler アドイン
Rose Web Publisher アドイン
Rose XML DTD アドイン
IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ
IBM Rational Rose のこのリリースには、次の新機能と拡張が含まれます。
コア Rose への拡張
· 分析モード、Rose VC++ と Rose ANSI C++
· ActiveX コントロールをホストする Rose でドッキング可能なウィンドウを作成する機能が加わりました。
Rose ANSI C++ に対する拡張
· ソース コード生成とリバース エンジニアリングのための CM 統合を提供します。
新規 Rose J CMR 機能には次の機能が含まれます。
1. コンテナ管理型 Bean 間の CMR 関係を、Rose 関連ツール* を使用して追加する機能。その関連に対して実行される検証で CMR が確認されると、CMR ステレオタイプが追加され、関連の設定が完了します。CMR 関係を変更する際に、CMR の検証が発生します。CMR が無効になると、警告が発行されます。
2. Rose J はその CMR 関係用の XML コードを Bean XML ファイルに生成します。
3. Rose J はその Bean XML ファイルから CMR 関係をリバース エンジニアリングし、Rose 内にその関係を設定します。
4. CMR 関係のチェックと修正機能が提供されています。Rose を使用して、CMR 関連を修正します。
5. このバージョンの Rose は、無効な CMR を含む可能性のある前のバージョンのモデルでも、そのモデルを変更することなくロードします。Rose は無効な CMR を検出すると、それを報告します。
*図上で関連を設定するには
a. メイン クラス図を選択します。
b. [ツール] メニューから、[オプション]、[表記法] をクリックし、[デフォルト言語] に Java を選択します。
c. [ツール] から [Java/J2EE] を選択して [新規 EJB] を選択し、EJB を作成します。
· EJB の種類に [エンティティ] を選択します。
· [永続化の種類] に [コンテナ管理型] を選択します。
· [ローカル名] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
· [Bean 名] に名前を入力します。
d. 2 つ目の Bean に対して別の名前で手順 c を繰り返します。
e. クラス図からツールバー内 (単方向の関連または関連) をクリックした後、一方のコンテナ管理型 EJB (CM EJB) を選択してもう一方の CM にドラッグします。オプションで、[ツール] から [生成] を選択し、[単方向の関連] または [関連] を選択することで、このアクションを実行することもできます。
この方法で設定された関連は、CMR ステレオタイプを持ちます。デフォルトでロールに名前が付けられ、多重度も 1 に設定されます。2 つの通常のクラス間で関連を設定した場合との違いを認識できます。
· J2EE Deploy アドインが追加され、WebLogic、WebSphere、Sun Reference Implementation、および Borland Enterprise 4.5、5.1 サーバーへの配置が可能になりました。
· Rose をインストールすると、 Rose はサポートする Java IDE がユーザーのコンピュータにインストールされているかどうかを検出します。
· JBuilder 8、9、および JBuilderX (10) IDE リンク サポートが提供されました。
Rose Model Integrator アドインに対する拡張
· Model Integrator が報告した競合のハード コピーを作成できます。
Rose CORBA アドインに対する拡張
· CORBA アドイン アクションに、ラウンド トリップ エンジニアリングでの属性型、操作の戻り値の型、操作のパラメータ型、操作の例外型に対する拡張が含まれます。
重要:Rose 2003 で CORBA モデルを変換してしまうと、以前のバージョンの Rose とは互換性がなくなります。Rose 2003 にアップグレードする際、以前のバージョンの Rose でこのモデルを作業する必要がないことを確認してください。以前のバージョンで作業すると、モデルが破損することがあります。
Rose VC++ アドインに対する拡張
[コンポーネントの仕様] から選択する [外部マップ] タブで「Include」文を変更し、その後にコード生成を行うと、変更がコードに反映されるようになりました。
Rose VC アドインの .NET Managed Extensions for C++ をサポート
Rose VC++
Rose Data Modeler に対する拡張
Rose バージョン管理アドインに対する拡張
IBM Rational のオンライン マニュアルは、次のサイトでご利用いただけます。http://www.ibm.com/software/rational/support/documentation/ (英語版)。http://www-6.ibm.com/jp/software/rational/download/ (日本語版)。
Rose で提供する技術マニュアルの目標は、ユーザーが Rose とそのアドインのすべての機能を最大限に活用できるよう、可能な限り役立つ正確な製品情報を提供することです。その目標を達成するために、Rose とそのアドインは、包括的なオンライン ヘルプ システムと補足のハードコピー マニュアルを提供します。
IBM Rational Rose のハードコピー マニュアルはこのリリースでは更新されません。ハードコピー マニュアルの前バージョンはその大部分の内容がまだ有効であるため、このリリースでも注文することができます。機能や動作における主な変更内容を理解しておくことをお勧めします。
メモ: ハードコピー マニュアルはベータ リリースでは提供されていません。
ハードコピー マニュアルのセット内容の変更に既に気づかれたかもしれません。一部のハードコピー マニュアルが除外対象となりました。オンライン ヘルプに同じ内容が提供されているためです。その一方で、重要な背景情報や補足情報を提供するマニュアルが一部新規に提供されました。将来のリリースでは、包括的なオンライン ヘルプ システムを更新していく一方で、このような付加価値のあるマニュアルもさらに提供していく予定です。
Rose または任意のアドインのオンライン ヘルプを印刷するには、 ヘルプ システムの [目次] タブからそれが容易に行えます。
1. Rose の [ヘルプ] メニューで、[目次とキーワード] をクリックします。
2. [目次] タブで、印刷したいヘルプを含むヘルプ ブックをクリックします
(たとえば、Rational Rose のヘルプ全体を選択するには [Rational Rose] ヘルプ ブックをクリックし、Rose Java のヘルプ全体を選択するには [Rose Java] ヘルプ ブックをクリックします)。
選択したブックに含まれるすべてのヘルプ トピック (選択したヘルプ ブックのサブブックに含まれるトピックも含む) が、目次に示された順番で印刷されます。
リリース ノート以外に、次のマニュアルが Rose とそのアドインのハードコピー マニュアルに含まれます。
このセクションでは、IBM Rational Rose とそのアドインをインストールおよび実行するために必要なシステム要件とソフトウェア要件を説明します。
IBM Rational Rose 環境でサーバーを使用する場合、サーバー マシンにするシステムを決定する必要があります。サーバー システムには高度な可用性が必要で、メモリとディスク容量にも余裕がなければなりません。次の表では、必要となるサーバーの種類を説明します。
IBM Rational Rose に使用するサーバー |
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フローティング ライセンスを使用する場合は、ライセンスを管理するサーバーをセットアップする必要があります。詳しくは、『Rational Software ライセンス管理ガイド』を参照してください。 |
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ある状況のもとでは、Windows 2000 上で、Windows の「Change Journal」(ログ) を有効にする NTFS レーンに Rational Version 2003 製品をインストールすることで、ファイル システムが破損することがあります。この破損は、Windows 2000 の障害が原因です。任意の Rational Version 2003 製品を Windows 2000 搭載のコンピュータにインストールする前に、以下を行ってください。
Rose Data Modeler と Rose Web Modeler の 2 つのアドイン をインストールするには、Microsoft .NET Framework v.1.1 以上が必要です。Microsoft .NET Framework v.1.1 以上がインストールされていない場合にインストールを継続しても、この 2 つのアドインはインストールされません。また既にインストールされていた前のバージョンのアドインも使用できなくなります。Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインは、.NET Framework をインストールした後なら、コントロール パネル内の [アプリケーションの追加と削除] から Rose を選択して、[変更] をクリックすると、いつでもインストールすることができます。
Microsoft .NET Framework のインストールについて詳しくは、次の Web サイトを参照してください。
次に、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインに関連した Rose Enterprise のインストール時の動作について説明します。
Microsoft .NET Framework のインストール状況 | インストール結果 | 必要なユーザー アクション |
新規のインストール |
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Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされている | Rose Data Modeler と Rose Web Modeler が正しくインストールされる | なし |
Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされていない | 通常のインストールが実行されるが、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインはインストールされない | この 2 つのアドインは、.NET Framework がインストールされた後なら、[コントロール パネル] > [アプリケーションの追加と削除] > [変更] ボタンを利用すればいつでもインストール可能 (以下の RATLC 247844 も参照)。 |
Upgrade Current Installation |
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Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされている | 新規 v2003.06.13 の Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインが正しくインストールされ、前のバージョンのアドインは使用できなくなる | なし |
Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされていない | 新規 v2003.06.13 の Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインはインストールされず、Add-In の前のバージョンも使用できなくなる | この 2 つのアドインは、.NET Framework がインストールされた後なら、[コントロール パネル] > [アプリケーションの追加と削除] > [変更] ボタンを使用すればいつでもインストール可能です (以下の RATLC 247844 も参照してください)。 |
RATLC00247844: .NET Framework の バージョン 1.1 以上がインストールされていないコンピュータに Rational Suite Enterprise をインストールすると、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインが正しくインストールされているように画面上で見えても、インストールされません。この 2 つのアドインはアドイン マネージャにリストされますが、使用することはできません。この 2 つのアドインは、 .NET Framework 1.1 以上をインストールした後に、前述の 「ユーザーが行う操作」 に説明されている方法で再インストールする必要があります。
次に、Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインに関連した Rose Data Modeler のインストール時の動作について説明します。
Microsoft .NET Framework のインストール状況 | インストール結果 | 必要なユーザー アクション |
New Installation |
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Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされている | Rose Data Modeler と Rose Web Modeler が正しくインストールされる | なし |
Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされていない | 製品インストールがエラーで終了する | Rose Data Modeler Edition v2003.06.13 は、Microsoft .NET Framework バージョン 1.1 以上をインストールした後ならいつでもインストールできます。 |
アップグレードでのインストール |
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Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされている | 新規の v2003.06.13 Rose Data Modeler のバージョンが正しくインストールされ、前のバージョンは使用できなくなる | なし |
Rose v2003.06.13 をインストールするコンピュータに .NET Framework バージョン 1.1 以上がインストールされていない | 製品インストールがエラーで終了する | Rose Data Modeler Edition v2003.06.13 は、Microsoft .NET Framework バージョン 1.1 以上をインストールした後ならいつでもインストールできます。 |
次の表では、IBM Rational Rose とそのアドインにおける、そのほかのシステム要件およびソフトウェア要件を説明します。
IBM Rational Rose の要件 |
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メモ: Windows XP Home Edition はこのリリースではサポートされていません。 |
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Web ブラウザを使用する Rose アドイン (Web Publisher など) は、一般的なブラウザの大部分をサポートします。 メモ:IBM Rational 製品 (一部の Rose アドインを含む) の中には、特定の Microsoft Internet Explorer コンポーネントが必要なものがあるため、IBM Rational のセットアップ プログラムが Internet Explorer 5.5 SP1 または SP2、6.0 SP1 をシステム上で検出しなかった場合、インストール プロセス中に警告が発行されます。ただし、これは単なる警告であり、インストールを継続することは可能です。Rose は、推奨するバージョンの Internet Explorer のいずれかをインストールして、テストされています。Internet Explorer をインストールせずに Rose をインストールおよび実行すると、予期しない結果を引き起こすことがあります。ただし、Internet Explorer をブラウザとして使用する必要はありません。 |
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Rose J は次の Java IDE をサポートします。使用する IDE に適切な JDK を使用してください。
IBM VisualAge for Java 3.5.3 と IBM VisualAge for Java 4.0 の両方もしくはどちらか一方が正しくインストールされなかった場合は、Rose の Java [プロジェクトの仕様] 内の [コード生成] タブにある [IDE の検出] ボタンをクリックします。 |
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Sybase SQL Anywhere ソフトウェアを使用する場合、データベース サーバーが次に示すハードウェアおよびソフトウェアの最小必要要件を満たすことを確認してください。 |
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Microsoft .NET Framework |
Rose Data Modeler と Rose Web Modeler のアドインには、バージョン 1.1 以上が必要です。これは、次のサイトから取得できます。 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=262d25e3-f589-4842-8157-034d1e7cf3a3&displaylang=ja |
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Rose RQA アドイン
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Rose RQA アドインには、LAN ローカル エリア接続で使用する 「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」 サービスが使用できる必要があります。 Rose RQA アドインは、 標準インストールに含まれます。このサービスが使用できない状態で Rose RQA アドインをインストールすると、以下のエラーが発生します。
「Error 1920. Service NuTCRACKERService (NuTCRACKERService) failed to start.Verify that you have sufficient priviliges to start system services」 または 「Could not start the NuTCRACKERService service on Local Computer.Error 1075:The dependency service does not exist or has been marked for deletion.」 サービスが存在するかどうかを確認するには、 [スタート]、[設定]、[ネットワークとダイアルアップ接続]、[ローカル エリア接続] の [プロパティ] ボタンの順に選択し、[Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有] が表示されており、[チェック マークがオンになっているコンポーネントがこの接続で使用されています] リストボックスがチェックされていることを確認します。 リストにない場合は、[インストール]、[サービス]、[追加...]、[Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有]、[OK] の順に選択します。 |
このリリースには、LEAD Technologies, Inc. 提供の次のファイルが含まれます:
このバージョンの IBM Rational Rose をインストールまたは削除する際に、次のガイドラインを確認してください。
メモ: 同じコンピュータ上で Rose の 2 つの異なるバージョンを実行することはできません。
メモ: インストール後にリブートが必要な場合は、インストールの開始に使用した管理者 ID と同じ ID でログオンする必要があります。
IBM Rational Software セットアップ プログラムはいつくかの共有コンポーネントをインストールします。それらのコンポーネントはシステム上のほかのアプリケーションに対しても使用可能になります。セットアップ プログラムはこれらのファイルの英語 (U.S.) バージョンをインストールします。より新しいバージョンのファイルがある場合には上書きしません。
セットアップ プログラムは、共有コンポーネントを更新する必要がある場合、更新が必要である共有コンポーネントのリストを表示します。そのリストにあるファイルをシステムにインストールしないと、インストール処理は続行できません。
一般的に、インストール プロシージャを使用して共有ファイルをインストールすることをお勧めします。次のような状況では、ユーザー自身でファイルをインストールしてください。
英語 (U.S.) 以外の言語にローカライズされている共有ファイルの以前のバージョンがインストールされていると、[英語版の最新バージョンでファイルを上書きします。] チェック ボックスが選択されます。このチェック ボックスをオフにすると、更新する必要のあるファイルのリストを保存、印刷することができます。その場合は、ユーザー自身でファイルを更新する必要があります。
IBM Rational Software セットアップ プログラムを実行する前に、レジストリとシステム ディレクトリのバックアップを保存してください。また、Rose をインストールするマシンのシステム バックアップも作成してください。特に、次のファイルのバックアップも作成することをお勧めします。
1. regedit を実行し、HKEY_CURRENT_USER\Software\Rational Software\Rose\Virtual Path Map までナビゲートします。
2. [レジストリ] メニューで、[レジストリ ファイルの書き出し] をクリックします。
1. regedit を実行し、HKEY_CURRENT_USER\Software\Rational Software\Rose\Virtual Path Map までナビゲートします。
2. [レジストリ] メニューで、[レジストリ ファイルの取り込み] をクリックし、エクスポートしたファイルをインポートします。
古いバージョンの IBM Rational 製品がシステムにインストールされている場合、そのシステム上のすべての IBM Rational 製品を同じバージョンにアップグレードする必要があります。IBM Rational ツールはお互いにファイルとコンポーネントを共有するため、新規にインストールを行うと、古い IBM Rational 製品は機能しなくなることがあります。古い製品の機能に影響があったかどうかは見た目にはわかりません。
IBM Rational Rose のこのリリースには、次の新機能と拡張が含まれます。
· ActiveX コントロールをホストする Rose にドッキング (またはフローティング) 可能なウィンドウを作成する機能が加わりました。
拡張された機能が Rose の新規ペタル ファイル形式に含まれる場合、事前に新規 Rose 形式で作成された Rose モデルを再保存する必要があります。これまでの再保存では、「強制保存」というレジストリの設定でのみ行うことが可能でしたが、新しいオプションはレジストリを変更しなくても再保存できるように、 [ツール] から [オプション] で選択可能な [一般] タブにあります。このオプションを使用するには
Rose 2003.06.12 にはシーケンス図に対する大幅な拡張が含まれます。内容は次のとおりです。
読み取り専用アクティビティまたは状態に対して遷移とオブジェクト フローを作成することができるようになりました。この拡張によって、アクティビティ状態が読み取り専用の管理ユニット内に場合もそれを共有することができます。また、遷移とオブジェクト フローのアイコンがブラウザ内に表示可能になりました。
遷移とオブジェクト フロー アイテムを保持する状態マシンの下で、「Relationship」フォルダが新たに使用できるようになりました。
遷移はブラウザ内でアイコン で表されます。一方でオブジェクト フローはブラウザ内にアイコン
で表されます。このリリースでは、Relationship フォルダで遷移とオブジェクト フローのアイテムの名前を変更したり、削除することができます。これらのアクションが実行されると、アクティビティ図のビューもそれに従って更新されます。ある状態マシンから別の状態マシンに遷移とオブジェクト フローのアイテムを再配置することもできます。その際アクティビティ図に描かれたそれらのアイテムに対応するビューには影響しません。
ブラウザ内の遷移表現
ブラウザ内のオブジェクト フロー表現
状態遷移とオブジェクト フローは、従来どおり REI または Rose スクリプトを使用しても作成できます。結果は図のビューとブラウザ内の Relationship フォルダの両方に表れます。
ブラウザで状態遷移とオブジェクト フローをダブルクリックすると、[仕様] ダイアログが開きます。このダイアログは以前の Rose リリースで使用されていたものと同じダイアログで、今までと同じ方法で使用できます。
· [状態遷移 仕様] ダイアログは、[状態の仕様] の [遷移] タブから遷移をダブルクリックすることで表示させることもできます。
· [オブジェクト フローの仕様] ダイアログは、[オブジェクトの仕様] の [送信オブジェクト フロー] タブまたは [受信オブジェクト フロー] タブからオブジェクト フローをダブルクリックすることで表示させることもできます。
ブラウザで状態遷移またはオブジェクト フローを右クリックすると、次に示す (ブラウザ内の [関連] アイテムと同じ) コンテキスト メニュー オプションが表示されます。
· 仕様を開く
· 削除 (モデル内の書き込み可能なアクティビティ図にある遷移またはオブジェクト フローに対応するすべてのビューが削除されます。モデル内の読み取り専用アクティビティ図にあるビューは未解決としてマークされます。)
· 名前の変更 (関連のブラウザ内の動作と同じ動作)
そのほかに実行できるブラウザ内でのアクション
· (遷移またはオブジェクト フローが書き込み可能なユニットにある場合) ある状態マシンから別の状態マシンへの遷移またはオブジェクト フローのドラッグ アンド ドロップがサポートされています。この機能は、遷移またはオブジェクト フローのビューをそれぞれ含むアクティビティ図には影響しません。
· 遷移またはオブジェクト フローが読み取り専用ユニット (パッケージ) にある場合は、(関連の動作と同じく) これらの遷移またはオブジェクト フローをドラッグ アンド ドロップすることはできません。
· 遷移またはオブジェクト フローをアクティビティ図にドラッグ アンド ドロップすることはサポートされています。
メモ:
· 遷移とオブジェクト フローは、状態の遷移またはオブジェクト フローのクライアントが存在する状態マシンに、正しく保存されるようになりました。
· 遷移またはオブジェクト フローを含む管理ユニットをブラウザの [関係] フォルダにアンロードすると、 図内の遷移またはオブジェクト フローのビューが未解決として表示される結果となります。遷移またはオブジェクト フローを含むその管理ユニットを再ロードすると、これらのビューが再び解決されて表示されます。
· アクティビティとオブジェクト フローを含むユニットをアンロードしても、ブラウザ内のオブジェクト フローを編集することができます。オブジェクト フローに行った変更は、そのユニットを再ロードした時点で有効になります。
Users will have the ability to utilize Rose J patterns, as before.さらに、下記に示す言語が追加され、そのパターン内容にもアクセスできるようになりました。それらのパターンは、ツリー ブラウザまたはクラス図内に定義されているクラスまたはインターフェイス要素のコンテキスト メニューから適用できます。
デザイン パターン、再利用可能なオブジェクト指向ソフトウェアに基づいたパターンがRose J パターンなどを適用する場合と同様の方法で適用されます。
構成要素 Observer は既存のモデル要素にバインドされていることが示されます (その線上にアスタリスクがない)。
すべてのそのほかの構成要素は、デフォルトで、(インデックス付きの) 構成要素名に開始クラスの完全名を付与した名前を持つクラスにバインドされます。構成要素行の右端のアスタリスクは、モデル内の既存の要素にその構成要素がバインドされていないことを視覚的に示すものです。これらのデフォルト名を使用して適用すると、アプリケーションがこれらの新規要素をモデル内に追加します。
残りの 2 つのシンプルな構成要素 (Subject と Client) に対して、モデル内の既存の要素を選択します。選択した要素の型が、XML ファイルに宣言されている型と一致しないと、アプリケーションは警告のメッセージを表示します。新規要素を正しい型で選択するか、メッセージを無視します。
· [OK] をクリックすると、進捗状況モニタがパターンの適用状況を表示します。更新したモデルを調べたり、フォワード エンジニアリングすることができます (ただし、分析モデル以外)。ソース ファイルを下記に示します。
//ソース ファイル: C:\Test\ObserverApplied\ConcreteObserver1.java
package ObserverApplied;
public class ConcreteObserver1 implements Observer
{
private Subject subject;
/**
* @roseuid 3D7E719602A3
public ConcreteObserver1()
{
}
/**
* @roseuid 3D7E6FE90170
*/
public void update()
{
observerState = subject.getState();
}
}
[デザイン パターン] ダイアログ ボックスでは、選択したデザイン パターンの構成要素を指定できます。デザイン パターンの構成要素とは、モデルに追加されるクラスやモデル内にある既存のクラスを指します。ダイアログ ボックスの構成は、適用するデザイン パターンによって異なります。ダイアログ ボックスに表示されるのは、選択したデザイン パターンの構成要素のみです。適用するデザイン パターンの名前がダイアログ ボックスのタイトルになります。
[構成要素] - このデザイン パターンを構成する一連のクラスを示します。各クラスは、特定の構成要素タイプとしての役割を果たします。各構成要素タイプは、クラスのグループを表すラベルになります。1 つのクラスのみから成るグループもあれば、複数のクラスから成るグループもあります。初期の状態では、すべてのグループに、Rose によって自動的に生成される名前が割り当てられます。これらの名前をそのまま使用してデザイン パターンを適用すると、割り当てられた名前の付いた新しいクラスがモデルに追加されます。自動的に生成される名前を使用せずに、別の名前を指定することもできます。また、モデル内にある既存のクラスの名前を使用することもできます。この場合には、新しいクラスが自動的に作成されるのではなく、選択した既存のクラスが使用されます。
クラス ブラウザ - 灰色の [...] ボタンをクリックすると、クラス ブラウザが起動します。ここで、構成要素として使用する既存のクラスを選択できます。構成要素クラスをダブルクリックしてクラス名を編集する際、このボタンが表示されます。
[説明] - 選択したデザイン パターンに関する情報が表示されます。デザイン パターンによって解決できる問題の種類に関する説明、問題に対処する方法についての簡単な説明、デザイン パターンを構成する要素の説明、パターンの構造を表すクラス図などが表示されます。
[キャンセル] - デザイン パターンの適用処理を中止し、[デザイン パターン] ダイアログ ボックスを閉じます。
構成要素クラスの追加 - 四角形の左上に黄色い小さな星のマークが付いた灰色のボタンをクリックすると、選択した構成要素の表にクラスが追加されます。
構成要素クラスの削除 - 赤い X 印の付いた灰色のボタンをクリックすると、選択したクラスが構成要素の表から削除されます。
Rose は、ロードされたすべての ActiveX コントロールを格納するコンテナとして使用することができます。
例:HKEY_CURRENT_USER\Software\Rational Software\Rose\ActiveX
たとえば、Microsoft Excel Spreadsheet (ProgramID = "OWC.Spreadsheet.9") を使用できるようにするには、次のキーを作成します。
Rose を再起動したら、ActiveX コントロールをロード (選択) できるようになります。ActiveX コントロールは [表示] メニューの下に表示されます。各 ActiveX コントロール (「Rose / ActiveX レジストリの設定方法 (Microsoft Office Spreadsheet 9.0 の場合)」の説明のとおりに登録されている) には、[Editor] メニュー オプションの直下に独自のメニュー オプションがリストされます。
ActiveX コントロールを作成してロードすると、その ActiveX コントロールがメニューに表示され、対応するメニュー項目にチェック マークが付きます。
· ActiveX コントロール ウィンドウをドラッグする - タイトル部分をクリックすることで、ウィンドウをドラッグできます。
· ActiveX コントロール ウィンドウのサイズを変更する - ウィンドウの枠をクリックすることで、サイズを変更できます。
· ActiveX コントロール ウィンドウの状態 (結合状態またはフローティング状態) を切り替える - タイトル部分をダブルクリックするか、ウィンドウを目的の形になるまでドラッグします。
Rose アプリケーションを終了すると、ActiveX ウィンドウのサイズと位置に関する情報がレジストリに保存されます。
ActiveX コントロールを Rose にロードすると、その ActiveX コントロールは明示的に閉じるまでロードされたままになります。
Rose のワークスペースに ActiveX コントロール プロジェクトが追加されました。ActiveX コントロール プロジェクトは、実行時にドキュメントとビューを作成する SECMultiDocTemplate をベースにしています。Rose を使用してロードできる COM オブジェクトは ActiveX コントロールのみとなります。
次のインターフェイスを公開している COM オブジェクトが ActiveX コントロールに該当します。
Rose では、選択した各 ActiveX について次のものが作成されます。
デフォルト言語が、Rose ウィンドウ ペインの下部 (現在のデフォルト言語を表示している場所) を右クリックするだけで変更できるようになりました。右クリックすると、表示されたコンテキスト メニューにすべての言語オプションが表示されます。新しいデフォルト言語を設定するには、そのコンテキスト メニューに表示されるオプションから 1 つを選択します。
rose00085082 |
シーケンス図内のコピーと貼り付けにおける問題。 |
RATLC00018205 |
Rose 2002 でパフォーマンスが低下する。同じ名前を持つ異なるモデル要素が複数ある場合に発生すると考えられる。 |
RATLC00018239 |
アクティビティのサイズ変更が正しく機能しないことがある (つまり、アクティビティを縮小しようとすると、アクティビティが拡大する)。 |
RATLC00024997 |
VAJ がコンピュータ上にインストールされていない場合に VAJ アドインを使用しようとすると、regsvr32.exe がエラー 3 を報告する。 |
RATLC00027337 |
Rose ヘルプ: バージョン情報が 2001a.04.00 という不正なバージョンを表示する。 |
RATLC00028636 |
オンライン マニュアルのブックマークが Acrobat 5.0.5j で文字化けする場合がある。 |
RATLC00028953 |
リバース エンジニアリング用に選択しなかったファイルで解析が不正に発生する。 |
RATLC00030462 |
管理ユニットのパッケージ名に「:」を含めると Rose がクラッシュする場合がある。パッケージ名には「:」を使用しないでください。 |
RATLC00040908 |
印刷: [1 ページに印刷] オプションで指定のページ サイズに合うように拡大印刷されない。 |
RATLC00040910 |
モデルの再ロード後、依存関係線を要素ノードに接続できない。 |
RATLC00041364 |
Rose の印刷で [1 ページに印刷] を選ぶと、(不正に) 図を圧縮して左上角に配置する。 |
RATLC00047429 |
レーン内にあるオブジェクトを操作する際、未ロード アイテム修飾子がアクティビティ図で発生することがある。 |
RATLC00047430 |
シーケンス図をスクロールするか、リフレッシュする、またはその両方を行うと、図が動的に拡大する。 |
RATLC00052909 |
新規メッセージを既存のメッセージ間に挿入すると、メッセージ名が正しく配置されない。 |
RATLC00052915 |
レーンに名前がない場合、*.cat ファイルをアンロードすることができない。 |
RATLC00053008 |
Rose: ファイルがリンクされているモデルではパフォーマンスが 250% 低下する。 |
RATLC00053075 |
Rose をインストールするために使用する *.exe は圧縮ファイルであるため、*.exe 上で右クリックし、解凍オプションを選択することで手動で解凍される場合がある。 |
RATLC00053085 |
プロパティ設定が正しく保存されない。プロパティ ファイルがデフォルト設定に戻ってしまう。 |
RATLC00053326 |
図の間を行ったり来たりすると、アクティビティのサイズが変化する。 |
RATLC00054082 |
モデルのロードに 1.5 から 2 時間かかる。 |
RATLC00054224 |
印刷時のレイアウトが保持されない。 |
RATLC00054300 |
シーケンス図内のオブジェクトが図の下部に移動する。クラス図内のオブジェクトを操作する際や、Rose を閉じたり、開いたりする際、この現象が発生する。 |
RATLC00055021 |
シーケンス図で長いライフラインが表示される。 |
RATLC00055169 |
キーボードの矢印キーを使用して、リスト ボックス内をスクロールすることができない。 |
RATLC00055406 |
シーケンス図内のオブジェクトを削除すると、Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00057804 |
破損した *.cat ファイルにより、Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00211570 |
クラスを移動させたり、関連のルートを変更すると、関連上のロール名が移動してしまう。回避策: 関連線上の真中にロールを配置することで「ジャンプ」動作を回避できます。 |
RATLC00211663 |
カスタムのプロパティ セットにアクセスすると、デフォルトのプロパティ セットが削除される。 |
RATLC00212380 |
日本語文字の 2 つ目のバイトに 0x5c が含まれていると、cat ファイルのロードに失敗する。 |
RATLC00212638 |
Rose から特定のスクリプトを実行すると Rose がクラッシュする。この原因は、そのスクリプトが開いていた図が閉じられておらず (隠れていただけであり)、リソース不足が発生したためです。 |
RATLC00212708 |
印刷プレビューを行うと、Rose がハングする場合がある。 |
RATLC00213086 |
保有プロパティ (ロール) の定義に関する変更がオンライン ヘルプで更新されていない。 |
RATLC00213098 |
循環するオブジェクト リンク関係によって Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00213105 |
[関連] ダイアログ ボックス内にある [詳細] タブの [リンク要素] フィールドで、クラスへの破損した関連を修正しようとすると、Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00213136 |
保存したシーケンス図が正しく表示されない。図を再表示しようとすると、アクターが下部位置に再配置される。 |
RATLC00213238 |
シーケンス図上のメッセージを移動、操作する際、そのメッセージが消失される。 |
RATLC00213283 |
属性をコピーして貼り付けると、プロパティ値が削除されることがある。 |
RATLC00213295 |
モデルの再ロード後、永続性が Rose 内で表示されない。 |
RATLC00213310 |
図を再構成した後、その図が元の図に戻ってしまう。 |
RATLC00213350 |
Rose でコピーと貼り付けを実行すると、属性または操作の定義が失われる場合がある。 |
RATLC00213424 |
遷移が読み取り専用の管理ユニットであるため、Rose が遷移を解決できないとき、無効な「未解決の関係」警告メッセージが表示される。 |
RATLC00213447 |
Rose オンライン ヘルプ「SCRIPT_PATH」情報が更新された。 |
RATLC00213473 |
Collection.Count の内容がオンライン ヘルプで修正された。 |
RATLC00213484、227924 |
シーケンス図内でコピーと貼り付けを実行すると、元のオブジェクトのステレオタイプを表示中に問題が発生する。 |
RATLC00213497 |
属性の型を表示する際に長い完全名を使用すると、ダイアログが非常に長くなり、スクロール バーが消えてしまう。 |
RATLC00213501 |
コマンドラインに読み取り専用のモデル名を指定して Rose を開く際や、読み取り専用のモデル ファイルをロードして (関連する *.pty ファイルを持つ) 新規のアドインをアドイン マネージャからアクティブにしようとした後、または ClearCase エクスプローラ経由でモデルを開こうとした場合、モデルが読み取り専用であることを示すエラーが表示される。 |
RATLC00213648 |
Rose がモデルをロード中に別のアプリケーションにフォーカスを切り替えると、Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00213816、52909 |
シーケンス図で、既存のメッセージの間に新規メッセージを挿入しようとすると、メッセージ名が誤った場所に配置される。 |
RATLC00213819 |
Rose を Windows XP SP1 で実行できるようにする。 |
RATLC00227839 |
シーケンス図でコピーと貼り付けを実行すると、Rose がクラッシュする場合がある。 |
2000e から 2002 に移行すると、モデルのロードが遅くなる。 |
|
RATLC00227852 |
関連コレクションの定義を削除すると、パッケージの定義も削除される。 |
シーケンス図が動的に拡大され、アクセス効率が低下する。 |
|
RATLC00229208 |
アクティビティ図内のアクティビティのステレオタイプが元々短く、そのアクティビティがステレオタイプ名全体を収容できるほど大きくても、そのステレオタイプが不正に短くなることがある。 |
RATLC00229126 |
印刷と Web 表示で、属性と操作のステレオタイプが黒い四角形として印刷/表示される。 |
RATLC00231652 |
ネストされたアクティビティ内のファイルに対しては絶対パスを使用する。 |
RATLC00231654 |
ユースケース内でコピーと貼り付けを実行すると、Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00238842 |
ダイアログとラジオ ボタンが英語に戻ることがある。 |
RATLC00239191 |
オブジェクト状態の削除を元に戻した後、新規モデルを選択すると、Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00239503 |
ユースケース ビューの下でパターンが適用できない。GOF と Java パターンをユースケース ビューの下で適用すると、Rose がハングします。 |
RATLC00239813 |
パッケージ依存関係があるクラス図をコピーすると Rose がクラッシュすることがある。 |
RATLC00213816 |
新規メッセージを既存のメッセージ間に挿入すると、メッセージ名が正しい位置に配置されない。 |
RATLC00239356 |
決定を含むアクティビティ図をコピーして貼り付けると、未解決の遷移が発生することがある。 |
RATLC00239358 |
オブジェクトとオブジェクト フローを含むアクティビティ図をコピーして貼り付けると、未解決のオブジェクト フローが発生することがある。 |
RATLC00240047 |
状態のアクションを編集、移動、表示、またはそのすべてを行うと、遷移ラベルが図上に不正に配置される。 |
RATLC00240613 |
Rose 2003.06.00 では、シーケンス図で破損が発生することがあったため (RATLC 227839、rose68141)、新たな Rose ログ エラー メッセージが導入された。この新たなエラー メッセージは以下に示すように表示されます。モデル内の矛盾があると警告を出力します。 Error:The consumer of the MessageView object ""object1_name"" does not match the model, in the diagram ""diagram1_name"". こうした矛盾は自動的に解決されます。モデルを保存し、妥当性をチェックしてください。 |
RATLC00365249 |
EJB を作成すると、Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00366374 |
クラス図の関連が管理ユニットにまで及ぶと、未解決の (M) アイコンが発生する。 回避策: 1. その関連クラスの (Delete キーを使用した) 削除を行って、そのクラスを図に (ドラッグ アンド ドロップするなどにより) 再追加すると、正しい関連に戻ります。 2. その未解決の関連の (Delete キーを使用した) 削除を行って、[クエリー] から [関係の表示/非表示]、[OK] を選択します。これにより、その関連クラス間に正しい関連が再追加されます。 |
RATLC00368099 |
Rose を最小化して Rose 外で関連ファイルを変更すると、Rose を開こうとしたときに、そのモデルの再ロードが必要になる。 |
RATLC00370128 |
保存と再ロードを何度も続けて実行すると、シーケンス図内のオブジェクトとメッセージが上方に不正に再配置される。 |
RATLC00370168 |
リリース (ベータ版) をダウンロードしてインストールすると、解凍してインストールする際に次のエラーが発生する。 Error: 1607 Unable to install InstallShield Scripting Runtime 回避策: そのリリースを手動で解凍し、セットアップ プログラムを実行してインストールします。 |
RATLC00371864 |
[ツール] メニューから [モデルのプロパティ]、[更新] を選択しても、プロパティ値が更新されない。オンライン マニュアルどおりに動作しない。 |
RATLC00374658 RATLC00375312 / IC40699 | 印刷時に、属性と操作の名前が切り詰められる (これは、フォントの幅と高さがプリンタの設定と表示モードで異なることが原因です)。 |
RATLC00435516 |
管理ユニットの親パッケージの制御時にパス エラーが発生する。 |
RATLC00440533 |
自動サイズ調整がアクティビティ図とステートチャート図に対して無効にならない。 |
RATLC00444103 |
保存と再ロードを何度も続けて実行すると、ノート アンカーがシーケンス図内で不正に移動する。 |
RATLC00447655 |
モデル プロパティのヘルプ ファイルを開こうとすると、次のような内容のエラーが発生する。 |
Rose を起動する際、最初に表示されるスプラッシュ スクリーンがスクリーン全体を占拠してしまい、Rose がロードされるまで、何の操作も実行できなくなってしまうことがある。 - noSplashScreen コマンドライン スイッチを使用すると、スプラッシュ スクリーンの表示を制御することができます。次に示す方法のいずれかを使用して、このスイッチを設定します。 1. Windows では、[スタート] から [ファイル名を指定して実行] をクリックします。 |
|
ウイルス スキャナの中には ソフトウェアをインストールまたは起動する際 .dll と .ini ファイルを含む各ファイルを読み取ってロードするたびにチェックするものがあります。これはウィルス スキャナが行う通常のプロセスです。ただし、この機能によってソフトウェアのロードに非常に時間がかかる場合があります。これは、ソフトウェアの動的な拡張機能のロードと、ウイルス対策ソフトウェアが行うウイルス チェック メカニズム間の相互作用による結果です。 このようなウイルス対策ソフトウェアの機能が、IBM Rational Rose と IBM Rational インストーラのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。 Rose は、大部分の情報をデフォルトの stereotype.ini ファイルと、Rose アドイン別に使用する ini ファイルに格納します。Rose は、これらの ini ファイル内のキーにアクセスする際、標準の Windows 呼び出しを使用します。ファイル内のキーを問い合わせるたびに、その ini ファイルを開いて検索し、閉じる作業が発生します。つまり、キーを読み取ろうとするたびに、McAfee が ini ファイル全体をスキャンするため、一部のファイルでは事実何百回ものスキャンが発生する場合もあります。Rose は多くのコンポーネントから構成されることから、dll のスキャンによって Rose の実行環境が悪化する上に、Rose の起動速度を低下させる原因ともなります。 現時点での最良の解決策は、McAfee での ini ファイルのスキャンを無効にすることです。これを行うには、次の手順に従ってください。 1. [システム トレイ] に移動し、 Vshield アイコンをダブルクリックします。 2. [システムスキャン] ダイアログ ボックスで、[プロパティ] をクリックします。 3. [プロパティ] ダイアログ ボックスで、 ウイルス スキャナがプログラム ファイルだけをスキャンしていることを確認してください。 5. [スキャンするファイルの拡張子] ダイアログ ボックスで、.ini 拡張子を検索し、[削除] をクリックします。 |
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rose00011800 |
図上にアイテムのビューがあるが、その下のアイテムがロードされていないまたは現在のモデル中に見つからないと、未解決のモデル警告が発生することがある。 アイテムに対するビューが現在のモデル内の図にあるが、そのアイテムがロードされていないパッケージ (管理ユニット) に存在する場合、アイテムと関連は正しく表示されていても、[モデルのチェック] コマンドを実行したとき未解決の参照として報告されます。アイテムを含むユニットがロードされると、報告された参照は解決済みとなり、未解決インジケーターが除去されます。Rose の以前のバージョンや無効なモデルの作成が許可されているバージョンを使用してモデルが作成されている場合にはモデルのロード中に未解決のモデル警告が発生することがあります。このような状況が発生する既知のケースは、次のとおりです。 循環的な汎化/実現関係の組み合わせ (Rose2000e では可能であるが、それ以上のバージョンでは無効)循環的な汎化/実現関係の組み合わせを作成しようとすると、エラー メッセージが表示され、関係が作成されないので注意してください。Rose の初期バージョンで作成されたモデルのファイルに存在する循環的な汎化/実現関係の組み合わせがモデルのロード時に検出され、その循環に含まれる関係のいずれかが未解決のまま残されます。 未解決のビューを削除して、必要に応じて新規のビューを追加できます。[ツール] から [モデルのチェック] を実行すると、Rose ログに未解決ビューのリストが作成されます。関連にモデル内の図上のビューがない場合、「未解決の関連」警告が Rose ログに記録されます。その警告は、[ツール] から [モデルのチェック] を選択しても、生成されます。 3. クライアント クラスの [クラスの仕様] を開き、[関連] タブをクリックします。 4. 未解決の関連 (汎化または実現) は、[名前] 列内のクラス名がカッコで囲まれています。 6. [クラスの仕様] の [関連] タブを使用して、不必要な関係を削除します。 共有オブジェクト - アクティビティ図の共有オブジェクト (Rose2000e では使用可能だったが、このリリースでは無効)共有オブジェクトとは、ある状態マシンに属するオブジェクトで、別の状態マシンに属するアクティビティ図上にビューがあるオブジェクトを指します。オブジェクトが図と同じ状態マシンに属していない場合、オブジェクトのドラッグ アンド ドロップ機能は使用できません。通常、未解決オブジェクトを図から削除することも、新規オブジェクトをその図上に作成することもできます。その一方で、モデルの完全性と妥当性は保たれます。オブジェクトは実際にはモデル要素ではないからです。そのオブジェクトは何かを定義するわけでもなく、クラスの状態と動作をビジュアル化するために使用するただのインスタンスです。 |
rose00014249 |
フォームを作成するための新しいクラス図ツールバーが使用できるようになったが、これはツールバーに手動で追加する必要がある。 |
rose00016544 |
チュートリアルのモジュール 6 では、DLL を登録する必要がある。これらの DLL はチュートリアルに付属して出荷されている DLL です。 この操作を Windows 2000 で行うと失敗し、DLL を regsvr32.exe にドラッグする際にエラーが発生することがあります。 チュートリアルのこのステップを完了するには、ユーザーのコンピュータに対する管理者権限を持つ必要があります。 |
RATLC00028780 |
Rose IDE リンク メカニズムが VAJ 3.5.3 に正しくリンク (または統合) されない。この問題が発生したら、IBM Rational 技術サポートに連絡して、Technical Note# 16907 の情報を要求してください。 |
クラス名に疑問符 (?) が含まれる場合、Rose はそのクラス名の表示に予想以上に長い時間がかかります。自動サイズ調整をオフにすると、表示時間が多少短縮されます。 |
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[アクティビティ] アイコンに履歴を示すグラフィックな描写が表示されない。また、[履歴] アイコンをブラウザから図にドラッグすることもできません。 |
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Message Signature オプションを変更した後 [適用] をクリックすると、すべてのシーケンス図でメッセージ上のカッコ内のテキストが消えてしまう。 |
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IBM Rational Rose の以前のバージョンに追加されたカスタムのステレオタイプ アイコンの中に、正しく表示されないものがある。 回避策:アイコン ファイル (.wmf) を .wmf ファイルをサポートするグラフィック用アプリケーションで開きます。色のパレットを「透明」に設定します。 |
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ROSE_CPP パス マップ変数を変更するには、まずそのエントリをレジストリから手作業で削除する必要がある。このパス マップ変数は Windows レジストリの次の場所にあります。 |
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RATLC0040998 | [ツール]、[オプション]、[XML] タブの順に選択し、アイテムを右クリックし [ヘルプ] を選択するとエラーが発生することがある。 |
状態またはアクティビティ図が別の状態またはアクティビティ図/モデルからの要素のビューを含む場合、その要素に対する [クエリー]、[選択した要素の表示] コマンドが機能しない。 |
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アクティビティ図内の読み取り専用オブジェクトに結合されたクラスを持つパッケージを削除すると Rose がクラッシュする。 |
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ロードされていない管理ユニットをモデルから削除することができない。管理ユニットをモデルから削除するには、ユニットをまずロードして、削除します。 |
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RATLC00212699 |
VC++ 更新コードで Rose がクラッシュすることがある (ただし、ダブルクリックしてモデルを開いた場合のみ)。回避策: Rose を一度起動し、閉じます。モデルを再びダブルクリックすると、モデルがロードされ、正しく使用することができます。 |
RATLC00213677 |
図を印刷すると、ユーザーのスクリーンに表示されるものと異なったものが印刷される。たとえば、長い操作は完全に印刷されません。 |
RATLC00237076 |
RUP をインストールしていなければ、拡張ヘルプを開くことができない。これは正しい動作であるが、このメニューはこのような場合にはグレー表示になっている必要があります。 |
RATLC00238101 |
Merant PVCS の 7.5.00 以前のバージョンがインストールされていると、Rose が CPU の大部分 (99%) を占有することがある。回避策: そのバージョン コントロール アドインを無効にするか、Rose をインストールする場合はそのバージョン コントロール アドインをインストールしないようにします。 |
RATLC00238431、371412 |
2 つのドライブ上に 2 つの等しいフォルダがある場合、Rose は仮想パス マップ変数をドライブ名の後ろに追加する |
RATLC00238854 |
韓国語 Windows で [へルプ] メニューの [バージョン情報] から [連絡先] ウィンドウを表示すると、文字が正しく表示されないことがある。次のようなものが表示される必要がある。 IBM Rational Software に問い合わせる前に、製品と問い合わせに関する詳しい情報は、http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ を参照してください。 |
RATLC00239236 |
エディタ内の DBC 文字上でカーソルが正しく配置されない |
RATLC00239886 |
インストーラ機能を修復しても、Rose がインストールしたファイルが完全に修復されない場合がある。[修復] を実行した後も問題が継続して起こるようであれば、Rational 技術サポートに連絡してください。 |
RATLC00443765 |
生成された DDL スクリプトが DBCS をエスケープしない。 1. テーブル/列/ビューの日本語名を作成します。 回避策:ASCII 以外の文字をオブジェクト名に使用する場合、[引用符付き識別子] オプションをオンにする必要があります。 |
RATLC00444954 |
図内の汎化と関連がお互いに重なることがある。 |
RATLC00445804 |
[印刷プレビュー] でアクティビティ図が明確に表示されない。 |
RATLC00449778 / IC39598 |
バージョン管理アドインがチェックされているときに多くの管理ユニットを含む大容量のモデルをロードすると、アドイン マネージャのすべてのアドインのチェックが外される。 回避策: モデルのプロパティを書き込み可能にし、モデルをリロードします。すべてのアドインはチェックされた状態で残ります。 |
ヘルプ ブック「Visual Studio RTE Extensibility」内の「Drag-Drop Add-In Sample」ヘルプ トピックのセクション「How to Run the Sample」に次の更新が必要である。 |
Rose モデルのバージョン管理に ClearCase を使用し、ユースケースを RequisitePro と統合する場合がこれに当たります。管理下のパッケージ内に未保存の変更がある場合に、そのパッケージをチェックインしようとすると、ClearCase はその変更を保存するよう要求します。このとき、RequisitePro は保存操作を認識しません。Rose モデルをその後閉じると、RequisitePro は最後に認識された保存操作後のすべての変更を削除します。したがって、Rose と RequisitePro 内のユースケース情報が同期しないということが発生します。このような状況の発生を防ぐためには、ClearCase にチェックインする前に Rose 内でその管理パッケージを保存するようにしてください。
次の新機能がこのリリースに含まれます。
**定義 (コメント) は、すべてのモデル要素に対して生成とリバース エンジニアリングの両方できます。
定義は、生成されたアイテムとそのアイテムのモデル ID の直前に生成されます。たとえば、次のコード フラグメントはクラス内の 2 つの属性に対して生成された定義を示します。
// 顧客の生年月日
//##ModelId=351ADC1EF002
CDate dob;
// 顧客 ID は、システム内の各顧客オブジェクト
// に対する一意の ID を記録するために
// 使用します。
//##ModelId=351ADC1EF002
long custId;
定義テキストは、そのテキストの各行を 1 行のコメントとして生成することによって、コメント ブロックとして変換されます。コメントの区切り文字 (//) とテキストの開始文字の間にスペースが自動的に挿入されます。1 行の定義テキストは、単一行 (//) または複数行 (/*) のいずれかのコメント区切り文字を明示的に使用して開始できます。そのテキストは、フォーム全体にそのままの形式で生成されます。これにより、ユーザー固有のコメントを生成することが可能になります。
定義をリバース エンジニアリングすることもできます。定義のリバース エンジニアリングは固有のルールに従います。コード アイテムの宣言から、そのコードは情報にトラバースされます。モデル ID コメント タグと定義 コメント ブロックの終わりの間には、オプションの空白行が 1 つ許されます。モデル ID コメント タグが見つからない場合は、その宣言と定義コメント ブロックの終わりの間で、オプションの空白行が 1 つ許されます。定義コメント ブロックには、複数の単一行コメント (//)、複数行 (/*,*/) コメント、または双方の組み合わせが使用できます。しかしながら、スペースのある単一行コメント (//) だけがプレーン テキストに変換されます。そのほかのコメントは定義テキスト内で明示的なコメントとして表示されます。コメント ブロックは、空白行または別のコード宣言が見つかるまで、継続して拡張されます。
したがって、定義コメント ブロックをリバース エンジニアリングするには、そのコードは次の形式である必要があります。
空白行またはコード
[コメント ブロック
[単一空白行]]
[モード ID タグ]
コード宣言
空白行は、同期時に保存されます。ソース コード内でのみ削除できます。
プロパティ CommentRules は、UML 定義とソース コード内のそれに対応するコメント ブロックの同期を制御するために使用します。4 つの選択肢が用意されています。
この設定は、モデルとソース コード内のコメントの完全同期をサポートします。これはデフォルトです。
この設定は、コメントをソース コードのみに生成します。その定義テキストと異なるコメント セクションは上書きします。
この設定は、関連するエンティティの UML 定義のみを更新します。そのコメントと異なるテキストは上書きします。
この設定は、同期を完全にオフにするために使用します。この設定を指定すると、定義またはソース コードのいずれにおいても、更新は実行されません。
プロパティ CommentRules は、[ANSI C++] タブの下の [モデルのプロパティ] ボックスで設定できます。[モジュール仕様] または [モジュール本体] のいずれかの型を選択します。
このプロパティは、コンポーネントの ANSI C++ 仕様でも設定できます。[スタイル] タブを選択し、[ラウンド トリップ エンジニアリング オプション] 内の [コメント] で適切な設定を選択してください。
Rose ANSI C++ アドインの以前のバージョンでは、ソース コード内でのコメントの生成に異なるスタイルを使用していました。たとえば、次のコード フラグメントは、クラス (古いスタイル) 内の 2 つの属性に対して生成された定義を示します。
//##ModelId=351ADC1EF002
//##Documentation
//## 顧客の生年月日
CDate dob;
//##ModelId=351ADC1EF002
//##Documentation
//## 顧客 ID は、システム内の各顧客オブジェクト
//## に対する一意の ID を記録するために
//## 使用します。
long custId;
このスタイルは、もう生成されることはありませんが、コード生成の同期がアクティブであって、定義テキストへのモデル変更が行われない限り保持されます。ソース コードに対して直接変更を行うこともまだ可能です。これらの変更はモデルと同期されます。しかしながら、モデル内の変更から起因する変更が必要となった場合、古いスタイルのコメント ブロックは、新たなスタイルに書き換えられます。また、そのコメント ブロックはモデル ID の前に移動されます。
RATLC00041526 | 比較演算子の戻り型が int でなく、Bool である。 |
RATLC00042987 | [ベース ライブラリのアンロードを許可] ([ツール] から [ANSI C++]、[設定] を選択) がオンライン ヘルプで説明されない。 |
RATLC00047641 |
inline でない操作本体が、ラウンド トリップ エンジニアリング後にヘッダー ファイルに生成される。 |
サプライヤ クラスが CodeName である場合に関連/汎化/依存関係に対して生成された include と forward クラス宣言がない。 |
|
RATLC00050181 |
テンプレート クラスのラウンド トリップ エンジニアリング中、本体ファイルが同期しない。 |
RATLC00212596 |
ANSI C++ コード生成 -- ヘッダー ファイルとボディ ファイルに対してではなく、ヘッダー ファイルにすべてのコードを生成する機能が必要。 |
RATLC00212654 |
forward 宣言/#include 文が 2 回目以降のコード生成で更新されない。 |
RATLC00235187 | コードが適切に生成されるために、すべての ANSI C++ クラスとインターフェイスが [論理ビュー] に配置される必要がある。 |
RATLC00368636 |
Rose ANSI C++ コード生成で class、enum、typedef がヘッダー ファイルに正しい順番で生成されない。 |
RATLC00600130 |
friend クラス宣言がフォーワード エンジニアリング時にコードから削除されない。 |
障害 |
説明 |
RATLC00042669 |
パラメタライズド クラスに [Forward Reference Only] を設定すると Rose がクラッシュする場合がある。 |
RATLC00053166 |
ネストされた C++ クラスに完全名が使用されていない。 |
RATLC00054248 |
特定の構成要素のフォワード エンジニアリングで次の Rose クラッシュが発生することがある。 SYSTEM ERROR: line xx, pc ..: Cannot find property “GenerateInclude” in property set “default_Role”. |
RATLC00236173 |
パッケージ本体とパッケージ仕様のコンポーネントが同じパッケージ内にない場合、ヘッダー ファイルが本体ファイル内に含まれない。 |
RATLC00240069 |
ネスとされたクラスのコードを生成すると、次のエラーが発生することがある。 |
RATLC00442224 |
順序付けられた制約は Rose の日本語版では正しく動作しない。 |
障害 |
説明 |
RATLC00039470 | クラス内の操作の生成を抑制できない。 |
RATLC00238885 |
Rose アナライザの使用中、Rose のリリース領域の場所に関連するファイルを書き込むことがある。 |
Rational Rose Visual C++ アドインは、IBM Rational Rose モデリング環境と Microsoft Visual C++ 間のインターフェイスを提供します。Rational Rose Visual C++ の主な機能は次のとおりです。
このリリースの Rose Visual C++ アドインは、前のバージョンのアドインと後方互換します。
このバージョンの Rose では、以前のバージョンの Rose より詳細な MIDL サポートを提供します。Rose 2000 で作成されたモデルにコード更新ツールまたはモデル更新ツールを使用する場合、このバージョンの Rose は、MIDL プロジェクトを表す既存のコンポーネントに対して <<MIDL>> としてステレオタイプ化された新規のコンポーネントを自動的に作成します。<<coclass>> または <<interface>> としてステレオタイプ化されているモデル クラスは <<MIDL>> コンポーネントに自動的に割り当てられます。
Rose 2000 モデルについては、このバージョンの Rose を使用してコードを生成する前に、モデル更新ツールを使用することを推奨します。
Visual C++ と クラシック C++ アドインで使用されているモデル形式は相互に置き換えできません。Rose クラシック C++ での使用に作成したモデルを Rose Visual C++ で使用する場合、そのモデルをモデル コンバータで変換する必要があります。
モデルを変換するには、[ツール] メニューから [Visual C++] をポイントし、[モデル コンバータ] をクリックします。
Rose VC++ の初期バージョンでは、ラウンド トリップ エンジニアリングでコード ファイルを更新する際、ファイル システムに直接書き込んでいました。その際それらのファイルが IDE で開かれている場合、ダイアログ ボックスには、ファイルがソース エディタ以外で変更されたことを通知し、IDE にファイルをリロードするかを尋ねるメッセージが表示されます。
Rose 2003.06.10 では、この機能が有効になっていると (下記を参照)、IDE 内で既に開いているファイルは、その IDE 内で直接変更されます。したがって、再ロードのダイアログ ボックスの表示を回避することができます。
ClearCase 管理下のファイルの場合、Visual C++ IDE と ClearCase リンク ディレクトリ内にある ClearCase ファイル間の相互作用に問題がありました。Visual C++ はリンク ディレクトリからファイルの変更通知イベントを受け取りません。この場合、ファイルを再ロードする必要があるというメッセージは表示されません。
Rose 2003.06.10 では、この機能が有効になっていると (下記を参照)、IDE 内で開いているファイルはラウンド トリップ エンジニアリング中に自動的に更新されます。
IDE 内で、Rose VC++ ソース ファイルの自動更新を有効にするには次のレジストリ キーを「1」に設定します。
この機能を無効にするには、次のレジストリ キーを「0」に設定します。デフォルト値は「0」です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Rational Software\Rose\Addins\VC++\Custom Settings\Language Properties\ReloadFilesInIDE
Rose Visual C++ アドインが、Microsoft Visual Studio .NET IDE にロードされているプロジェクトにアクセスできるようになりました。
メモ: Rose Visual C++ アドインは .NET の「Managed C++」コードの C++ 言語への拡張を現時点ではサポートしていません。また、Rose VC++ アドインは、.NET 7.0 で追加された新規の「#」ディレクティブを認識しません。
Rose での .NET 7.0 プロジェクトへのアクセス方法
[最近] と [実行中] タブは VC++ .NET プロジェクトと VC 6.0 プロジェクトを表示します。
[外部] タブにある Include リストの変更後に その変更をコード更新時に適用させる機能
コンポーネント仕様の [外部マップ] タブにある [インクルード ファイル]/[ファイル名] リストで指定されている include リストに行った変更が、次のコード生成時にコードに反映されます。Rose の前リリースでは、[外部マップ] タブで指定されている include リストが生成されるのは一度だけで、リストが変更されても、コードに反映されることはありませんでした。
この拡張によって、include の変更が可能になり、その後でコード生成を行うと、クラスが変更された include のマッピングがコード内に反映されます。
[コンポーネントの仕様] ダイアログの [外部マップ] タブにアクセスするには
ブラウザ内の [コンポーネント ビュー] にある VC++ コンポーネントを選択します。
右クリックして [プロパティ] を選択します。
[外部マップ] タブでは、ほかのコンポーネントで実現されるクラスがこのコンポーネントで実現されるクラスを参照するときに必要となる include 文に、このコンポーネントで実現されるクラスをマッピングできます。
たとえば、コンポーネント「SupplierComp」の [外部マップ] タブに次に示す生成コードが含まれる場合
#include "stdafx.h"
#include "WrongHeader.h"
#include "Client.h"
「SupplierComp」コンポーネントの [外部マップ] タブにある [インクルード ファイル] グループボックス内の [ファイル名] フィールドで変更 (「WrongHeader.h」から「RightHeader.h」へ) を行うと、
生成されたコードには次が含まれるようになります。
#include "stdafx.h"
#include "RightHeader.h"
#include "Client.h"
メモ:[外部マップ] タブの include リストに変更が加えられるたびに、コードを再生成するように促す警告メッセージがユーザーに通知されます。Include への変更は、コード生成して初めてコード内に反映されます。
[はい] を選択すると、コードが生成され、Include への変更が新たに生成されたコード内に反映されます。
[いいえ] (コード生成を次回に延期) を選択すると、[外部マップ] の変更によって影響を受けたコンポーネントのコード生成を促す最終警告メッセージが出力されます。コード生成を行わない場合、その変更はコード内に反映されません。
Rose VC++ アドインの .NET Managed Extensions for C++ をサポート
Rose VC++ .NET サポートが拡張されて、Rose VC++ アドインにおける Managed Extensions for C++ がリバース エンジニアリング目的でサポートされるようになりました。次のキーワードが Rose VC++ の Managed Extensions に追加されました (Grammar ファイル)。適切なリバース エンジニアリングのために、必要に応じてそのキーワードが解釈され、モデルに反映されます。
キーワード | 説明 |
__abstract | 直接インスタンス化できないクラスを宣言する |
__box | 共通言語の実行時ヒープに __value クラスのコピーを作成する |
__delegate | 管理型クラスの一意のメソッドへの参照を宣言する |
__event | 管理型クラスのイベント メソッドを宣言する |
__finally | try ブロックと関連付けた finally ブロックを宣言する |
__gc | gc 型を宣言する |
__identifier | C++ キーワードを識別子として使用できるようにする |
__interface | インターフェイスを宣言する |
__nogc | ガーベッジ コレクションされない native C++ クラスを宣言する |
__pin | ガーベッジ コレクション中に管理型クラスのオブジェクトまたは埋め込まれたオブジェクトが共通言語ランタイムによって移動されないようにする |
__property | 管理型クラスのプロパティ メンバを宣言する |
public、protected、private | アセンブリのほかに指定した型やメソッドのアクセシビリティを設定する |
__sealed | __gc クラスが基底クラスにならないように、またはメソッドが派生クラスのメソッドに上書きされないようにする |
__try_cast | 指定されたキャストを実行するか、キャストが失敗した場合に例外をスローする |
__typeof | 指定された型の System::Type を返す |
__value | 値型を宣言する |
障害 |
説明 |
RATLC00041560 |
VC++ のロール タイプと関係が一貫してリンクされない。 |
RATLC00053232 |
Rose 2000e からアップロードした後、VC++ アドインがコードを生成しない、またはリバース エンジニアリングできないことがある。 |
RATLC00055339 |
inline 操作のコメントが VC++ ヘッダー ファイルに 2 回追加される。 |
RATLC00212957 |
Rose V++ は、midl コードを含む場合、モデル内のコンポーネントからのインターフェイスを割り当て解除する。 |
RATLC00213032 |
ファイルを元の場所から移動すると、プロジェクトで作業できなくなる。 |
RATLC00213384 |
VC++ アドインがリバース エンジニアリング時に名前空間を無視する。 |
RATLC00214070 |
VC++ アドインによって cpp ファイル内に追加された操作コメントが、その操作がモデルから削除されても削除されない。 |
RATLC00227834 |
依存関係が関連するクラスが、その依存関係が追加される前に生成されると、#include が生成されない。 |
RATLC00227928 |
更新された VC++ オンライン ヘルプ マニュアル。 |
RATLC00231778 |
外部マップの更新がクライアント クラスの #include の再生成に影響しない。 |
RATLC00232264 |
ネストされたクラスで宣言されている static イニシャライザで、外殻クラスの範囲が定義内にない。 |
RATLC00232265 |
ソース内の static イニシャライザがパーサーによって認識されないため、更新されない。 |
RATLC00235393 |
Rose が abstract デストラクタの実装コードを不正に削除する。 |
RATLC00238846 |
[定義の生成] チェック ボックスをオンまたはオフにした場合、[オプション] グループ ボックス全体が有効または無効になる必要がある。 |
RATLC00241604 |
読み取り専用 *.cat ファイルに格納されている typedef に対してモデル アシスタントを開くと、エラーが発生する。エラーが発生した後、ユーザーは Rose を一度終了して再起動する必要がある。 |
RATLC00438375 |
VC++ を使用したリバース エンジニアリング時に「int* const」が「int」に変更される。 |
RATLC00439082 |
集約と依存関係の #include が HeaderFileName プロパティを無視する (旧 RBU21771)。 |
Rose Ada アドインは、Rose モデルに含まれる情報から Ada ソース コードを生成します。
選択した各モデル コンポーネント用に生成されたコードは、そのコンポーネントの仕様、コード生成のプロパティ、そのモデルのプロパティの相関結果です。これらのプロパティは、モデルを Ada コードにマッピングするために必要な言語固有の情報を提供します。
Rose Ada はユーザーが提供した宣言と文を、ある反復処理から次の反復処理へと保持します。そのようなユーザー提供コードは、コードが再生成されても保持される保護コード領域に配置します。
次のリストで、このリリースの Rose Ada での既知の問題と制限を説明します。
rose00014965 |
Rose/Apex はネストされたパッケージ間の循環を不必要に報告する。 |
rose00016142 |
操作の cg に対して private のみの可視性。 |
rose00029061 |
Rose/Ada が RUP コンポーネント ビューのマッピングをサポートしない。 Apex プロパティ ApexSubsystem と ApexView 用に次の設定をサポートするようになりました。 ApexSubsystem:[/]{directory/}subsystem ApexView:{directory/}view |
rose00031390 |
Rpse/Ada を使用したパラメータのモードを指定するフィールド。 新規のパラメータ プロパティ Mode は、パラメータのモードを指定するために使用します。[型] フィールドにモードを指定する必要はなくなりました。 |
rose00069859 |
著作権通知のプロパティにテキスト ファイルを指定する機能。 新規プロパティ Declare (値は Before または After) を使用して、static 宣言を宣言する場所 (クラス型の前か後) を指定することができるようになりました。 |
rose00073946 |
private タスク型 (または任意のタスク タイプ) の public タスク エントリへのアクセス プロシージャの生成を抑制する。 |
rose00074511 |
総称的サブプログラムの本体内に生成された不適切なシグニチャ。 |
rose00075639 |
Rose Ada:システム エラー: 行 10811、pc 27607 プロパティ「inherits」の要求に Null ハンドルがあります。 |
RATLC00039909 |
パッケージのコンテキスト メニューに [ブラウズ] がオプションとして必要。 |
RATLC00040027 |
Apex アドインが無効になっている場合、パッケージのブラウズが何もしない。 |
RATLC00040199 |
CG のプロパティで、制御された型の可視性の指定が要求される。 新規のクラス プロパティ TypeControlVisibility は、管理されている拡張部分を public 部分で見えるようにするかどうかを指定します。デフォルトは private です。 |
RATLC00040756 |
読み取り専用モデルから Ada83 / Ada95 のコードを生成することができない。 |
RATLC00040821 |
完全に private な型を使用できるようにする。 |
RATLC00040865 |
Ada95 で新規のファイルを作成しないように選択していても、作成される。 |
RATLC00041000 |
仕様/本体をブラウズしようとするとエラーが発生する。 |
RATLC00041082 |
クラスをコンポーネントに割り当てた後、間違った仕様をブラウズする。 |
RATLC00041232 |
コード生成用に、複数のコンポーネントをブラウザ内で選択できない。 |
RATLC00041586 |
パッケージ本体内の型定義。 |
RATLC00041617 |
関連ロール用の Representation プロパティの要求。 |
RATLC00042019 |
Apex と Rose/Ada:コード生成とチェックインしたユニットでの問題。 |
RATLC00042861 |
読み取り専用の *.cat ファイル内のブラウズ情報を、コード生成後変更できない。 |
RATLC00043143 |
コンポーネント ビューから本体 - パッケージ本体をブラウズできない。 |
RATLC00047509 |
アドイン マネージャに対する更新、Rose Ada アドインにマイナ バージョンの更新番号の記載。 |
RATLC00047852 |
クラス規模のアクセス判別を生成できる機能の追加。 新規の属性、集約/保有関係またはロールのプロパティ AccessDiscriminantClassWide は、型をクラスとして生成するかどうかを制御します。 |
RATLC00049240 |
(Unix のみ対象) オーバーロードされた演算子のコード生成でエラーが発生する。 |
RATLC00053250 |
Rose Ada は、パッケージ本体内ではなく、仕様内に生成する。 |
RATLC00054636 |
パッケージ内の generics の生成。 サブプログラムの generics のみをサポートします。インスタンス化されたクラス ユーティリティのステレオタイプは、サブプログラムに設定する必要があり、そのクラスもパッケージ仕様のコンポーネントに割り当てる必要があります。[可視性] フィールドが総称的サブプログラムを宣言する場所を制御します。 |
RATLC00055342 |
ネストされたクラス (レベル 3) の Ada95 コードの生成でシステム エラーが発生する。 |
RATLC00211903 |
private 定数が正しく生成されない。 |
RATLC00212355 |
Ada 95 の [仕様のブラウズ] がパラメタライズド クラスの [本体のブラウズ] と同じコードを表示する。 |
RATLC00212510 |
private 部分でのサブタイプの生成。 |
RATLC00212616 |
Rose/Ada で実装宣言を本体に保持する必要がある。 [可視性の制御]、すなわち「クラスの可視性」は、パッケージ仕様/本体のどこに宣言を定義するかを制御します。TypeVisibility は public クラスが private 型であるかどうかを制御します。 新規のクラス プロパティ IncompleteType (DoNotDeclare、NoDiscriminantPart、UnknownDiscriminantPart、KnownDiscriminantPart) は、不完全な型宣言を宣言するために使用します。デフォルトは DoNotDeclare です。 |
RATLC00212637 |
完全に private であるタスクをモデリングできない。 |
RATLC00212696 |
クラス メソッド用の総称的サブプログラムのインスタンス化。 インスタンス化されたクラスでの [可視性の制御] の使用によって、そのインスタンス化結果を生成する場所を制御できるようになりました。プロパティ CodeName をサポートします。 |
RATLC00212878 |
「メイン プログラム」コンポーネントに割り当てられたクラスから [本体のブラウズ] が動作しない。 |
RATLC00214057 |
存在しないディレクトリを Ada がコード生成中に生成できない。 |
RATLC00234488 |
次のエラー メッセージが、Ada95 コードの生成時 (さまざまな操作を含む) に発生する。 エラー: 内部エラー: エラーの型が不明です。既存の型のエラー ID が使用されます。 |
RATLC0041393 |
Rose/Ada がタスクの設定/取得を生成しない。 |
ClearCase アドインは IBM Rational Rose と IBM Rational ClearCase バージョン管理システム間の密接な統合を提供します。このアドインは、汎用のバージョン管理アドインで提供される ClearCase 機能に置き換わる機能を提供します。汎用のバージョン管理アドインとは異なり、ClearCase アドインは Microsoft SCC API を使用して ClearCase と通信しません。このアドインでは、ClearCase 固有のカスタマイズ機能を使用できます。
汎用のバージョン管理アドインを既に使用したことがあれば、ClearCase アドインへの移行は容易です。両者のダイアログやメニューの多くが共通のアイテムを使用するためです。
IBM Rational Rose CORBA アドインは、Rose モデル要素の CORBA 対応 IDL コードへのフォーワード エンジニアリングと CORBA IDL コードの Rose モデルへのリバース エンジニアリングを可能にします。
CORBA 2.3 仕様をサポートするために、Rose CORBA では値型の使用を実装しています。値型を使用すると、参照によってではなく、値によってオブジェクトを渡すことができます。この機能は、オブジェクトの主目的がデータのカプセル化である場合、またはオブジェクトのコピーを明示的に作成したい場合に特に便利です。2 つの CORBA ステレオタイプがこの拡張を使用します。
このリリースには、ラウンド トリップ エンジニアリングでの属性型、操作の戻り値型、操作のパラメータ型、操作の例外型に関連する CORBA アドイン アクションへの変更が含まれます。
既存の CORBA モデルは、これらの変更を認識し、識別するように (このリリースが) 変換します。この変換はフォーワード エンジニアリングを選択した場合のコード生成時と、リバース エンジニアリング時に自動的に行われます。さらに、コード生成時にもう 1 つの段階 - CORBA 変換プロセスが追加されています。このホット フィックスのインストール後に既存の CORBA モデルでコード生成を初めて実行すると、この変換プロセスが追加されることによるパフォーマンス低下が認められるかもしれません。
メモ:
その型がモデル内で解決できない (つまり、型がモデル内で見つからないまたはモデル内に同じ名前の型クラスが 1 つ以上見つかった) 場合、その型は設定されず、警告がログに記録されます。次に示すのは、警告メッセージの形式です。
[互換性のために CORBA 型参照を解決します: 開始 ]
警告: クラス <fully qualified class name> - 操作 <operation name> - <item type> 型は解決できません - '<type string>' を使用します。
警告: クラス <fully qualified class name> - 属性 <attribute name> - 型は解決できません - '<type string>' を使用します。
[互換性のために CORBA 型参照を解決します: 終了]
* <item type> は「パラメータ型」、「戻り値型」、「例外型」のいずれかになります。
コード生成が読み取り専用サブユニットまたは読み取り専用モデルで発生している場合、この変換はコード生成時に実行されません。したがって、その型は設定されません。このような場合に変換を完了させるには、これらのユニットを書き込み可能にする必要があります。
重要:上記の手順に従って Rose 2003 で CORBA モデルを変換してしまうと、以前のバージョンの Rose とは互換性がなくなります。Rose 2003 にアップグレードする場合は、以前のバージョンの Rose でこのモデルを作業することがないことを確認してください。以前のバージョンで作業してしまうと、モデルが破損することがあります。
Rose CORBA アドインは拡張され、CORBA IDL のリバース エンジニアリングとフォワード エンジニアリングを繰り返し実行可能になりました。繰り返しの機能を使用する場合、IDL ファイルのリバース エンジニアリングは従属関係の大きいものから小さいものの順に行われることが重要です。たとえば、最大の従属ファイルのリバース エンジニアリングが最初に実行され、最小の従属ファイルが最後に実行されます。
障害 |
説明 |
RATLC00054223 |
CORBA アドインが「#undef」を認識しない。 |
RATLC00212301 |
CORBA アドインが、型参照の格納に論理ビュー構造を使用しない。 |
RATLC00212792 |
修飾子がパラメータ型定義内に配置される - ユニーク ID が保存されない。 |
RATLC00368093 |
CORBA/IDL 生成結果コード内での操作/型の順番が正しくない。 |
Rose CORBA オンライン ヘルプには古い Rose 内部エディタ (R2Editor) の記述があります。ただし、本リリースの Rose CORBA は新しい内部 Rose エディタを使用します。
障害 |
説明 |
RATLC00039757 |
定義と同じ行に配置したコメントによって CORBA リバース エンジニアリングが失敗することがある。 |
RATLC00041558 |
CORBA コード内で #include の完全パスを抑制できない。 |
IBM Rational Rose Data Modeler は、UML (Unified Modeling Language) 表記法を使用したデータベース モデリングと設計のためのツールです。論理モデルとして UML オブジェクト モデルを、物理モデルとしてデータ モデルを使用することを可能にします。また、データ モデルとデータベース間の同期を維持できるようにします。
Rose Data Modeler アドインは、特定のデータベース要求に対応するため、名前の短縮をサポートするようになりました。次に示す仕様のページが拡張され、DDL 生成に SQL 名を指定できるようになりました。名前の短縮論理がこのフィールドに適用されます。[比較と同期] 機能も、選択したデータベース/DDL スクリプト内のデータ モデリング要素名と (SQL 名が空欄でなければ) SQL 名を比較します。
名前の短縮メカニズムは、SQL 名が空欄でなければ、SQL 名に適用されます。SQL 名が空欄の場合は、データ モデリング要素の実際の名前に適用されます。この新たな名前の短縮メカニズムは、アルファベットの母音を取り除くアルゴリズムを使用し、名前の一意性を確保します。名前の短縮は、(Rose の起動前に) レジストリ設定を変更することによって、設定できます。次のレジストリ エントリが、(下記に示すように、サポートするデータベースごとのデフォルトの値を使用して) インストーラによって自動的に設定されています。このレジストリ設定を変更するには
1. 「Adaptive Server」- 値 128
2. 「ANSI」- 値 128
3. 「DB2」- 値 128
4. 「Oracle」- 値 30
5. 「SQL Server」- 値 128
上記の設定に基づいて、DDL に生成された、半角英数文字にて 128 文字以上の名前は、フォーワード エンジニアリング プロセス中に自動的に短縮されます。したがって、DDL に生成されたすべての名前がこれらの文字列のデータベース コンテキスト内で有効になることが、この機能によって保証されます。
次の状況が 1 つ以上存在すると、Rose ログに警告が出力されることがあります。
1. 名前の短縮を適用したが、 SQL 名が空欄である。
メモ: SQL 名のユーザー入力が正しければ、Data Modeler はそれを受け入れ、名前の短縮を適用したという通知は発行しません。
2. SQL 名の競合が発生している。
メモ:名前の短縮がデータ モデリング要素の名前/SQL 名に適用された場合、モデル内のその SQL 名前フィールドはそのモデル内で更新されません。
Rose Data Modeler はデータ モデルとそれから変換されたオブジェクト モデル間の比較をサポートするようになりました。オブジェクト モデルと変換されたデータ モデル間の次の差分が比較レポートに表示されます。
1. データ モデル内の外部キー変更。[すなわち、変換された依存/非依存リレーションシップの親/子が変更された]
2. データ モデル内の主キー変更 [すなわち、主キー列の追加/削除]
3. オブジェクト モデルから削除されたが、データ モデルにまだ存在するオブジェクト
4. データ モデル内にないオブジェクト モデル内の属性
5. データ モデル内の属性データ型変更で、データ モデル内のそれに対応する列データ型にない変更
データ モデル-オブジェクト モデル比較ウィザードでは、将来の参照用に差分レポートをテキスト ファイルに保存することも可能です。
データ モデル-オブジェクト モデル比較ウィザードを使用するには
1. スキーマを右クリックします。
2. [Data Modeler] から [オブジェクト モデルとの比較] を選択します。
3. オンラインの手順に従って、選択したデータ モデルとそれから変換されたオブジェクト モデルを比較します。
メモ:データ モデルに変換先のオブジェクト モデルがある場合のみ、比較は正しく実行されます。
Rose Data Modeler は、データ モデルとオブジェクト モデル間の同期を変換中にサポートするようになりました。[宛先内の余分な要素の削除] オプションを変換中に選択すると、余分な要素が削除されます。[宛先内の余分な要素の削除] オプションは [データ モデルのオブジェクト モデルへの変換] と [オブジェクト モデルのデータ モデルへの変換] のどちらを指定しても、表示されます。
Rose Data Modeler は、コマンド タイプによってではなく、テーブルによって整理された DDL コマンドを生成するようになりました。下記の説明に、元の (以前の) 順番と、拡張された DDL 要素生成順を一覧表示します。
元の生成順
Drop 文
CREATE DATABASE 文
CREATE TABLESPACE 文
CREATE DISTINCT TYPE 文
CREATE TABLE
インデックス
Alter Table add Foreign Key
CREATE VIEW
CREATE PROCEDURE
CREATE TRIGGER
コメント
DDL 要素の生成順の拡張
- 補助テーブルの場合 CREATE AUX TABLE / LIKE テーブルの場合 CREATE TABLE ...Like...
- ALTER TABLE ADD COLUMN (LIKE テーブル用、列定義が存在する場合)
- テーブルのインデックス
- ALTER TABLE ADD CONSTRAINTS (LIKE テーブル用、PK 制約またはユニーク制約が存在する場合)
Rose Data Modeler は、次の DDL 文について、データベース タイプ IBM DB2 OS390 バージョン 7 の DDL ラウンド トリップ エンジニアリングをサポートするようになりました。
1. CREATE DATABASE 文 (新規追加)
2. CREATE AUXILIARY TABLE 文 (新規追加)
3. ALTER TABLE ADD <column definition> 文でのユーザー定義の列データ型定義
4. ROWID データ型
5. CREATE TABLE 文の次のキーワード
a. AUDIT
b. DATA CAPTURE
c. CCSID
d. WITH DEFAULT
e. DEFAULT
f. GENERATED ALWAYS
g. GENERATED BY DEFAULT
h. As-identity 句
i. LIKE <table name>
I. <table name> のみがサポートされます。
II. LIKE テーブルの列定義は、CREATE TABLE 文と共に生成されるのではなく、ALTER TABLE ADD <column definition> 文として生成されます。
6. CREATE INDEX 文の次のキーワード
a. BUFFERPOOL
b. PIECESIZE
c. CLOSE
d. COPY
e. Using-block
f. Free-block
g. Gbpcache-block
h. CLUSTER PART パーティション情報
i. ASC
j. DESC
7. CREATE TABLESPACE 文の次のキーワード/コンストラクト
a. LOB
b. DSSIZE
c. SEGSIZE
d. BUFFERPOOL
e. LOCKSIZE
f. LOCKMAX
g. CLOSE
h. COMPRESS
i. CCSID
j. LOCKPART
k. MAXROWS
l. NUMPARTS
m. MEMBER CLUSTER
n. Using-block
o. Free-block
p. Gbpcache-block
q. Trackmod-block
r. PART パーティション情報
ユニーク制約と主キー制約が、CREATE TABLE 文と共に生成されるのではなく、CREATE INDEX 文の直後の ALTER TABLE 文として生成されるようになりました。ALTER TABLE 文のコンストラクトは次のようになります。
ALTER TABLE <table name> ADD <constraint definition>
制約名の生成は、v7 が DDL のフォワード エンジニアリング ウィザードで選択されていると、サポートされます。
Data Modeler は Microsoft SQL Server 2000 をサポートします。次の SQL Server 2000 機能のサポートを含みます。
Data Modeler では、次の新規要素に対して仕様を作成、編集、使用できます。
Data Modeler は、DB2、Oracle、SQL Server に対するデータ記憶のモデリングをサポートします。次の作業が行えます。
拡張されたテーブル仕様を使用して、テーブルスペースにテーブルを割り当てることもできます。
Data Modeler はデータ モデル内でモデリング ビューをサポートします。次の作業が行えます。
障害 |
説明 |
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rose00054342 |
VAJ 3.2 はサポートされない。 |
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rose00056595 |
VisualAge では、コンテナ管理型 EJB の永続性は Bean 管理型として認識される。 |
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RATLC00237106 |
SQL 2000 内のテーブル所有者が dbo でない場合、主/外部キーが Rose にリバース エンジニアリングされない。 |
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RATLC00246184 | SQL Server 2000 のデータベースをリバース エンジニアリングした後で関係を削除しようとすると、Rose がハングすることがある。 | ||||||||||||||||||||||
RATLC00248119 |
Windows NT Simplified Chinese のフォワード エンジニアリング ウィザードに [ブラウズ] ボタンが見つからない。 回避策: 絶対パスを入力します。 |
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RATLC00248121 RATLC00248122 | Windows NT Simplified Chinese の [フォワード エンジニアリング] ダイアログ ボックスと [フォワード エンジニアリング] ウィザードにテキストが混じって表示されたり、フィールドが重なる場合がある。 | ||||||||||||||||||||||
RATLC00367758 |
正しい Oracle オブジェクトのデータ モデル タイプ マッピングは以下のとおりです。
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RATLC00373262 |
変更と適用が不正な SQL フォーマットを発生させることがある。 |
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RATLC00373752 | Oracle (8 / 9 ) データベースからリバース エンジニアリングしようとすると、データベースの各テーブルに複数のインデックスが割り当てられていても、テーブルに対して 1 つのインデックスしかモデルに作成されない。 | ||||||||||||||||||||||
RATLC00444561 |
親制約を変更すると、新規列が生成される。 |
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RATLC00447653 |
DB2 7.x DDL スクリプト (未サポートのキーワード) をリバース エンジニアリングする際パーサー エラーが発生する。 |
フレームワーク アドインは、新規モデルを作成する際にテンプレートとして使用することができるフレームワークのライブラリを提供します。フレームワーク アドインは、フレームワークの追加を支援するためのウィザードも提供します。
障害 |
説明 |
RATLC00053045 |
Rose をアップグレードした後、フレームワークが正常に起動しない。 |
Rose J アドインは、真のラウンド トリップ エンジニアリングをサポートします。また、広範囲のフレームワーク サポートを提供します。このリリースの Rose J アドインは、次の新機能を提供します。
· J2EE Deploy アドインが追加され、WebLogic、WebSphere、Sun Reference Implementation と Borland Enterprise 4.5、5.1 サーバーへの配置が可能になりました。
· ソース コード生成とリバース エンジニアリングのための CM 統合を提供します。
· Rose をインストールした後で、Rose J を使用することで、サポートする Java IDE の存在を自動的に検出することができます。
以前のバージョンでは、管理ユニットがロードされていない場合にコード生成またはリバース エンジニアリングを実行しようとすると、ユニットがロードされていないため不正なコードが生成される可能性があることを知らせるダイアログが表示されました。Rose 2003.06.00 とそれ以前のバージョンでは、コード生成またはリバース エンジニアリングの実行を成功させるために、どのユニットのロードが必要であるかを容易に判断することができませんでした。
Rose J モデル クロージャの自動ロード機能は、フォワードとリバース エンジニアリングを成功させるために必要な正しいモデル クロージャを自動的に決定します。この機能を使用すれば、Rose が必要なユニットのロードを保証します。
Rose J モデル クロージャの自動ロードを使用するために必要な手順を次に示します。
I. モデル クロージャの自動ロード機能用モデルを有効にするには
a. 新たに作成された Rose 2003.06.12 モデルで自動ロード機能を有効にする方法
モデルの [自動ロード用にモデルを保守] フラグを次に示す方法で有効にします。
1. Rose 2003.06.12 でモデル ファイルをロードします。
2. ブラウザ内でモデル アイテムを右クリックします (ブラウザ ツリーのルート)。
3. [仕様を開く] を選択します。
4. [基本] タブで [自動ロード用にモデルを保守] を選択します。
5. モデルを保存します。
モデルが、モデル クロージャの自動ロードに対して有効になります。
b. Rose 2003.06.12 以前に作成された Rose モデルで自動ロードを有効する方法
モデルの [自動ロード用にモデルを保守] フラグを有効にし、モデルを強制保存します。
1. レジストリ キー \HKCU\Software\Rational Software\rose\Rose\ForceSave を「Yes」に設定します。
2. モデル全体とすべてのサブユニットを Rose 2003.06.12 で開きます。
3. 「新たに作成された Rose 2003.06.12 モデルで自動ロード機能を有効にする方法」の手順に従って [自動ロード用にモデルを保守] を選択します。
4. Save the model.すべてのサブユニットを保存するかの確認が表示されたら、[はい] をクリックしてすべて保存します。
5. レジストリ キーの値がリセットされます。別のモデルを強制保存する必要がある場合は、上記の 1-4 のステップを繰り返します。
II.モデル クロージャの自動ロード機能の使用方法
i. 今回のみ自動ロード
ii. 常に自動ロード
iii. 自動ロードなしで継続
以前のリリースでは、開発者は Rose J の Enterprise JavaBean ウィザードを使用してローカルとリモートの両方のインターフェイスを提供する EJB を定義することができませんでした。EJB 2.0 仕様によると、リモート クライアント ビューとローカル クライアント ビューの両方を 1 つの Enterprise Bean に対して提供することが可能です。この拡張により、ローカルとリモートの両方のクライアント ビューを提供する 2 つのロールを持つ EJB を作成することができます。
次の新しい機能が含まれます。
1. ローカルとリモートの両方のクライアント ビューを持つ EJB の作成 [J2EE -- EJB の仕様] のページでコンポーネント名 (リモート インターフェイス) とローカル名 (ローカル インターフェイス) の両方のチェックボックスをオンにすることで、2 つのロールを持つ EJB を作成することができます。
2.2 つのロールを持つ EJB からのクライアント ビューの削除 2 つのロールを持つ EJB の [J2EE - EJB の仕様] ページを開くことができます。コンポーネント名またはローカル名のいずれかのチェックボックスをオフにすれば、対応するクライアント ビューが削除されます。
3. 2 つのロールを持つ EJB への EJB メソッドの追加 新しいコンテキスト メニュー アイテムが EJB クラスに追加されました。リモート/ローカル EJB メソッドを Bean クラスに追加し、リモートとローカル インターフェイスにエクスポートすることができます。新しい操作のステレオタイプ、EJBRemoteLocalMethod が作成されています。EJB ビジネス メソッドをローカルとリモート インターフェイスの両方にエクスポートする際、そのステレオタイプが EJBRemoteLocalMethod に設定されます。
4. 2 つのロールを持つ EJB からの EJB メソッドの削除 EJB メソッドを Rose ブラウザまたはクラス図から削除できます。削除されたメソッドに対応する EJB メソッドもまた EJB から削除されます。
5. 2 つのロールを持つ EJB のフォワード エンジニアリングとリバース エンジニアリング 2 つのロールを持つ EJB の Java ソース ファイルと配置ディスクリプタを生成することができます。2 つのロールを持つ EJB の Java ソース ファイルと配置ディスクリプタから Rose モデルを更新することもできます。
EJB クエリーと EJB 抽象スキーマ名を Rose から設定することができるようになりました。Rose の以前のバージョンでは、EJB をフォワード エンジニアリングする際、EJB クエリーまたは EJB 抽象スキーマ名を EJB 配置ディスクリプタ ファイル内で手作業で更新する必要がありました。EJB 配置ディスクリプタ ファイルをリバース エンジニアリングする場合には、EJB クエリーまたは EJB 抽象スキーマ名についての情報を Rose モデル内に設定できませんでした。
1. [メソッドの仕様] のページにある [EJB クエリー] タブから EJB Find または Select メソッドに対する EJB クエリーを入力/更新することができます。
2. EJB 配置ディスクリプタ ファイルをリバース エンジニアした後、Find または Select メソッドの EJB クエリーが Rose モデルに設定されます。[メソッドの仕様] のページから EJB クエリーを読み取る/更新することができます。
3. EJB をフォワード エンジニアリングする際、Find または Select の EJB クエリーが EJB 配置ディスクリプタに書き込まれたことが確認できます。
4. [J2EE -- EJB の仕様] のページから EJB 抽象スキーマ名を入力/更新できます。
5. EJB 配置ディスクリプタ ファイルをリバース エンジニアリングした後、EJB 抽象スキーマ名が Rose モデルに設定されます。[J2EE -- EJB の仕様] のページから EJB 抽象スキーマ名を読み取る/更新することができます。
6. EJB 抽象スキーマ名は、EJB をフォワード エンジニアリングする際配置ディスクリプタに書き込まれます。
Rose J / JBuilder 9 と JBuilderX (10) を統合するサポート
Rose J / JBuilder 9 と JBuilderX の統合には、JBuilder 8 とそれ以前のバージョンに現在提供される統合サポートと同じタイプのサポートが含まれます。Rose はコンピュータ上にインストールされている JBuilder のバージョンを実行時に検出することができます。Rose は JBuilder9 と JBuilder 10 を (Rose J / JBuilder 統合でサポートする JBuilder バージョンとして) 認識することができるようになりました。JBuilder のバージョンが検出されると、Rose J と JBuilder 間の統合が有効になります。インストールされている JBuilder のバージョンを検出するには、以下のように操作します。
· Rose J の [プロジェクトの仕様] ダイアログを開きます。
· [コード生成] タブを選択します。
· [IDE の検出] を選択します。
Rose J の [プロジェクトの仕様] ダイアログでは、[基本データ型] タブで型を追加したり、削除することによって、基本データ型を管理することができました。型を追加するには、新規エントリを追加するためのボタンをクリックすることで、Java の完全名フォーマットでエントリを追加しました。型を削除するには、リストからその型を選択して、[削除] ボタンをクリックしました。基本データ型の結果リストは、ローカル マシンのレジストリに格納されました。これまでの Rose J 基本データ型サポートでの主な制限には次に示すものがありました。
1. 基本データ型はチームまたは組織間で共有できません。つまり、基本データ型を標準化/統一化する方法はありません。
2. 基本データ型を追加、削除するユーザー インターフェイスを拡張する必要があります。
上記の制限を解決するために、次の拡張が Rose J 基本データ型サポートに追加されました。
基本データ型の追加と削除
1. クラス図またはブラウザ内でターゲット クラスを右クリックします。
2. [Java / J2EE]、[基本データ型] タブを選択します。
基本データ型リストの表示
1. クラス図またはブラウザ内でターゲット クラスを右クリックします。
2. [Java / J2EE]、[基本データ型の表示] を選択します。
J2EE 配置アドインは、BEA Weblogic 5.1、BEA WebLogic 6.0、および IBM WebSphere 3.5 などのアプリケーション サーバーに J2EE モジュールを配置する J2EE 配置機能を既に提供していましたが、次のアプリケーション サーバーへの EJB 配置も提供するように拡張されました。
Rose で J2EE アプリケーションを構築する場合、J2EE 配置アドインを選択することで、Rose から Borland Application Server 4.5 または Borland Enterprise Server 5.1 に相当する EJB コンテナに EJB を配置できるようになりました。配置可能な JAR ファイルが生成され、その JAR ファイルをサーバーの指定のパーティションに配置することができます。
追加された Borland Application Server 4.5 と Borland Enterprise Server 5.1 への配置は、ほかの配置オプションと同じ方法で利用できます。次に、配置アドインを使用するための基本的な手順を説明します。
1. ターゲット サーバー (Borland Application Server 4.5 または Borland Enterprise Server 5.1) がインストールされている必要があります。
2. J2EE 配置アドインをアドイン マネージャで有効にします。そのためには、[Deploy] チェック ボックスをオンにします。
4. Rose 内の Java クラスの論理パッケージ構造とコンパイル済みの Java クラス ディレクトリが一致するか確認します。
XML 配置ディスクリプタのエディタが選択されていると、そのエディタが表示されます。
· EJB、Java クラス、配置ディスクリプタが JAR ファイルにアーカイブされます。
· EJB コンパイラが呼び出され、配置可能な JAR を生成します。
Rose J/CM 統合を使用して、Rose J ソース コード、XML ファイル、EJB-JAR、WAR ファイルをソース管理システムに配置することができるようになりました。Rose J アドインからソース管理システムのエクスプローラを起動することもできます。
メモ: Rose J/CM 統合は、標準 SCC API をサポートするソース コード管理プロバイダのみをサポートします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SourceCodeControlProvider\ProviderRegKey
このキーに、次の設定に一覧表示される製品のうちのいずれか 1 つ (ClearCase など) の値を設定します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SourceCodeControlProvider\ProviderRegKey\InstalledSCCProviders
使用する SCC プロバイダ (通常、 ClearCase または Microsoft Visual SourceSafe) に合わせて、設定します。
生成されたコード ファイルを格納する場所を選択するには、[ソース管理のソース ルート パスの選択] ボタンをクリックします。そのソース コードの CLASSPATH からルート パスを選択します。[CLASSPATH の編集] をクリックすると、このダイアログ ボックスから CLASSPATH を編集することもできます。ルート パスは、Rose Java のプロパティとして Rose モデル内に保存されます。ルート パスには、仮想パスを使用することもできます。仮想パスは、Rose の仮想パス マップ機能によって定義します。
ClearCase を使用する場合、ルート パスには、VOB 内のディレクトリを必ず指定してください。
以下に、ClearCase をソース コード管理製品として使用する場合を例にして、Rose Java と構成管理システムを統合するための基本的な作業手順について説明します。
レジストリの ProviderRegKey キーに ClearCase がソース コード管理製品として正しく設定されていることを確認します。レジストリの設定を変更する必要がある場合は、Rose を再起動します。
ClearCase エクスプローラで、Rose Java のファイルをソース管理下に置くために使用できる VOB があることを確認します。ソース管理用のソース ルート パスとして、VOB 内のディレクトリを設定します (「Rose Java と構成管理システムを統合するための設定」に記載されている [プロジェクトの仕様] ダイアログ ボックスの設定方法の説明を参照してください)。
· コード生成処理のステータスを示すメッセージ ボックスが表示されます。
· 以下に示すような、処理に関する情報が Rose の [ログ] ウィンドウに表示されます。
13:58:02| コンポーネント C:\Documents\joan\temp\joanac_view\JoanaVOB\myDemo\PkA\JavaA.java - コード生成の開始
13:58:06| ファイル C:\Documents\joan\temp\joanac_view\JoanaVOB\myDemo\PkA\JavaA.java の SCC への追加は正常に実行されました。
選択したプロジェクト ルート パスの下に、パッケージ PkA と *.java ファイル (JavaA.java) 用の新しいディレクトリが作成されたこと、ソース コード管理下に適切に置かれたことを確認するには、ClearCase エクスプローラを起動します。 起動するには、[ツール] メニューの [Java / J2EE] をポイントし、[ソース コード管理エクスプローラの使用] をクリックします。
Rose で次の操作を行うと、必要な CM 操作が ClearCase に正しく装備されたかどうか確認することもできます。
図またはブラウザで、JavaA クラスを右クリックします。 [Java / J2EE] の下に、次のコンテキスト メニュー オプションが表示されます。
Rose をインストールすると、Rose J アドインを使用することで、サポートする Java IDE がコンピュータにインストールされているかを検出できます。
検出を行うには、[IDE の検出] ボタンを選択します。このボタンは、[J2EE / Java] の [プロジェクトの仕様] 内の [コード生成] タブにあります。このボタンをクリックすると、次に示す IDE のうちのサポートするバージョンを Rose J アドインが検出し、その IDE と統合できるようにします。
Rose J はすべての使用可能な、サポート対象の Java IDE を自動的に検出します。Rose J のこの新機能を使用すれば、複数の IDE との統合が可能です。
rose00072794 |
Java コードがコード生成時に削除できる。 |
RATLC00018087 |
中カッコ ({) なしでネストされた「if」が存在する *.java ファイルをリバース エンジニアリングすると、パーサー エラーが発生する。 |
RATLC00018283 |
Rose J コードを生成するには、親パッケージの *.sub か、*.mdl ファイル、またはその両方を書き込み可にする必要がある。 Rose 2002 リリース 2 では、Rose J コード生成に関する新規の要求を含んでいました。つまり、Rose J コードの生成を成功させるには、関連する *.sub ファイル (*.cat ファイルが管理ユニットである場合) か、*.mdl ファイル (*.cat ファイルが管理ユニットでない場合)、またはその両方を書き込み可能にする必要があり、必要なファイルが書き込み可能でなかった場合はエラー メッセージを表示し、Rose J のコード生成は実行しない、というものです。この新たな要求は、次の項目を解決するために、Rose 2002 リリース 2 に追加されました。 RBU 72794 - コンポーネントのデフォルトまたはカスタムのプロパティを変更した後にコード生成を行うと、Java コードが失われる。 Rose 2003 では、RBU 72794 の解決法をエンジニアリングし直しました。 Rose 2003 では、クラスのコンポーネントが読み取り専用のサブ制御ユニットの中にあったとしても、そのクラスをフォワード エンジニアリングすることができます。この場合、問題が発生しているかもしれないということをユーザーに通知するための警告が Rose の [ログ] の中に記録されます。Rose の [ログ] には次のような情報が記録されます。 1. クラスを初めてフォワード エンジニアリングする場合、自動同期機能を使用してクラスの名前を変更する場合、またはパス マップから仮想パスを変更してそのクラスをフォワード エンジニアリングする場合、次に示す情報が Rose の [ログ] に表示されます。 11:20:17| 警告: ファイル D:\DMDefect\RATLC18283\test.sub は読み取り専用です - ファイル $TEMP2\P1\c1.java のコンポーネント コンポーネント ビュー::P1::c1 へのマッピング情報を保存できません。 2. EJB を初めてフォワード エンジニアリングする場合、またはステレオタイプを変更する場合、次の警告が Rose の [ログ] に表示されます。 11:40:12| 警告: ファイル D:\DMDefect\RATLC 18283\test.sub は読み取り専用です - コンポーネント ステレオタイプが コンポーネント ビュー::P1::aaEJB に対して更新されていません。 3. プロパティ エディタで CmIdentification または CopyrightNotice プロパティを変更した後、クラスをフォワード エンジニアリングする場合、次の警告が Rose の [ログ] に表示されます。 11:42:04| 警告: ファイル D:\DMDefect\RATLC 18283\test.sub は読み取り専用です - CmIdentification 情報が コンポーネント ビュー::P1::c1 に対して更新されていません。 11:42:04| 警告: ファイル D:\DMDefect\RATLC 18283\test.sub は読み取り専用です - CopyrightNotice 情報が コンポーネント ビュー::P1::c1 に対して更新されていません。 |
RATLC00026990 |
Rose は無効な EJB ホーム インターフェイスのコードを生成することがある。 |
RATLC00027472 |
スペースのない文字列をリバース エンジニアリングすると、パーサー エラーが発生する。 |
RATLC00027867 |
EJB を生成する際、Bean とクラス間で複数の依存関係が作成される。 |
RATLC00028953 |
リバース エンジニアリング用に選択しなかったファイルをパーサーが不正に処理する。 |
RATLC00041965 |
デフォルト言語で EJB クラスが作成される (Java に割り当てられる必要がある)。 |
RATLC00047451 |
EJB を新規作成する際、コンポーネント名にサフィックス Remote を追加できない。 |
RATLC00052722 |
EJB 以外の操作に対して javadoc を生成する際、Rose 2002 が @link と @param を混在させる。 |
RATLC00053974 |
リモート インターフェイス内に Business メソッドがなく、Remote 例外をスローする。 |
RATLC00054964 |
2 つ以上のパラメータを持つ操作を作成すると、間違った順序のパラメータを持つ操作をリモート インターフェイスのクラスに対して Rose が作成する。 |
RATLC00055880 |
型のキャストがあるコードをリバース エンジニアリングすると、パーサー エラーが発生することがある。 |
RATLC00056912 |
フォワード エンジニアリング時にコードが interclass から削除されることがある。 |
RATLC00212420 |
すべてのユニットをロードしないと、コード生成時に Rose がクラッシュすることがある。 |
RATLC00212864 |
デフォルトの @tags が以前有効になっていると、ユーザー定義のタグが既存のクラスに対してリフレッシュされない。 |
RATLC00212990 |
「}」と「else」の間にスペースがないと、Java コードのリバース エンジニアリング時にパーサー エラーが発生する。 |
RATLC00213022 |
Java コード生成の明確なセットアップ手順を含むよう、Rose J オンライン ヘルプを更新。 |
RATLC00213156 |
エンティティ Bean クラスを選択して、永続プロパティを true に設定すると、Bean クラスがシリアル化可能インターフェイスを実装する。 |
RATLC00213199 |
複数のパッケージ内にパラメータが存在する場合、Rose J の操作本体がコメントによって除外される。 |
RATLC00213537 |
EJB でコード生成を実行する際、メソッドに対する Javadoc コメントが不正に生成される。 |
RATLC00213635 |
Java RE & CG が操作とコード本体の一部を不正にコメントとして除外し、ソース ファイルの最後に移動させる。 |
RATLC00213659 |
操作に対する 1 つ以上の Java throw 句が、リバース エンジニアリング時の完全名の解決中にエラーを発行する。 |
RATLC00213747 |
内側のクラスのメソッドから外側のクラスのインスタンスにアクセスするために使用するクラス識別子を Rose J パーサーが認識しない。 |
RATLC00213818 |
Rose の JBuilder 7.0 の検出。 |
RATLC00214007 |
JDK 1.4 フレームワークを含む拡張。 |
RATLC00214056 |
CreateException と FinderException が EJB 2.0 CMP Local のモデルにない。 |
RATLC00214119 |
Rose - JBuilder 7 との統合 - EJB をリバース エンジニアリングすると、ejbmodule ツリーに空のエントリが作成される。 |
RATLC00233010 |
"if / else" 文内にコメントのある java ファイルをリバース エンジニアリングすると、エラーが発生することがある。 |
RATLC00239392 |
クラスを階層深くまで削除した後、autosync が機能しなくなることがある。回避策: autosync を再起動するために、Ctrl+G を使用してコード生成を手動で実行してください。 |
RATLC00239503 |
ユースケース ビューの下でパターンが適用できない。GOF と Java パターンをユースケース ビューの下で適用すると、Rose がハングします。 |
RATLC00239811 |
Rose 2001A.04.11 のインストール後、JBuilder 7.0 IDE リンクが正しく動作しないことがある。このような状況が発生した場合、トラブルシューティングと手作業での統合作業が必要となる場合があります。 |
RATLC00365249 |
EJB を作成すると、Rose がクラッシュすることがある。 |
RATLC00365344 |
CMP フィールドが作成できない。 |
RATLC00368252 |
インターフェイス クラスに対する Rose J のコード生成で、そのコード内のモデル内にない操作が削除される。 |
RATLC00368531 |
Java コードの生成で、無効な構文エラーが発生することがある。 |
RATLC00436230 |
Rose J パーサー エラーが、新規の InitialContext() のリバース エンジニアリング時に発生する。 |
RATLC00438120 |
EJB またはサーブレットのコメント中に日本語文字があると、フォワード エンジニアリング後、不正な文字が生成される。 |
RATLC00438280、RATLC00446560 |
Java の仕様の [コード生成] タブ内の日本語文字が正しく表示されない。 |
RATLC00440865 |
Rose J のリバース エンジニアリング前のコードが、フォワード エンジニアリング後のコードと異なる。 |
RATLC00441381 |
フォワードとリバース エンジニアリング中に、「コンパイル可能な」Java コードが削除されたり、移動される。 |
RATLC00443032 |
[仕様] ダイアログ ボックス内で、日本語のコメントが正しく表示されないことがある。 |
rose00054342 |
VAJ 3.2 はサポートされない。 |
rose00056595 |
VisualAge では、コンテナ管理型 EJB の永続性は Bean 管理型として認識される。 |
RATLC00040971 |
C:\ (ルート ディレクトリ) からソース コードを参照できない。 |
RATLC00040977 |
|
RATLC00042697 |
J2SE 1.3 フレームワークの Java の構文チェックでエラーが発生する。 |
RATLC00211357 |
*.java ファイルの最後に改行があると、パーサー エラーが発生することがある。 |
RATLC00213460 |
日本語版の Rose で、Java モデル (フランス語の文字を含む) をロードすると、ペタルの構文エラーが発生する。回避策: 日本語 UI の Rose を使用している場合でも、システムのロケールをフランス語 (WindowsCPI 252) のロケールに変更すれば、ペタルを処理できるようになります。 |
RATLC00213636 |
J2EE テンプレート内に javadoc @param がない (JBuilder で警告が発生する)。 |
RATLC00213654 |
JBuilder との統合: 1 つ以上の EJB モジュールをリバース エンジニアリングした後、2 つ目の EJB コンポーネント間の関係が失われることがある。 |
RATLC00213731 |
JBuilder との統合: メッセージ駆動型 Bean に関連するクラスが、Rose で更新されないことがある。 |
RATLC00213772 |
autosync をオンにしたまま Rose で ejb の名前を変更すると、JBuilder 内の xxxLocal.java ファイルが更新されない。 |
RATLC00229104 |
Rose J/CM 統合:[ヘルプ] ボタンが正しく動作しないことがある。 |
RATLC00238820 |
Rose/SunOne 4 統合を使用する場合、コードの生成が選択した新規プロジェクトにではなく、クラスに割り当てられた元のプロジェクトに対して実行される。 |
RATLC00248528 |
内部エディタ (JBuilder X Editor など) 以外のエディタを使用している場合、自動同期機能を使用中に変更を行おうとすると、 Rose に適切に反映されないことがある。 回避策: Rose の内部エディタを使用してください。 |
RATLC00248531 |
論理ビュー/メイン図上でクラスを作成後、コード生成が正常に開始しない。 回避策: クラスをダブルクリックすると、コード生成が開始します。 |
RATLC00248545 | 書き込み保護パッケージに含まれるファイルの JBuilder からユニットを削除する際に表示されるはずのファイル削除警告が正確に機能しない。 |
RATLC00370940 |
public final 定数のあるいくつかのクラスをリバース エンジニアリングすると、Rose のパフォーマンスが低下する。 |
RATLC00371268 |
次の *.java コードをリバース エンジニアリングすると、パーサー エラーが発生する: //--- http-Params |
RATLC00371334 |
UNIX/Linux で作成または更新された *.java ファイルを読み取り中、パーサー エラーが発生することがある。End-Of-Line ターミネータを誤って解釈した可能性があります。 |
RATLC00444408 |
次のコメントが Rose J のパーサー エラーを発生させることがある。 public void no2() throws Exception, //コメントがパーサー エラーを発生させる ClassCastException { } ケース 2: public void no3() { String s1 = ""; |
Rose Oracle8 を使用すると、Oracle8 リレーショナル スキーマからオブジェクト モデルを作成したり、そのモデルを拡張して Oracle8 オブジェクトの機能を利用することができます。
IBM Rational Rose Oracle8 は、既存のリレーショナル データベースをビジュアル化します。既存のビジネス オブジェクトの発見やコンポジションを促進します。この機能を利用すると、既存のリレーショナル データベースに対する投資を無駄にすることなく、オブジェクト モデリング手法の長所を最大限に生かしながら、クライアント/サーバー アプリケーションを開発することができます。
障害 |
説明 |
RATLC00434774 |
外部キー ウィザードに関する Rose オンライン ヘルプの更新 |
Rose Oracle8 アドインは、Windows 98 で実行される Oracle 8.0.5 またはそれ以上のバージョンのみをサポートする |
Rose Model Integrator の [オプション] から [新規フィルタ...] を選択すると、[Model Integrator のフィルタ設定] ダイアログが表示されます。このダイアログを使用すると、 下に表示される GUI フィルタ グループをプロパティを含めすべて無視することも、Model Integrator での比較やマージで無視したい GUI フィルタ グループを個々に選択することもできます。
上記に記載したフィルタ グループのいずれか、または [すべてを無視] をクリックすると、Model Integrator は、2 つ以上のコントリビュータから選択したフィルタ グループに関連したすべての差異を非表示にします。
[すべてを無視] を選択すると、リストされているフィルタのすべての差異が非表示になるので、フィルタ グループを個々に選択することはできなくなります。
[場所] と [次元] のフィルタ グループを使用すると、それぞれのフィルタのチェックボックスの右側にエディット ボックスが表示され、フィルタの値を入力できるようになります。2 つのコントリビュータにピクセル単位で入力した値がプロパティの値以下の場合、そのプロパティには差異または競合は表示されません。それ以外のプロパティ、[フォント]、[色]、[可視性] は、フィルタ値に関連付けられていません。
フィルタのオプションを選択し、[OK] を選択すると、フィルタ設定が保存され、これ以降のセッションに適用されます。
Rose Model Integrator に 2 つ以上のコントリビュータをロードし、その後フィルタの設定を変更すると、[この変更を有効にするには、コントリビュータを再ロードする必要があります。] というメッセージが表示されます。この場合、もう一度 [コントリビュータの追加] ダイアログを開き、実行する操作に合わせて [マージ] または [比較] ボタンをクリックする必要があります。このメッセージは、フィルタ オプションがコントリビュータを追加する前に選択された場合に表示されます。
Rose Model Integrator アドインでは、7 つまでのコントリビュータ ファイルのモデル要素を比較して、その差分を検出し、ベース モデルにマージすることができます。
Rose Data Modeler は制約やインデックス キー列を、「KeyList」という名前の Data Modeler 固有のプロパティとしてモデル (.mdl) ファイル内で永続化します。これは一意の ID のカンマ区切りのリストで、データ モデルをマージする際に Rose Model Integrator (MI) に発生した問題が記載されます。この問題は、データ モデルの DDL を生成する場合に現れていました。主キーがモデル内に表示されているにもかかわらず、テーブルに主キーがないという警告が出力されました。それ以外に、テーブルの仕様が開けないという別の問題が現れることもありました。マージされたデータ モデルは破損し、それ以降のデータ モデリング開発に使用することはできなくなりました。
Rose Data Model で Rose Model Integrator を効果的に使用できるようにする拡張が加えられました。以前どおり、Rose Data Model で Rose Model Integrator を使用することができる上に、次の拡張機能が利用可能になります。
モデルのいずれかが以前のバージョンの Rose で保存されているため、結果として作成されたモデルがエラーを含む可能性があることを示すダイアログ ボックスが表示されます。
要素
説明
theDependency as
DependencyRelation操作に追加された依存関係を戻す
theOperation as Operation
依存関係を追加する対象となる操作
theSupplierName as String
依存関係のサプライヤの名前
theSupplierType as Attribute
依存関係のサプライヤ属性
DeleteDependency
説明 · この関数は、操作から依存関係を削除します。
構文 · IsDeleted = theOperation.DeleteDependency ( theDependency )
要素
説明
IsDeleted as boolean
クラスの依存関係が削除されていると True の値が戻る
theDependency as DependencyRelation
削除する依存関係
theOperation as Operation
依存関係を削除する対象となる操作
- GetDependencies
説明 · この関数は操作から依存関係のコレクションを取得します。
要素
説明
theDependencies as
DependencyRelationCollection操作に属する依存関係のコレクションを戻す
theOperation as Operation
依存関係を取得する対象となる操作
3. 1) と 2) に記述した変更をサポートするために行われたペタルへの変更
次に示す項目が操作のオブジェクト構造の一部に追加されました。この依存関係のサプライヤは属性オブジェクト参照です。
(object Operation " PK_T_01"
quid "3EEFA8A10270"
visible_modules (list dependency_list (object Dependency_Relationship attributes (list Attribute_Set (object Attribute
tool "Data Modeler"
name "Order"
value "1"))
quid "3EEFB4850245"
stereotype "PK"
supplier "LogicalView::Schemas::S_0::Table1::COL_0"
quidu "3EEFB4800180")
stereotype "PK"
concurrency "Sequential"
opExportControl "Public" uid 0)
Rose Model Integrator では、モデル要素が別のモデル要素から参照されていると、正しいマージを検証することができない場合があります。Rose Model Integrator が自動マージした依存関係を考慮せずに、マージの矛盾を手作業で修正すると、このようなことが起こります。Rose Model Integrator はこの問題をマージ エラーとして表示し、マージしたモデルを保存できないようにします。このような問題が発生した場合、依存関係の両側を選択することによって、手作業でエラーを解決する必要があります。
この制限が発生する一般的な状況は、依存関係オブジェクトからサプライヤ属性が参照するノード (制約が適用する列) が削除されたが、依存関係オブジェクト (制約) が削除された場合です。この場合、2 つの選択肢があります。それを削除しないコントリビュータにサプライヤを解決するか、制約を削除するコントリビュータに制約を解決するかのいずれかを行う必要があります。
「競合をログ ファイルに記録する」機能を使用すると、Model Integrator のユーザーは、7 つまでのモデルを比較する場合に、競合する要素のハード コピーを生成することができます。
1. Model Integrator アプリケーション内のコントリビュータを選択して、ロードします。
2. [比較] を選択します。
競合が選択された最初のノードが存在するモデルが Model Integrator に表示されます。すべてのコントリビュータのプロパティ値もスクリーンの右側のセクションに表示されます。競合のあるアイテム (モデル全体の) をログ ファイルに記録するには、[ファイル] メニューから [競合のログ記録] を選択します。このオプションは、アプリケーションが「比較」モードにある場合のみ有効になります。
3. このオプションを選択すると、(コントリビュータ間で) 競合のあるアイテムをログ記録する先のファイル名と、各コントリビュータに対する値を ([名前を付けて保存] ダイアログ ボックスに) 入力するよう要求されます。
メモ: ログ ファイルの形式はテキスト (*.log) または CSV (*.csv) のいずれかに指定できます。CSV 形式を選択すると Excel でファイルを開くことができるため、全体的なレイアウトが保持されます。
ログ ファイルは次に示す情報を提供します。
RATLC00213591 |
ベース コントリビュータを使用して *.cat ファイルをマージすると、Rose Model Integrator がアクセス違反でクラッシュする場合がある。 |
RATLC00228098 |
マージ作業中に関係が失われることがある。 |
RATLC00230575、00234656、367566 |
Rose Model Integrator でモデルをマージすると、クラスが図内に 1 回以上表示される。 |
RATLC00367538 |
マージすると、クラスの重複が発生することがある。 |
障害 |
説明 |
RATLC00239863 |
Rose Model Integrator がメッセージとオブジェクトを重複して生成することがある。 |
IBM Rational QualityArchitect は、エンタープライズ JavaBeans と COM などの技術で構築されたミドルウェア コンポーネントをテストするための統合ツールの強力なコレクションです。
QualityArchitect は Rational Rose と共同で、Rose モデル内のコンポーネントと相互作用のためのテスト スクリプトを生成します。生成されたテスト スクリプトは、編集したり、開発環境または Rational TestManager から直接実行することができます。
QualityArchitect を使用すると、次の作業を実行できます。
IBM Rational QualityArchitect には専用のリリース ノートが提供されています。この製品についてさらに詳しくは、Quality Architect の readme ファイルを選択してください。このファイルには [スタート]、[プログラム] メニューからアクセスできます。
Rose Webgain TOPLink ウィザードは、データ モデリングの最終ステップ --- データ アクセスを支援します。このウィザードは、Webgain 社の TOPLink 製品との統合により、永続的な実行時環境のための、テーブルから Java クラスへの詳細なデータ アクセス マッピングの作成を補助します。
Type Library Importer アドインを利用すると、COM コンポーネントのタイプ ライブラリをモデルにインポートできます。 そのためには、COM コンポーネントを Windows エクスプローラからドラッグして、IBM Rational Rose にドロップします。
タイプ ライブラリをモデルへインポートする方法を制御できます。たとえば、次のような点を制御できます。
バージョン管理アドイン (旧名はソース コード管理アドイン) によって、IBM Rational Rose と SCC 準拠のバージョン管理システムを統合することができます。使用頻度の高いバージョン管理コマンドを、[ツール] メニューと Rose のショートカット メニューから直接利用できるようになります。
Rose 98i で使用可能であった Visual SourceSafe (VSS) 統合は、Rose 2000 リリースでバージョン管理アドインに組み込まれました。したがって、このアドインが VSS 固有の機能を含む機能セットを処理するようになりました。VSS アドインを使用したバージョン管理下に既に置かれているモデルをアップグレードするには、次の手順を実行します。
1. Rational Rose でモデルが開いていないことを確認します。
2. Microsoft Visual SourceSafe で、そのモデルに属するすべての管理ユニットをチェックアウトします。
メモ: バージョン管理アドインからは、そのモデルがほかのバージョン管理システムで管理されていることを認識できないので、バージョン管理アドインによって管理ユニットをチェックアウトすることはできません。
4. 同じ SourceSafe プロジェクトに存在するユニット各セットに対して
a. [ツール] メニューから [バージョン管理] をポイントし、[バージョン管理に追加] をクリックします。
c. [ブラウズ] をクリックして、そのユニット ファイルが存在する作業フォルダに対応するプロジェクトを検索します。
d. そのユニットを再びチェックインしたい場合は、[チェックアウト状態を維持する] オプションをオフにします。
そのモデルは既にバージョン管理下にあるので、バージョン管理アドインの管理ユニットの更新ではバージョン管理情報を追加するだけです。これで、そのユニットのチェックアウトとチェックインに、バージョン管理コマンドを使用できるようになります。
Rose バージョン管理アドインの [最新バージョンを取得] オプションには、次に説明するようにロードしたユニットのすべてのサブユニットにアクセスするための機能が追加されました。この機能を使用すれば、サブユニットが別のユーザーのコンピュータに存在する場合にもアクセス可能です。
バージョン管理の [最新バージョンを取得] オプションを選択すると、ロードされているかどうかにかかわらず、すべての管理ユニットのリストが次のダイアログに表示されます。これまでは、ロードされている管理ユニットだけがリストに表示されました。
このダイアログで使用できるオプションは以下のとおりです。
*メモ: [ロードのたびに確認する] チェック ボックスは、[再帰的に適用する] チェック ボックスがオンの場合にのみ表示されます。
適切なチェック ボックスを選択したら、強調表示されているファイルの [取得] を選択します。
ファイルへのアクセスは、[再帰的に適用する] の選択によって異なります。
[再帰的に適用する] がオンの場合、選択したファイルのすべてのサブユニットに再帰的にアクセスされます。 ソース管理下にないサブユニットがあると、メッセージ ボックスにメッセージが表示されます。
[ロードのたびに確認する] チェック ボックスがオンの場合、[最新バージョンを取得] コマンドを使用してアクセスしたすべてのサブユニットのメッセージ ボックスにメッセージが表示されます。その場合、どのようなアクションを取るかをファイルごとに指定することができます。
[キャンセル] ボタンをクリックすると、[最新バージョンを取得] を選択したことによるアクションは即座に終了します。
[最新バージョンを取得] コマンドが終了すると、再帰的にアクセスされたすべてのサブユニットもコンピュータに含まれ、[未ロードのユニットをロードする] の選択に従ってロードされます。[最新バージョンを取得] オプションの下にあるチャートとその結果を参照してください。
[最新バージョンを取得] ダイアログのオプション |
|
||
未ロードのユニットをロードする |
再帰的に適用する |
ロードのたびに確認する |
|
|
|
|
[最新バージョンを取得] オプションが適用されるのは、選択したファイルに対してのみです。 Only those loaded units that have been refreshed will be reloaded. |
X |
|
|
[最新バージョンを取得] が適用されるのは、選択したファイルに対してのみです。リフレッシュしたファイルのすべてのユニットがロードされます。 |
|
X |
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[最新バージョンを取得] オプションは、選択したファイルおよびそのサブセットに対して再帰的に実行されます。 ロードされたユニットの中でリフレッシュされたものだけがリロードされます。 |
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[最新バージョンを取得] オプションは、選択したファイルおよびそのサブセットに対して再帰的に実行されます。 リフレッシュされたファイルのすべてのユニットがロードされます。 |
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X |
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[最新バージョンを取得] オプションは、選択したファイルとそのサブセットに対して再帰的に実行されます。 各サブミットには、[最新バージョンを取得] が適用される前に、実行するかどうかを尋ねるプロンプト メッセージが表示されます。 ロードしたユニットの中でリフレッシュされたものだけが、リロードされます。 |
X |
X |
X |
[最新バージョンを取得] オプションは、選択したファイルとそのサブセットに対して再帰的に実行されます。 各サブミットには、[最新バージョンを取得] が適用される前に、実行するかどうかを尋ねるプロンプト メッセージが表示されます。 リフレッシュされたファイルのすべてのユニットがロードされます。 |
障害 |
説明 |
RATLC00213515 |
サブパッケージが読み取り専用であっても、Rose がサブパッケージをバージョン管理に追加することを許容することがある。 |
障害 |
説明 |
RATLC00238101 |
Merant PVCS の 7.5.00 以前のバージョンがインストールされていると、Rose が CPU の大部分 (99%) を占有することがある。回避策: そのバージョン コントロール アドインを無効にするか、Rose をインストールする場合はそのバージョン コントロール アドインをインストールしないようにします。 |
RATLC00371809 |
ファイルがパッケージに結合されている場合、バージョン管理操作 (チェックイン、チェックアウトなど) が機能しなくなることがある。 |
Rose の Visual Basic アドインを使用すると、Microsoft Visual Basic で作成されたアプリケーション用のコードをモデル化、生成、リバース エンジニアリングすることができます。Rose Visual Basic アドインの各種ツールは、Microsoft Visual Basic 環境に密接に統合されているため、ラウンド トリップ エンジニアリング プロセスをシームレスに実行することができます。
Rose Visual Basic アドイン ツールには次のものがあります。
Rose Visual Basic には、WinDNA コード テンプレートへの拡張が含まれます。Visual Basic クラス用の ADB.Fetcher コード テンプレートが提供する fetch メソッドは、ストアド プロシージャまたは SQL 文のいずれかを使用してデータベースに接続できます。
メモ: WinDNA コード テンプレート用のオンライン ヘルプが提供されていますが、Rose オンライン ヘルプとは完全に統合されていません。WinDNA のヘルプを探すには、Rose オンライン ヘルプの [キーワード] タブで WinDNA Code Templates を検索してください。
このリリースの Rose Visual Basic には、新機能はありません。
IBM Rational Rose Web Modeler はビジュアル化、モデリング機能、Web アプリケーションを開発するためのツールを提供します。
N 階層 Web アプリケーションをビジュアル化、モデリングするため、Rose Web Modeler はステレオタイプとタグ付きの値のセットを Web 成果物に割り当てます。統一モデリング言語 (UML) の拡張機能が、Web アプリケーションの構築に必要な成果物のモデリングを可能にします。ステレオタイプとタグ付きの値は、UML の拡張を表します。
Web アプリケーションのモデリングを開始する前に、デフォルトの表記法を Web Modeler に設定することをお勧めします。この設定により、すべてのダイレクティッド モデリング オプションがコンテキスト メニューに表示されます。デフォルトの表記法を作成するには
1. [ツール] メニューから [オプション] をクリックします。
2. [表記法] タブで、 [デフォルト言語] を [Web Modeler] に設定します。
障害 |
説明 |
RATLC00211306 |
デフォルト言語を Web Modeler に設定していると、ユースケースの仕様が開かない。 |
Rose Web Publisher は IBM Rational Rose モデルを HTML 形式で発行できるようにします。Web Publisher アドインでは、Rose モデル (図を含む) を HTML 形式でエクスポートできます。これにより、Microsoft Internet Explorer や Netscape Communicator などの標準ブラウザを使用して Rose モデルを表示できます。Web Publisher は検索エンジンが使用するメタ タグも生成します。
このリリースの Rose Web Publisher には、新機能はありません。
RATLC00212189 |
アクティビティ図内のオブジェクトの定義が Web Publisher で発行されない。 |
RATLC00213284 / |
サブパッケージを多く含むモデルを Web Publisher で発行すると、エラーが発生する。 |
RATLC00213691 |
Web Publisher で発行する際、定義フィールドで空白文字が削除される。 |
IBM Rational Rose XML DTD アドインでは、アプリケーションで使用する文書型定義 (DTD) を作成するための、ビジュアル化、モデリング機能のほか、コード生成機能を提供します。既存の XML DTD のリバース エンジニアリングを行い、Rose のクラス図を使用してその DTD 構造をビジュアル化することができます。XML DTD をモデリングした後、構文チェッカーを使用して XML DTD を検証できます。妥当な XML DTD モデルから、コード生成機能により新しい XML DTD を作成できます。
既存の XML DTD をリバース エンジニアリングするほかに、XML 要素、要素属性、エンティティ、記法に対する Rose クラスのステレオタイプを使用して、DTD をモデリングすることができます。XML DTD のモデリングによって文書構造をビジュアル化し、変更または削除する要素定義を確認できます。複数のメンバが協力して XML DTD を開発する場合、XML DTD モデルを開発チームのメンバの間で共有し、XML 文書に必要な要件が含まれていることを確認できます。
XML DTD を初めて作成する場合、Rose XML DTD の構文チェッカーが XML DTD モデル中のエラーを検出するため、DTD を実装する前に間違いを訂正できます。ユーザー自身の環境でテストや実装を行うことができる XML DTD を生成するには、コード生成機能を使用してください。
XML から UML へのマッピングをサポートするために、IBM Rational Rose では、XML 要素や要素の属性リスト、エンティティ、記法のためのステレオタイプを使用して UML を拡張しています。ステレオタイプは、XML の演算子の記号、シーケンス リスト、選択リスト、要素と要素属性の多重度も表します。
サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。詳しくは、http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ を参照してください。
IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、ユーザーが自分でサポート情報を検索することができます。各国の電話番号については、www.ibm.com/software/support からアクセスできる IBM Software Support Handbook の Contact Information に関連する箇所を参照してください。